子どもとロンドン旅行記2005年版


★ロンドン・親子ふたり旅★
行ってきました、ロンドン子連れ16泊。
旅のようすをまとめましたので、どうぞごらん下さいませ。

データ:娘は4歳、年中の女児。海外どころか飛行機もはじめて。
性格はおとなしい方・・・ではないですね、決して。
 
★飛行機★
「アジア系航空会社は子どもにやさしいよ」という名古屋在住イギリス人のアドバイスにより、
今回はアシアナ航空にしてみました。ソウル乗り換えで約16時間です。

★ソウル空港にて★
乗り換えのため2時間弱の滞在。プレイルーム(よくスーパーなどにあるようなすべり台が置いてある所)で遊んだり、ゲームセンターのような所で過ごしたり。
警備員の方から話しかけられたりもしていました(What’s your name?とか)。

★機内での様子★
乗務員の方々は娘を見てニッコリと話しかけてくれました。
キッズミールを頼んだのですが、お菓子が山のように付いてきて娘もニンマリ。
各座席の前にはパーソナルテレビが付いており、子ども番組を見てご機嫌。
窓から下に広がる雲を見て驚き、ジュースをもらいに行きがてらやさしいお姉さんたち(客室乗務員)にちょっと相手してもらったり。思いのほか楽しく過ごせたようです。

★ロンドン到着★
いよいよロンドン入り。ヒースローエクスプレスという列車に乗り、約20分で都心部へ。
そこからタクシーで宿泊先へ行きました。

★滞在先★
LSE(The London School of Economics and Political Science)の学生寮に泊まりました。
場所はCovent Gardenから徒歩5分ぐらい、市内中心部です。

・学生寮といっても日本のいわゆる「下宿」のような感じではなく、むしろビジネスホテルに近い雰囲気。清潔で安全、24時間ガードマン常駐です。学生がいなくなるホリディ期間中のみ一般客に比較的安価で開放しています。

・シャワー・トイレ・キッチンは5部屋で共同使用だったのですが、空いていたようで他の宿泊客には会いませんでした。キッチンは冷蔵庫・コンロ・電子レンジ・オーブン・電気ケトル完備。
お皿・フォークスプーン・お鍋もありました。お部屋は毎日お掃除の人が来てくれてゴミ捨て・タオル交換などしてくれました。

・朝食は1階の食堂でコンチネンタル・ブレックファストが食べ放題(シリアル、トースト、ドーナツ、フルーツ、ヨーグルト、ハム、コーヒー紅茶、ジュース、ミルクなど)。シリアルだけでも5種類ぐらい用意されているのでけっこう飽きずに楽しめました。
食堂には他の旅行客(ほとんどがイギリス人だったようです)の子どもたちの姿もちらほら。
基本的に若者グループよりファミリーや大人の方が多く、落ち着いた雰囲気でした。

・夕食は近くのスーパーで買ってきた冷凍ラザーニャなどを「チーン」したりしていました。お洗濯は地下にあるコインランドリーで。1回300円+乾燥機100円ぐらい。テレビルームも地下にありました。スタッフの人たちはとてもフレンドリーで感じがよかったです。

★ロンドンと治安★
ロンドンは比較的安全な地域です。しかしご存知の通り大きなテロがありました。皮肉なことにテロによって厳重なセキュリティーとなっていたため、いつも以上に安全な場所になっていました。街中や駅、いたるところにおまわりさんがいて旅行者にとっては道をたずねるのに便利でした。
ちなみに現在よりずっと治安が悪かった(景気が悪く失業者が多かった)15年前から4年ほどロンドンにいましたが、怖い目にあったことは特にありません。
普通の時間帯に普通の場所にいれば、日本並に安全な場所だと思います。

★何をしたか★
まず、私のロンドン時代の旧友たちに会いました。

・フィル&エイミー


フィルが旧友で、エイミーは彼の奥さん。エイミーは中国出身、本国では女優・モデルをしているそうです。大の子ども好きで、娘のことをとってもかわいがってくれました。

・エイドリアン

本職はアーティスト、英語学校の先生でもあります。言葉のいらないコミュニケーションとして、いっしょにお絵かきしてくれました。

・ダリアス


英国政府に勤めています。名古屋にも一度あそびに来たことがあり(そのとき娘は3ヶ月ぐらいでした)、一言だけ覚えているフレーズがあるそうで・・・それは「ビールを一杯ください」!

・ヘレン

昔からの付き合いですが、今ではジョージ6歳、ヘンリー3歳、エロイーズ0歳の3児のママに。娘は子どもたちと何となく遊んでいました。しかし下の子がまだ生後6週間のため、ヘレンはとっても大変そうでした・・・。

・とらさん

名古屋出身、在英20年近くの寿司職人さんです。なんと地下鉄でばったり再会しました。
現在はハロッズの寿司バーにお勤め。「久しぶりだから」と、娘にハロッズくまさんを買ってくれました!

それからネットを通じて知り合ったスペイン人親子と会いました。
・イザベル&ナターシャ
イザベルがママで、かつて4年ほどロンドンに住んでいたそうです。今回はロンドン在住のお姉さんの家に遊びに来たそう。イザベルとは何かと話が合い、すっかり仲良くなってしまいました。ナターシャは3歳の女の子。スペイン語でしゃべる・しゃべる!それに対して日本語で返事を返す私の娘。そして2人でよく笑っていました。言葉わかってるの?
子どもってほんとうに面白いですね!

★子どもと遊び★
ロンドンには子どもが遊べる場所がいっぱいあります。
特に夏休み期間中はあちらこちらで子供向けイベントをやっており、参加費無料のところも結構ありました。

・中心部から地下鉄で10〜15分のところにはCity Farmという小さな牧場がぽつぽつとあり、ニワトリやアヒルが放し飼いにされていてなかなか面白かったです。ロバさん、羊さん、牛さんもいました。柵もないので動物たちはすぐ横を歩いてお散歩していました。

・ロンドンの博物館の特徴としては体験型の展示が多いことでしょうか。
水族館ではお魚にさわれる池があったり、子ども博物館の中にお砂場や自由に着れるドレスがあったり。各館内でも工作イベントをやっており、水族館では「くらげを作ろう」
交通博物館では「バスを作ろう」。大英縛物館ではなぜかマラカスを作りました。すべて無料。

・娘に大変受けていたのは(子供向けというわけではないですが)滞在先にほど近いCovent Garden(オードリー・ヘプバーンの映画、マイ・フェア・レディでおなじみの場所)で
演奏をしたり歌ったりしている人たちです。日本でいうと大道芸人でしょうか。
しかしこれがまた、すごくレベルが高いのです。弦楽器4重奏とかオペラとか。
基本的にプロの卵の方たちでCDも販売しており、思わず買ってしまいました。娘はいちばん前に陣取ってすっかり聴き惚れていました。

・ロンドンから電車で1時間(名古屋でいうと内海海水浴場?)のBrightonへも行きました。
昔は高級な保養地だったそうで、浜辺には小さな遊園地もあります。
大人たちは海で泳ぐというよりもゴロゴロしながら日光浴している人が多いです。
日照時間の少ないイギリスならではの光景でしょうか。
海沿いのお店でフィッシュ&チップス(イギリス名物・魚の天ぷらとフライドポテトに酢をかけたもの)を買って食べました、美味しかったです。

★母が思う、娘にとってのいちばんの収穫★
やはり「世界をのぞき見た」ことでしょう。
ロンドンは人種のるつぼ、さまざまな国の人たちが住んでいます。肌の色も違えば目の色も違う。いろんな言葉が飛び交って、娘はよく「これって英語?スペイン語?」と聞いていました(答えはアラビア語だったりする)。インド人は当然のようにターバンをかぶり、スペイン人からは熱い抱擁とキスの嵐。

小さい子どもにとっては英語そのものより違う文化・風習に触れることがいちばん面白く貴重な経験になると思います。そうこうするうちにみんなに通じる言葉が英語なのだとわかってきます。娘は英語嫌いだったのですが(私の仕事の都合で我慢させる事も多いためだと思われます)帰ってきてから「英語習いたい!」と言い出しました。


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