雑記帳

聴かなきゃわからない・・・

BARBARA BONNEY

STRAUSS FOUR LAST SONGS

 FOUR LAST SONGS、オーケストラの伴奏で歌われる事も多いのですが、

このCDではピアノ伴奏で歌われています。ピアノ伴奏ではオーケストラ伴奏の天国的

響きとは違った、色彩感は少なく詩を読むような趣です。

 我が家でCDを聴いていますと声の高い部分に若干のザラついた歪感を感じます。

かってのレコードの時の声の高域再生はビビリなど問題になる事も多かったのですが

CDにはそんな問題は無いはずです、しかしCDなってからの高域の音質は大きな不

満があり、これは再生装置の問題かもしれないと気になっていたのです。

 バーバラ・ボニーの演奏会に出かけるチャンスがありました。

はたして実際の彼女の声は?、 あらー、、生の声でも高域に歪感を感じます。

わかってしまえばCDも安心して聴けます、再生装置の不備という事ではなかったよう

です。

試聴用CD

 アンプを製作してテストなどを兼ねて試聴するときの曲もある程度決まっています。

サリーガーデン」もよく使うCDの1枚です。

ややもするとリュートの響きがギターのように聴こえる事があります、そのような響

きにならない事が要点です。

 サリーガーデン

 波多野睦美(メゾソプラノ)

 つのだたかし(リュート、オルファリオン)

この試聴によく使っている波多野さんの新しいCDが楽風舎・飯口さんから届きました。

 美しい日本の歌

 波多野睦美(メゾソプラノ)       

 野平一郎 (ピアノ)

 ちょうどこのCDが送られてきたときには6N6Gのシングルアンプをいじっている

真っ最中でした。早速聴いてみたのですが、、、う〜ん!?

ところが、このあとCDを送ってくれた彼の家、楽風舎で聴かせてもらったのです。

響きがまるで違う、、我が家での試聴はなにか選択を間違えたようです。

楽風舎(飯口氏)

現用スピーカー

シーメンス オイロダイン

JBL Ti10

   
 かの部屋、楽風舎と我が家では、部屋も違えば装置も違っています、が、ラジオで

聴こうとも大型のオーディオ装置で聴こうとも曲の内容に差は無いはずです、しかし、

その聴き取れる情感は装置によって大きく違ってくるようです。

 我が家でも改めてアンプを交換して(アンプは8417三結PPに)聴き直して

みました。

出力管 8417(三結)pp直結アンプ

初段 6AU6(差動増幅もどき)

出力は約12W

 アンプ交換後の鳴り方は響きが少なく背景が暗い黒い感じです。このCDは再生装置

によって印象が大きく変わって聴こえます。

 大変に真摯な歌い方です、、、「子守唄」、「さくら横ちょう」、「落葉松」、、

ああ本物がある、、と感じさせられます。

 最初に聴いた製作中の6N6Gのアンプでは、このような真摯な姿勢の歌い方を受け

止められなかったようです。

より良い音を求めて我が家のオーディオ機材も変化してきましたが、そんな中で今回の

ような事が繰り返されていたような気がします。

・・・さっぱりうまく鳴らなかった、そんな6N6Gアンプも古い演奏、「プラターズ

などは少しぼやけている、ゆるい鳴り方が幸せな気分にさせてくれます。

このような機材による曲の向き不向きもオーディオの醍醐味(悩み?)なのでしょうか。

 

楽風舎にて

‘99/5

波多野睦美さん

つのだたかしさん

 


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