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マスネ/マノン


長編で豪華なバレエはオペラ「マノン」以外のマスネの代表作から選曲されており、ライトン・ルーカス編曲によるものです。話の元はアベ・プレヴォの小説からです。19世紀の作家達はプレヴォの作品に夢中だったらく、人気ある作品だったとか。ロイヤルバレエ団の来日公演で観ましたが、映像も市販されております。私的にはダウエルのデ・グリューがとっても素敵だなぁと観ていて毎回シビレます。マクミランによる振付も素晴らしい!

1734年、モンテスキューが「マノン・レスコー」を読んだ時、ヒロインの事を、ふしだらな女とコメントしたという有名な話があるそうです。それは啓蒙主義的哲学の考えであってロマン派やその後継者達にとっては、マノンは愛すべき女性の象徴なのだそうです。でも、タイトルは「マノン」とか「マノン・レスコー」とは言え、どうみても主役はデ・グリューだと思うのですが...。自分勝手なお願いですが(笑)

バレエの方は、最後はアメリカはルイジアナの沼地へ逃げ込み、昨日までの富や華美な暮らしへの野心を捨てたマノンが、今やデ・グリューへの愛だけが全てと分かる。しかし逃避行のうちにマノンは倒れ、デ・グリューの腕の中で息絶える。こんな感じです。そう言えば、ロイヤルオペラ・ガラのテレビ放映で、この「沼地のパ・ド・ドゥ」が踊られたのにカットされてしまい残念だなぁと思った事がありました。新しくなった建物紹介の時に流れていたのが「マノン」の歌曲をオケ用に編曲した汝が碧き眼を開けで、ため息が出るくらい美しい曲です。


パ・ド・ドゥ(シルヴィ・ギエムとゾルタン・ソリモシ)をYouTubeで観る!

 

愛聴盤

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Massenet: Manon

ボニング/コヴェントガーデン王立歌劇場管      (DECCA)★★★★★

ケネス・マクミラン振付の舞台が目に浮かぶライトン・ルーカス編曲による「マノン」全曲