ひねもすサウンドトラック (1)
2009年11月掲載
Soundtracks, A Go Go!

(このページの掲載作品: 映画音楽大全集 VOL.9 ローラーボール スペース1999第2シーズン 愛すれど心さびしく完全盤 愛すれど心さびしく公開当時盤 虚栄のかがり火

(ディスクデータは、メディア種別/発売年/レコード会社/レコードナンバー/原盤会社/定価/中古購入価格の順に記載)

TOP OF PAGE  MENU  HOME


映画音楽大全集 VOL.9
[オムニバス盤]
CD/1991/DIGITAL RECORDING/NKCD769/KING/\1,500/\500 [中古]


[アルバム解説] 一般のCD店では見かけたことのない、駅の広場に一時的に出店されるワゴンショップに並びそうな、いや事実そうであろう、映画音楽オムニバス盤シリーズ巻之九。 ・・・と、書くと、大したことないと思いきや、実は特定の世代にはとんでもなくありがたいシリーズで、70年代に乱発された映画音楽カバー演奏、つまり「オリジナル・サウンド本命盤!」のたぐいをまとめて復刻したCDなのです。 あの頃ってけっこう「映画音楽」が商売になった時期でして、だから話題になった映画のテーマをかたっぱしからカバー。 結果、音源がいま手に入らない曲だとか、そもそもオリジナル・サントラ盤が出たことない曲までも並んでいるのです。 今となっては中古レコード屋でEP盤を探すしかない曲までも、もし収録されてたらラッキー!てなもんで、中古屋で見かけるたびに買っているのですが、まだ5、6枚しか集まっていません(25集まで出ていることは確認しています)。

 第9集である本盤は、戦争映画などスペクタクル大作映画篇。 本盤はさすが大作映画だけあって、収録曲を見ると現在でも入手できそうな曲が並んでます。 それでも、ありがたいのは、「赤いテント」「クイン・メリー愛と悲しみの生涯」あたりか。 そして何よりも「ダラスの熱い日」!。 JFK暗殺をセミ・ドキュメンタリー・タッチで撮った渋い佳作ですが、こんなもんサントラ出てませんがな。 とにかくこの一曲のためだけに買ったわけで、買った時にはスキップしながら帰宅し、プレーヤーにセットすれば・・・あの神経症的な崩壊感に満ちたテーマ曲が見事なムード・ミュージックに! やるねえ「ギンザ・シネ・サウンド・オーケストラ」。 他にもアカサカ・スクリーン・ムード・オーケストラとか、ゴールデン・ストリングスとか、決定的にやる気のない名前のバンドがずらりと並んでいるのはご愛敬(いずれも、日本のレコード会社が集めたメンバーの演奏にバンド名を付けただけで、レギュラー・バンドではないようです)。

 この「映画音楽大全集」は、製造はキングレコードになっているので、かつてキングから発売されたカバー演奏を集めたものでしょう。 謎なのは、企画・販売の DIGITAL RECORDING というレーベルで、ネットで探っても正体がちっともわかりません。 住所は埼玉県新座市東3-3-32なのですが、そこにはガス会社が・・・。 (2009/11/20)

[収録作品](≪ ≫内は演奏者)
  • ベン・ハー ≪ギンザ・シネ・サウンド・オーケストラ≫
  • 栄光への脱出 ≪レオン・ポップス≫
  • ナバロンの要塞 ≪ギンザ・シネ・サウンド・オーケストラ≫
  • エル・シド ≪レオン・ポップス≫
  • キング・オブ・キングス ≪SDSオールスターズ≫
  • 西部開拓史 ≪ゴールデン・ストリングス≫
  • アラビアのロレンス ≪スクリーン・ポップス≫
  • 史上最大の作戦 ≪ダブル・パワー・ブラス・オーケストラ≫
  • 北京の55日 ≪スクリーン・ポップス≫
  • クレオパトラ ≪レオン・ポップス≫
  • パリは燃えているか? ≪アンサンブル・リオンソー≫
  • 赤いテント ≪スクリーン・ポップス≫
  • クイン・メリー愛と悲しみの生涯 ≪スクリーン・ポップス≫
  • 戦争と冒険 ≪ギンザ・シネ・サウンド・オーケストラ≫
  • ダラスの熱い日 ≪ギンザ・シネ・サウンド・オーケストラ≫
  • 遠すぎた橋 ≪ラリー・ネルソン・オーケストラ≫
  • 地獄の黙示録 ≪ラリー・ネルソン・オーケストラ≫
  • ガンジー ≪ラリー・ネルソン・オーケストラ≫

Amazon.co.jp アソシエイト (Amazon では取り扱いしてない模様)

TOP OF PAGE  INDEX:テーマ別コンピ  INDEX:五十音洋画  MENU  HOME

ローラーボール ROLLERBALL (1975)
音楽:アンドレ・プレビン/演奏:アンドレ・プレビン指揮 ロンドン・シンフォニー・オーケストラ
監督・製作:ノーマン・ジュイソン/原作・脚本:ウィリアム・ハリソン
出演:ジェームズ・カーン、ジョン・ハウスマン、モード・アダムス、モーゼス・ガン、ラルフ・リチャードソン、パメラ・ヘンズリー、ジョン・ベック、シェーン・リマー、バート・クウォーク、ロバート・イトー
CD/2002/VARESE SARABANDE/302 066 354 2/VARESE SARABANDE/\????/\1,200 [輸入盤中古]

 暴力的なれど一世を風靡したスポーツ、「ローラーゲーム」にインスパイアされた「ローラーボール」という架空のゲームを主役にした作品。 国家が消滅して企業連合が世界を支配し、戦いも競争も必要なくなったた近未来で、人々の暴力衝動を満たすのは、唯一、「ローラーボール」というスポーツを観戦することだけだった。 常勝チーム、ヒューストンにはチャンピオンとしてジョナサン(ジェームズ・カーン)が君臨していたが、優勝を目指して東京チームと戦おうとする矢先、「社長」(ジョン・ハウスマン)から引退を勧告される。 妻(モード・アダムス)を「会社」に奪われ、ローラーボールに心身を捧げてきたジョナサンはいぶかるが、理由は明かされない。 真相を探ろうとする彼だが・・・。

 設定だけきくと 「バトルランナー」 などと同じキワモノのようですが、説明がいっさいない架空のゲームなのになんとなくわかるルールの説得力(撮影中に地道にルールを作っていったそうな)、見ているだけでも痛い生身のスタント(スタントマンの個人名がクレジットされた史上初の作品)、徹底的な暴力描写の後に来るネチっこい話運び、決して真実をセリフで言わせない思わせぶりな演出が、異様な熱気を映画から立ち上らせ、さすが 「華麗なる賭け」 「夜の大捜査線」 の豪速球の変化球監督ノーマン・ジュイソン、無駄に見ごたえがあります。

 企業支配によるディストピアがテーマの本作、公開時、アメリカでは「ローラーボール」を実際にやろうとした馬鹿が現れる一方、そのテーマ性ゆえかヨーロッパでは大ヒット、フランスでは1年ものロングランだったとか。 なるほど美女は「会社」によって高級娼婦にされているのが当たり前の世界観、その彼女たちがパーティでクスリをキめながら「ローラーボール」のビデオで暴力に陶酔する表情、さらにトーガ風の衣装を身にまといタキシードの富豪たちとともに早朝の草原で銃をぶっ放すシーンなど、退廃的な雰囲気の絵作りはいかにもヨーロッパ好みです。 全員中国人にしか見えない凶暴な「東京チーム」も 「ブレードランナー」 のごとく、異様な世界観を助けてます(ジェームズ・カーンの 「キラー・エリート」 もそんなんだったな)。

 ノーマン・ジュイソンってカナダ出身・イギリスでデビューだそうだから、純アメリカの監督とは感覚が違うのでしょうね。 骨太の存在感を持つ映画で、侮れません。 リメイクもされるわけだ(サンザンな評判だったようですが)。

[音楽とサントラ] その存在感は、音楽でも発揮されます。 荘厳かつ重厚な、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」がメインテーマに採用されたのは公開当時も話題になりました。 私、この映画で初めてこの曲を聴いたんですが、SF映画としては法外な存在感にかなりインパクトを受けました。

 他に使われたのは、ショスタコービッチの交響曲第8番や第5番、チャイコフスキー「眠れる森の美女」に、「アルビノーニのアダージョ」。 しかし、当時は全体主義国家ソ連の体制派と見られていたショスタコービッチ、後年に偽作と判明した「アルビノーニのアダージョ」(アルビノーニの研究家レモ・ジャゾットが作曲し、アルビノーニ名で発表した)というチョイスは、いま考えれば趣深いものがあります。

 DVDの特典映像によれば、音楽に悩んでいた監督に「トッカータとフーガ ニ短調」を進言したのは編集のアントニー・ギブスで、音楽担当のアンドレ・プレビンはその後に呼ばれたとか。 プレビンはおそらくはその他のクラシックの選曲も行ったのでしょうが、電子楽器を中心に使った彼のオリジナル楽曲も3曲収録されています。 「会社」の不気味さを表現した楽曲と、パーティシーンに流れるラウンジ・ジャズ2曲。 このけだるいラウンジ・ジャズがまた、映画の淀んだ雰囲気に見事にハマってます。 (2009/11/17)


Amazon.co.jp アソシエイト このCD(輸入盤)を購入  この映画のDVDを購入  この映画の原作本を購入 

TOP OF PAGE  INDEX:SF洋画  INDEX:五十音洋画  MENU  HOME

スペース1999 - YEAR 2 (第2シーズン) SPACE:1999 - YEAR 2 (1976)
音楽:デレク・ワズワース
製作:ジェリー・アンダーソン、フレッド・フライバーガー
出演:マーチン・ランドー、バーバラ・ベイン、ニック・テイト、ジーニア・メルトン、アントン・フィリップス、スザンヌ・ロークエット(以上は第1シーズンも出演)、トニー・アンホルド、カトリーヌ・シェル、ヤスコ・ナガズミ、ジョン・ハッグ
CD/2009/SILVA/SILCD1223/FANDERSON/\2,100[輸入盤]

1999年9月13日。
月に棄てた不要核物質が突然爆発した。
月は人類の宇宙基地・ムーンベースアルファをのせたまま、
宇宙をさまよい始めた・・・
(第2シーズン・日本版オープニングナレーション)


 拙サイトで既に紹介済みの、イギリス製根暗(<死語)SFシリーズ、第2シーズンのサントラ盤。 ジェリー&シルビア・アンダーソンのプロデューサー・チーム解散(=離婚)に伴い、一部のキャスト、スタッフもシルビアとともに本作から離れ、同時にドラマも軌道修正されました。

 保安部長トニーと、何にでも変身できるキケロのジョー・・・じゃなくてマヤという異星人の女性が加入。 セットやメカニック(ヒコーキ)は前作を引き継ぎましたが、さすがにトレーナー1枚では寒いので(<推測)コスチュームは原色のジャケットを1枚はおるようになり、ストーリーもアクション重視路線に変わりました。 いや、私はこっちのシーズンもけっこう好きでしたがね。 わかりやすくて。

[音楽とサントラ] シーズン1のサントラCDへのコメントで、「バカ売れしてくんねえかな。さすれば "YEAR 2"」も出てくれると書いたのですが、売れたかどうか知り ませんがそれから5年、ドラマ設定年代から10年、制作から33年、ついに第2シーズンのCDリリース! いやめでてえめでてえ。

 第1シーズンを担当したバリー・グレイはシルビア派だったのか、音楽はデレク・ワズワースにスイッチ。 抑え目の、ストリングスやシンセサイザーで夢幻的な雰囲気が目立つ第1シーズンの楽曲に比べ、分厚いブラス、チャカチャカとエレキギターのリズム、派手なドラムアタック、サックスをフィーチャーしたアドリブ全開のフュージョンやメロウ・ジャズまで聴かれ、いい意味で下世話なつくり。 音楽としては、第1シーズンより楽しめるかも。 刑事ドラマかとおもうほどですが、盛大に使われたシンセがSFドラマ向けというアリバイづくりか。

 ちなみに音楽のデレク・ワズワース(1939-2008)はイギリスのジャズ・トロンボーン奏者、アレンジャー、コンポーザー。 なるほどこういう楽曲ができるわけですね。 (2009/11/13)

 [当サイトの関連音盤]

  スペース1999(第1シーズン)
  スペース1999(第2シーズン)(本盤)
  ファンタジック・メモリー 外国TV主題歌コレクション[第1シーズン日本語版主題歌収録]
  組曲サンダーバード:ジェリー・アンダーソンの世界[第2シーズンテーマ曲アレンジ・バージョン収録]

Amazon.co.jp アソシエイト 「スペース1999」第1シーズンDVD−BOX  「スペース1999」第2シーズンDVD−BOX  「スペース1999」第1シーズンDVDを検索  「スペース1999」第2シーズン DVDを検索 

TOP OF PAGE  INDEX:SFTV海外  INDEX:五十音TV海外  MENU  HOME

愛すれど心さびしく [FSM・完全盤] THE HEART IS A LONELY HUNTER (1968)
音楽:デイブ・グルーシン
監督:ロバート・エリス・ミラー
出演:アラン・アーキン、ソンドラ・ロック、ステイシー・キーチ、ローリンダ・バレット、チャック・マッキャン、シシリー・タイソン
CD/2009/FILM SCORE MONTHLY/Vol.12 9/FILM SCORE MONTHLY/$19.95 [輸入盤]

愛すれど心さびしく [公開時LP復刻盤] THE HEART IS A LONELY HUNTER (1968)
音楽:デイブ・グルーシン

CD/1996/WARNER/WPCR-782/WARNER/\2,400/\1,575 [中古]

 社会から隔絶して生きる孤独な聾唖の青年が下宿先の平凡な女子高生に恋心を抱き、そこから始まる心の交流と悲劇を描いた傑作・・・だそうです。 私はまったく見ないジャンルでして、音楽がデイブ・グルーシンでなければ興味なし。

[音楽とサントラ] もともとグルーシンのオリジナル・アルバム「ワン・オブ・ア・カインド」には、この映画のテーマ曲のピアノによるセルフ・カバーが収録されていまして、実は私は先にそちらに触れたのです。 後に長らく廃盤だったサントラLPが日本で初CD化された(上掲の「公開当時盤」)ことを知って購入したのですが、その後またも入手困難な状態に。 しかし2009年に、FSMからリイシューされました。 ・・・んで、また買っちゃったわけです。

 グルーシンの映画音楽としては4作目にあたり、初めてフル・オーケストラを率いての音楽ということで、本人のキャリアとしてはエポックな作品であるようです。 本CDは、公開当時LPの内容まるまると、本編使用スコア+ボーナストラック(ロック調の曲4曲。現実音楽でしょうか?)を収録。 LP盤収録の楽曲群は、美しくも悲しいようで実は明るく前向きなリリカルな曲と、60年代テイストあふれる陽気なボーカル曲で構成。 この部分だけ聴いてると、意外に明るい映画かと(私は見ていないだけに)思って しまいます。

 しかし、本編スコアのセクションは、やはりそれなりに物悲しい曲も混じり、なるほどサントラってえのも商品内容によって随分印象が違うものです。

 LP収録セクションと本編使用セクションは、あの名曲のテーマ曲をはじめ同一の曲もダブって収録されています。 本編曲がステレオ録音であることもあいまって聴いた印象はあまり差がなく、映画を見ていなくて、公開当時盤を持っている人は無理に買わなくてもいいでしょう。 ただ、あらためて聴いてみると、何かが胸に染み込んで来る心を洗われるような曲のオンパレードで、日々の暮らしに追われる中年オヤジの一服の清涼剤のようなサントラでありました。 (2009/11/07)

 [当サイトの関連音盤]

  愛すれど心さびしく(本盤)
  ワン・オブ・ア・カインド(デイブ・グルーシン)[テーマ曲セルフカバー収録]

Amazon.co.jp アソシエイト このCD(公開当時盤・国内盤)を購入(FSM盤は現時点でAmazonで取り扱っていません) この映画のVHSビデオを購入

TOP OF PAGE  INDEX:ヒューマン映画  INDEX:五十音洋画  MENU  HOME

虚栄のかがり火 THE BONFIRE OF THE VANITIES (1990)
音楽:デイブ・グルーシン
監督・製作:ブライアン・デ・パルマ/原作:トム・ウルフ
出演:トム・ハンクス、ブルース・ウィリス、メラニー・グリフィス、キム・キャトラル、ソウル・ルビネック、モーガン・フリーマン、F・マーレイ・エイブラハム、ジョン・ハンコック、アラン・キング、クリフトン・ジェームズ、ドナルド・モファット、キルステン・ダンスト
CD/1991/ATLANTIC/7 82177-2/ATLANTIC [輸入盤]

 ウォール街のエリート(トム・ハンクス)が、不倫中にひき逃げをしてしまう。 このネタをつかんだアル中新聞記者(ブルース・ウィリス)に追い詰められるが・・・。 ハンクス、ウィリス、メラニー・グリフィス、モーガン・フリーマンとスターを揃え 、若き日のキルステン・ダンスト(「スパイダーマン」)まで出ている、ニューヨークを舞台にしたブライアン・デ・パルマ監督の人間ドラマ。 私は未見。

[音楽とサントラ] デ・パルマにデイブ・グルーシンというのも意外ですが、どうなんでしょそれ。 もう少し、「ビョーキ」の入った音楽家の方がいいような気もしますが。

 さてその音楽は、といえば、木管をフィーチャーした「天国から来たチャンピオン」を思い出させる、いささかクラシカルなれどユーモラスなテーマ曲とそのバリエーション、雄大でゴージャスなファンファーレ、ロック調のインスト、ハーフテンポのラウンジ・ジャズと、サスペンス描写的な捨て曲がほとんどない、みっちり身の詰まったアルバムです。 少々、バラエティがあり過ぎる気もしますが、映画は未見でも楽しく聴ける一枚。 数十秒から1分ぐらいの細かい曲まで拾った「アンダースコア全部収録」型サントラの本盤は、惜しむらくは廃盤のようですが、比較的入手はしやすい模様。

 ただ、グルーシンらしい安定感のある楽曲群には「ビョーキ」な側面をほとんど感じず、デ・パルマ映画のサントラ、というイメージは少ないです。 以後、グルーシンとデ・パルマは組んでないみたいだし、やっぱり合わなかったのか。 (2009/11/07)


Amazon.co.jp アソシエイト このCD(輸入盤)を購入  この映画のDVDを購入  この映画の原作本を購入 

TOP OF PAGE  INDEX:ヒューマン映画  INDEX:五十音洋画  MENU  HOME


このホームページの記事を作成者の許可なしに転載・複製・編集等をすることを禁じます。
Copyright[C] 1999-2009 by FUNA