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アダン/バレエ「ジゼル」


「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「コッペリア」等と共に、バレエのレパートリーの中心を占める作品で、ロマンティック・バレエの最高峰とも言われています。初演以来数々の名バレリーナによって踊り継がれており、バレリーナ憧れの的でもあります。ハイネの「ドイツ古譚」中のヴィリ伝説(結婚前に死んだ娘の霊がこの世に留まり、踊りで若者を誘って殺す)に基づくもの。第1幕は王子に恋をした村娘ジゼルの悲劇で、第2幕はヴィリとなったジゼルを中心に展開されます。

ボニング盤は、第1幕にブルグミューラーが作曲した「ペザント(村娘)のパ・ド・ドゥ」が入っており、パリ・オペラ座図書館の自筆楽譜他をもとに復元した版、MTT盤は、それが入ってない(しかも長めのハイライトです)アメリカン・バレエ・シアター版です。1841年にパリ・オペラ座で初演されてからと言うもの様々に改編されて上演され今日に至ってますので、版はかなりあります。ハイデ振付によるシュツットガルトバレエ団の「ジゼルとウィリーたち」やエック振付によるクルベリバレエ団のも興味深いところです。演出によって使う曲が色々で、振付家の好みでしょうか。他に、マルティノン盤(ビュッセルと言う人が復元した版)なども知られています。

舞台では森下洋子、イヴリン・ハート、アレッサンドラ・フェリのジゼル、そしてルドルフ・ヌレエフ、リンゼイ・フィッシャー、タマシュ・デートリヒ、マニュエル・ルグリのアルブレヒトが印象深いです。


 「グラン・パ・ド・ドゥ」よりヴァリアシオン(アルブレヒト)


  ヴァリアシオン(ジョゼッペ・ピコーネ)をYouTubeで観る!

 

愛聴盤

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Adolphe Adam: Giselle

ボニング/コヴェントガーデン王立歌劇場管       (DECCA)★★★★☆

バレエ音楽の事ならお任せのボニングによる原典版全曲盤。「全曲」の文字に弱い人はどーぞ

Adolphe Adam: Giselle

ティルソン=トーマス/ロンドン響          (SONY)★★★★☆

バレエ音楽も得意な貴公子ティルソン=トーマスによるアメリカンバレエシアター版の「ジゼル」