アザラシの分布

 アザラシ科は10属19種からなっていて骨格の特徴によりモンクアザラシ亜科とアザラシ亜科に大別されます。

 北半球では主にアザラシ亜科、モンクアザラシ亜科は主に南半球で生息しています。
モンクアザラシ

 「アザラシとは」でも説明したように、日本近海には5種のアザラシが生息しています。日本近海の中でも、種によって分布の範囲が異なります。

 ワモンアザラシは氷や流氷の多い北方の地域に多く分布しています。

 アゴヒゲアザラシは北方の浅い海域に生息し、底性の魚類やカニ・貝を食べて暮らしています。

 ゴマフアザラシはこれらより南に分布していますが、出産時には流氷上で出産するというライフサイクルを持っていて、流氷の時期が終わるとゴマフアザラシは分散して沿岸で生活します。

 クラカケアザラシも、ゴマフアザラシと同様のスタイルで生活していますが、出産後のクラカケアザラシは外洋で回遊しているとされます。

 ゼニガタアザラシは日本近海に暮らす5種のアザラシの中で最も南に分布し、流氷の千島列島など結氷しない地域で暮らしています。

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