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黄葉している樹木![]() |
| 1.議員バッヂはスタートかゴールか! |
11月12日、議会運営委員会の一員として伊賀市議会を視察した。(伊賀市は平成16年1市3町が合併し、人口10万1千人の街)
内容は議会基本条例を作るまでと出来てからについてだった。応対してくれたのは平成19年の条例制定時に議長だった5期目 61歳の安本美栄子議員。
以下、その内容を抜粋してお伝えする。
この条例は、市民参加を推進する議会を目指すもので、議会の公正、透明性をもって議員はどう活動するべきか、そのあるべき姿を定めるもの。
そもそも議員が議員自身の首を絞めるような条例を作らなければならないのは議員のレベルが下がった証拠で、当時、議員の責務が分からず、バッヂをもらえばOKという議員が大半でした。今や、国会議員の活動が国民につぶさに分かるのに、一番身近なところにいる市議会議員の活動が見えないのは悲しいやないか。ではどうしたら良いのか。議会は伏魔殿、たぬき御殿とさえ言われ、改革すればするほど、「アイツのエエカッコーや」という風潮があった。議員同士、是々非々論ではなく、たとえ良いと思ってもアイツの手柄にはしたくない、というので、他の理由を持って反対をする。
この議会基本条例制定の背中を押した背景には、住民を怒らせる二つの事件があった。ひとつは合併の調印式が終わった後に、どういうわけか議員の在任特例を5ヶ月間使うことになったこと。もうひとつは、ある議員が月2万円の政務調査費を国会議員のパーティーの費用に充てていたことが新聞で取り上げられたこと。住民は怒った。さらに、16年に伊賀市自治基本条例に定められた議会の役割と責務も制定の基礎となった。
時を追って議長選は立候補制だった。議長になりたい議員がマニュフエストならぬ公約を訴え、質疑応答の後、選挙で議長を決めるいうやり方だった。私は政務調査費の使途の明確化、定数の削減、議会基本条例の制定、の3点を挙げて立候補し、議長になった。前任の議長もこの条例を作りたかったが、任期は1年のため、反対勢力に押され、ぽしゃった。そこで、私は7人のあり方検討委員会を作り、まず、そのメンバーに「合併して伊賀市議会議員はこれで良いですか?」と紙1枚持って市民に聴いてきてくれ、と頼んだ。そうしたら、出るわ出るわ議員を目の前においてボロクソ!4年に一回しか顔を見たことない、普段、議員は何やっているのか分からない、ケーブルテレビ(60-70%の普及率)を見ても、一般質問は議員と市長が議論するところなのに、数字を聴いたり、おらが地域のことばかり主張したり。NPOでさえ地域を超えてやっているのにおかしいやないか、その他、言葉遣いがどうの、態度がどうの、くだらない答弁をもらいながら、懇切丁寧な答弁をありがとうと言っている、・・・等々。委員の議員の中には、何で市民にこんな言われなきゃいけんのか、票も入れてくれていないのに、と委員会からリタイアして行った議員もいる。
それらを元に「市民が怒ることをしなければよい」単純に言えばそれが目指す方向だった。
まず、議員の顔が見えること。おらが地域ではなく、全市的に福祉・教育・街づくりなど専門分野ごとに強い議員、議会活動と議員活動の分かる議員となってゆくこと。そして議会が一枚岩になって議員提案をしてゆくこと。そうすることによって初めて二元代表制が生きてくる、と考えた。
内容的には議会報告会の開催や、一般質問の際に市長に反問権を付与すること、議員同士の討論を行うこと、各議決への議員個々の賛否を公表するなどを盛り込んだ。しかし、中でもこの二つは絶対反対の意見が上がった。ひとつは、議員が何人かに分かれて地域に出掛け、議会の活動や予算の審議状況、その他、重要と思われる事項などを市民に伝えてゆく報告会の開催。反対の本音は、今よりも忙しくなるのは嫌、今よりも勉強するのは嫌、何より市民の前で議員が比べられるのが嫌というものだった。しかし、本音は言えないので、個人的に後援会でやっているからいいんじゃないか、もっと二元代表制を勉強してからにしよう、との意見が上った。
絶対反対のもうひとつは反問権。一般質問の際に議員が質問したことに対し、執行部から逆に内容について質問されることだ。それも発言に制限がかかるから嫌だという理由だった。
何としてもこの条例を作りたかった私は反対に合わないために、当初予定だった12月議会に提出せずに据え置いた。しかし、それに対して「議長はトーンダウンした」として条例制定の賛成派が議長不信任案を提出してきた。が、成立せず。そして次の2月議会に議員提案として提出しようとしたところ、34人中18人が賛成の署名をくれた。過半数を取ったとは言え、議決時に翻ることもある。懸念して、反対派議員の地域の自治会長などを傍聴に呼んだ。結果は22対11で可決した。こうして難産の結果、産まれた条例だった。
いざ、地域に出て議会報告会を開催したところ、反対派だった議員ほど、誰よりも早く行って傍聴していた。市民はいろんな質問をして来る。議員はいつも質問する側で答弁に慣れていないので大変なことだ。市民からは、この中に条例に反対した議員は誰か、なぜ反対したのか、と尋ねられる場面もあった。緊急医療をどうするかの議論もしてもらった。議会議員のレベルを上げるには市民のレベルを上げることになる。市民を超えた議員は決していない。反問権に関しては、使ってもらい逆に質問される議員は議員冥利に尽きるわけで、一般質問には対案を持って臨み、思いのたけをぶっつけられる、自分の名を連呼して選挙カーで走るより、どれだけ宣伝効果があることか。
こうして3年間やってみて、議員同士の議論が生まれ、政策通への脱皮も進んでいる。地方の時代ゆえ地方議会がしっかりせねばならない。お金が無い時代、昔のように国の補助金が容易に回る時代ではない。地方議会は県会・国会の傘下ではない。大阪府の橋本知事が、地方がしっかりすれば日本は大丈夫だ、と言うが、本当にそのとおりだ。今こそ地方議会がしっかりと総意を作り上げてゆく時代だ。(したっきり視察にせぬように、頑張らねば、との思いを強くしました:平木)
| 2.サンマパーティー |
11月7日、小春日和に恵まれて57名の方々が参加。楽しい輪が拡がりました。野菜や肉、ワイン、お酒、焼酎、ケーキ、おかずなどの差し入れもあり、57,000円の会費が18,336円余りました。謹んで後援会へ寄付として繰り入れさせていただきました。ありがとうございました。
| 11月7日サンマパーティーの様子 |
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| 3.12月元気会 |
| 日 時 | 12月5日(土)9時30分~11時30分 |
| 会 場 | 元気ネット事務所 |
| お 題 | 市政に望むこと |
| 問合せ先 | 電話番号 0288-26-6739 |