一個が中毒量で死に至ることもあるそうです。
とにかく、水を飲ませて吐かせます。ただし、ここで注意したいのは、
絶対牛乳を飲ませないことです。
牛乳の脂肪分と反応して、ナフタリンの吸収が早まるからです。一般的には、牛乳は毒物を薄め、
吸収するのを防ぎ、胃を保護するのに有効なので誤認されていることが多いようです。

また、逆に絶対吐かせてはいけないものもあります。酸やアルカリ性
のトイレ用洗剤や石油やガソリンなどです。吐かせると消化器官や気管な
どが焼けただれます。化学的物質の誤飲は、その物質により処置の仕方が
違ってきますから、日頃のお勉強が大切になってきます。
ピーナッツやボタン型電池など異物による窒息も、かなり多いようです。
悲しいことに、1才〜4才までの幼児死亡の一番の原因は、不慮の事故です。
その内訳は、第1位が溺死、二位が交通事故、三位が機械的窒息(食物、その他)などです。
まだ自己判断ができない乳幼児期の事故は、親の責任といっても過言ではないでしょう。ちょっ
とした、注意を怠ったために大事に至ることが少なくありません。
万が一が起こってはいけないのですが、ある程度の救急処置の知識があれば、大切なお子さん
を救えるということもあります。親になった以上、子供へのしつけ教育も大事でしょうが自分の
子供を守る知識を養うことはそれ以上に大切なことだと思います。