![]() なぜ、五月人形(鎧、兜)を飾るのでしょうか? |
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長い武家社会の中で、鎧や兜は男子にとって非常に大切なものでした。戦いでの身体防御として鎧・兜は身を守る大切な役目をもっていたため、今日では、その精神を大事にし五月人形として鎧や兜を飾るようになりました。男の子の誕生を祝い無事に成長し手、強く、立派な男子となるようにとのご家族の願いがあります。つまり、鎧、兜が身を守ってその子に災いがふりかかりませんように、受験・就職・結婚など、人生の幸福に恵まれますようにという思いが込められているのです。
鯉は清流はもちろん、池や沼地でも生息できる非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流を上がり、竜門という滝を上ると竜になって、天へのぼるという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来です)、どんな環境にも耐え、立派人になるようにとの、子供の立身出世を願う飾りなのです。また、男の子が生まれたとき、天の神様に「どうか我が子を見守ってください」と知らせる目印にするために、鯉のぼりを立てたという説もあります。
一般的には、お嫁さんの実家から贈られるとされていますが、今日では、可愛いお孫さんのために両家で折半することもあります。鯉のぼりはお嫁さん側で、五月人形はご主人側で用意することもあるようです。しかし、地方によっては、しきたりがはっきり残っている場合もあります。
子供が無事に、立派に成長するようにとのお祝いであり、五月人形は赤ちゃんの身代わりとなって厄を受けていることから、基本的には一人一飾りです。神社のお守りを二人で分けることはしないのと同様に、父親の五月人形を譲り受けたり、兄弟兼用にすることは避けたいものです。お役目を果たされたお人形をお持ちの場合は、人形の供養祭が各地で行われておりますのでおさめるのもよろしいでしょう。
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