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桃の節句の素朴な疑問にお答えします

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素朴な疑問 雛人形 編

 雛人形飾り編 Q&A

Q:桃(上巳)の節句・雛祭りとは?
A:赤ちゃんが生まれて、初めて迎える節句を初節句といいます。三月三日の雛祭りがこの日にあたり、正式には上巳(じょうし)の節句といいます。それは、古来中国から伝わった三月の初めの巳(み)の日という意味からですが、ちょうど桃の花が咲くころでもあり、お節句を祝うのにふさわしいことから、今では桃の節句という美しい名で親しまれています。


Q:雛人形は、誰が買うのでしょうか?
A:古くは嫁入り道具のヒナ型として婚家へ贈ったという歴史もありますから、お嫁さんの実家から贈られることが多いようです。しかし現在では、可愛い子供のためという意味から、両家で折半で買うこともあります。仲人、親戚や友人は、ケースに入ったわらべ人形や舞踊人形などを贈るのが一般的です。



Q:どのようなお雛様が、人気ですか?
A:「小さい頃の想い出と共に、嫁ぐ時に持たせたい」「幼少の一時期だけではなく、後生大事に飾ってほしい」など、人形に深いこだわりを持たれるお客様が年々増えています。本来は、祖母・母親・娘と、それぞれ代々の雛人形を末永く大切に扱い並べて飾ることが正式なスタイルでしたので、復古的な傾向といえます。当店では、小型(間口80cm)の三段や更にコンパクトで上質な親王飾り、永年保存しやすく、味わい深い木目込みのお雛様などが人気です。「安い!」とお値段で満足するのか、とことんこだわり人形にお値段の価値を見いだすのか。販売員の話に耳を傾けながら見る目を養い、後悔のないお雛様をお求め下さい。

Q:高砂人形は、どうして、おじいさんとおばあさん?
A:高砂人形この人形は、こちら前橋(地域により異なる)では、一般的に嫁入りした初めての節句に嫁の里から贈られます。「おまえ百まで、わしゃ九十九まで、ともに白髪の生えるまで」...とにかく、元気に仲良く一生を共にしましょうという、いたわりの気持からです。高砂人形 高砂人形持ち物にも意味があり、おじいさんの熊手は、幸せをかきあつめる吉祥運と(九十)九まで【くまで】の言葉をかけたものです。おばあさんのほうきは、百【はく】の言葉にかけたもので、つまり災いを掃き清める意味でもあります。地域によっては、仲人さんが贈るところもありますし、高砂の代わりに雛人形セットや二人人形(立雛など)が贈られることがあります。ちなみに、嫁入りの雛としては、ひとり人形は忌み嫌われます。(画像は「吉貞」作”蓬莱高砂”です。)






Q:菱餅やひなあられに込められた美しいいわれとは?
A:「菱餅」は、赤・緑・白の三段重ねからなり、大昔の宮中から赤にはクチナシ、緑部分にはヨモギを混ぜ飾られていたようです。どちらも邪気をはらうと信じられていた薬用の食物を用いていました。赤は桃の花、緑は草餅、白は白酒を表しているという説と白は雪で覆われた大地、緑は雪解け後の新しい芽吹き、そして赤は美しい桃の花が咲く様子...つまり「春」を意味する色という説があります。菱餅雛あられ餅が菱形なのは、大切な心臓(心)を表しているともいわれ邪気をはらおうとする強い気持や娘の無事の成長を願う気持のあらわれとも言われています。「ひなあられ」は、主に桃色、緑、黄色、白の4色で、それぞれの四季をあらわしています。一年の四季を通じて娘が健康でありますようにと願う気持からです。
「ひなあられ」作り方

Q:防虫剤は、何を使ってもいいの?
A:防虫剤には、原料別にピレスロイド系製剤、パラジクロルベンゼン製剤、ナフタリン製剤、しょうのう製剤の四タイプがあります。いろいろな条件を考え合わせると、この中で人形保存に一番適しているのはナフタリン製剤を原料にしているもののようです。ただし、気をつけていただきたいのは防虫剤の二種併用をしないことです。これは、前回使用した別系統の防虫剤の臭気が残っているだけでも反応しプラスチックを変形させたりシミが付着したりする可能性があります。毎年同じ防虫剤を使用するのが安心です。また、気密性が高く、温度変化の激しい場所でたくさん使用すると一度気化した製剤が、結晶となりお顔などに付着してしまうことがあります。これを無理に取ろうとすると素材を痛めてしまいますので、風通しの良いところに放置しておけば自然に消えシミになったりしません。防虫剤は適量を守り二種併用を避ければ、末永く美しいお雛様を飾ることが出来ます。

Q:お役目を果たされたお人形は、どうすればよいのでしょう?
A:人形と書いて「ひとがた」と読むように、古来、人形は人間の身代わりとして飾られてきました。平安時代頃から子供が生まれると、枕元に這子、天児といわれる「ひとがた」を置いて、災厄を祓い、子供の無事成長を祈ったといわれています。本来は、末永くお飾りしていただきたいのですが、子供の成長とともに手狭になったりお引っ越しで止む終えず処分されたいとお考えでしたら、お子様の無事の成長を深く感謝して丁寧にご供養下さい。ご供養祭についての詳しいことは、お近くの人形店でお確かめ下さい。
  ◎人形供養のことでしたら、こちらのHPを・・・「日本人形協会」の人形感謝祭代行サービス

Q:人形を飾る日は、大安、友引がいいのですか?
A:これも、気のものですね。気にしなければ、別に仏滅でもよいのでしょうが...古来からの日本人の慣習としまして、お祝いごとを、更にめでたく祝いたいという気持から、わざわざ凶である日を選ばなくてもいいのかもしれませんね。都合で、どうしても飾らなくてはという場合ならその限りではないでしょうし。「思い立ったら、吉日」という言葉もあるくらいです、気になさらない方もいらっしゃるようですよ。それでも気になるようでしたら、飾る日にこだわらず、購入した日やおひな様が届いた日、又は初めておひな様を開けた日など、一つでも「吉の日があれば良し」とこじつけて考えてみれば気分が楽になるかもしれません。要はかわいいお子さまのためにお人形を飾ってあげたい...その気持ちが大切なんだと思います。その温かい気持を持って子育てなされば、お子さまに災いなど起こるはずもありません。

Q:いつなら値引率が高く満足いく人形が買えますか?
A:どんな販売でもそうだと思うのですが、ピークの前(雛人形なら1/中旬〜2/上旬)くらいまでが、一番品数も多くお客様のニーズに合う商品が見つかるかと思います。但し、ピーク時を超え終盤に入ると若干値引き感はございますが、選べる商品は限られてきます。一応当店では、余裕をもって在庫管理は行っています。