▼ 楽しい、ひな祭りパーティー!! ▼
お子さまのために、雛祭りパーティーを開いてあげましょう。お雛様を飾り、おじいちゃま、おばあちゃま、仲の良いお友達を招いて、ごちそうを食べたり、ゲームをして楽しく過ごさせてあげて下さい。きっと、幼い頃の楽しい思い出になりますよ。
このコーナーは、一般的な雛祭りのお料理などをご紹介しております。但し、地域性がかなりございますのでご了承下さい。尚、私たちが住む地域は、「こんな料理の風習があるんですよ」と教えていただける方は「なんでも箱!」へ。
節句のお料理
特別な料理や豪華な料理は必要ありません。お母さんの心づくしの手料理と、お菓子があれば十分です。雛祭りは、桃の節句ともいい、かわいらしい女の子の祭りです。そして、桃の香りに象徴される、春の訪れを喜ぶ行事です。
雛祭りの料理も、この「かわいらしさ」と「春の香り」が古来から二つのポイントになってきました。「かわいらしさ」の演出は「ひな」にちなんだ小づくりの品々やきれいなちらし寿司で、「春の香り」はこの頃が旬の貝や野菜などで味あわれてきました。草餅と白酒はつきものですね。 昔からのいわれを知った上で、わが家のアイディアにプラスしてみましょう。
いわれのある節句材料
願いごとがかなうといわれる巻貝のさざえや、女性の貞操をあらわす二枚貝のはまぐりがよく使われます。野菜では、芽を出すものが喜ばれ、わらびやよもぎ、木の芽などが使われ、おひたしや浅漬けにしたり花びらを白酒に浮かして楽しみます。
アイデア桃の節句料理
雛祭りが伝統行事であり、伝統料理がつきものといっても型通りの料理にこだわることはありません。お母様のちょっとした工夫とアイデアで、子供たちの喜ぶ桃の節句料理がいくらでも作れます。雛祭りにちなんだ材料や形にするのがポイントです。
●太巻き寿司
 こちら群馬県の前橋では「太巻き寿司」が雛節句の定番です。具だくさんでも、ためらわずに、一気に巻くことがコツです。
◆材料◆【米3合、合わせ酢(塩小2、砂糖大4、酢大4) 焼き海苔、干し椎茸4枚、干しかんぴょう3枚、人参小一本、ゴボウ3/1本(それぞれ細長く切る)、A(だし汁2カップ・砂糖大2・しょうゆ大2・みりん大2) 厚巻き卵2個分、でんぶ】
(1)ご飯を炊き、うちわで扇ぎながら合わせ酢を切るように混ぜる(ちなみに私は、扇風機を使う)。 (2)具は事前にかんぴょう・椎茸はもどし(当然ですが、戻し汁は捨てない)、Aのだし汁で弱火で味がしみるまで煮てさます。 (3)厚焼き卵もこがさないよう焼き細長く切る。 (4)すだれに海苔をのせ、4等分した酢めしを広げる。 (5)海苔の左右まできちんと酢めしをひきつめ、手前1pと向こう端3p分の海苔は空けておく。 (6)具をならべ、両手ですだれを持って、一気に巻く。途中で具がくずれそうな場合は両手の中指などで具を押さえながら巻くと失敗しない。 | ●ひなちらしずし
(1)ちらしずしを作る。 (2)適当な数だけ、ちらし寿司で三角三角むすびをつくる。 (3)薄焼き卵を作って三角におり、むすびに着物のように着せる。 (4)ウズラの卵をおひな様の頭に見立てて、むすびの頂点にのせる。 (5)黒ゴマや海苔を上手に使って顔を作り、飾りようじで男雛、女雛の頭飾りをつける。 (6)お皿に一対ずつおひな様をのせる。 | ●菱餅三色ゼリー
菱餅の三色にちなみ、赤、白、緑三色重ねゼリーです。 |
桃の節句定番!雛あられの作り方
桃の節句には、手作りのかわいらしい雛あられはいかがですか?お母さま、伝統文化を伝えるのは何も節句人形を飾るだけではないのですよ。こんな昔ながらの食べ物だって大切な文化なのです。ぜひ、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
◆材料◆【お餅(ご飯)適量・サラダ油・砂糖大4・水大1・食紅(赤、緑)極々小量・好みでレーズンなど】
(1)
お餅(ごはんでもOK、しかも乾燥時間が短い)を早く乾燥させるために適当(可能なら1〜2cm角くらい)な大きさに切り、ザルに広げ、風通しの良いところに干す。
(2)4〜5日ほどカリカリに干し、更にそれを細かく手で砕き1〜2日程乾燥させる。 (3)新しいサラダ油を使い、中温より少し低めでうっすらきつね色になるまで揚げる。揚げ始めるとフワ〜っと広がりお隣同士がくっつくので少なめに入れるのがコツ。  (4) 白いころもを作る。砂糖大さじ4、水1の割合のものを混ぜレンジで1分程度加熱し、手早く(3)をからめる。同様の方法で食紅を加えた赤と緑のころもを作る。
(5) レンジで乾燥させるとサクサクの、白・ピンク・緑の雛あられの出来上がり。 (6) 最後に、レーズンや甘納豆をまぜて彩りを増やしてもよい。 |
節句の演出
ひな祭りは、平安時代の「ひいな遊び」が始まり。 お姫さまたちが、紙でつくった人形や身の回りの道具を小さくした玩具でままごと遊びを楽しんだものです。そんな昔をしのびながら、この日は子供たちに普段より優雅な「ままごと」気分を楽しませる工夫をしてみましょう。室内は、椅子やテーブルを片付けて、床にはひな段と同じ緋もうせんを敷きます。そこに並べば子供たちも、ちょっと「お姫さま」気分です。ひな祭りの花はなんといっても桃をメインにします。 桃の花とのとり合わせは、菜の花やアイリスの色がきれいです。
節句の遊び
昔からよく遊ばれていたものには、「貝合わせ」や「双六」などがあります。
「貝合わせ」とは、貝の内側に絵を描いたり和歌の上の句・下の句を書き込んだりして、同じ絵やの合うもの一対を会わせる遊び。合う貝を多く取ったものが勝ちです。今のトランプ遊びの神経衰弱」のようなものですから、トランプで代用してもおもしろいでしょう。双六とは、二人が対座し二個の采(さい)を竹の筒に入れて振り出し、出た目の数だけ盤に並べた駒石を進めて、早く相手の陣に入ったほうが勝ちとなります。現在は、バックギャモンという名でおもちゃ屋で売られています。折り紙でおひな様を作ったり、おばあちゃまにあやとりやお手玉の作り方・遊び方を教わったりするいい機会かもしれませんね。今では、ほとんど消えてしまった遊びばかりです。伝承的な節句の日くらいは、大人も子供と一緒に昔の生活を振り返り、一日だけでも古典的で健康的な遊びを楽しみたいものですね。
<参考引用文献>節句の会発刊「節句の知識」
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