=================================== 「認知科学」特集論文募集のお知らせ ●特集 認知科学オントロジー                      日本認知科学会オントロジー委員会 (企画責任 株式会社大化社代表取締役 小橋康章) 日本認知科学会論文誌「認知科学」第12巻第1号(2005年3月)では,『認知科学オント ロジー』というテーマで特集号を企画します.「認知科学辞典」の改良拡充を主な目 的とした特集であるため,その目的に役立つ論文のほか辞典項目原稿を会員・非会員 から募集します. 日本認知科学会編「認知科学辞典」は認知科学研究コミュニティとその周辺における コミュニケーションを支援する道具です.紙に印刷された辞典にはさまざまな制約が あり,それらを克服しつつ内容とインタフェースのいっそうの充実を図ることが急務 となっています.初版の出版以来,「認知科学」付録のCD-ROM版,まもなく共立出版 から出版される製品版「デジタル認知科学辞典」が実現し,検索の柔軟性は著しく向 上してきていますが,辞典というものの目的と機能,辞典によって支援される行為の 性格,辞典とその他の様々なタイプの文献との関連,辞典を維持拡張するための運営 体制などについてはまだまだ工夫が必要です. 知識工学の用語では,オントロジーは特定分野の概念の体系化を意味し,その具体的 な研究開発の内容としては「a)概念の形式的表現,b)構築方法論,c)支援環境, ツール,d)具体的なオントロジーの開発,e)アプリケーションの開発等,基礎理論 から応用まで(「認知科学辞典」の項目「オントロジー」より)」の幅広いテーマ を含みます.認知科学の分野では体系化といっても窮屈な単一の概念システムを作る のではなく,当学会らしく柔軟な,さまざまな研究分野の概念や文書の関連づけや, 研究者間,また研究コミュニティと一般社会と間のインタラクションの促進を主眼と するものになるでしょう. 本特集の部門A(論文)では,認知科学の発展のために認知科学を応用すべく,通常 の辞典の概念を越えた拡張認知科学辞典(それを認知科学オントロジーのモデルと考 えても良い)のデザインを導く研究論文を採録します. 以下はそこで想定されるテーマの例ですが,これらに限定するものではありません. ・辞典の目的と機能 ・辞典によって支援される行為やインタラクションの性格 ・辞典とその他のタイプの文献との関連 ・辞典を維持拡張するための運営方法 本特集の部門B(辞典項目)では,「認知科学辞典」に掲載されるべき項目の原稿を 採録します.本誌投稿規程の「解説」の扱いになります. ◆募集要項◆ 執筆を希望する方は以下の要領に従って,部門Aまたは部門Bのプロポーザルを 提出してください. ●期限 2004年9月20日(月)必着 ●提出するもの A.論文プロポーザル 1ページ目: (1)原稿の種別(論文) (2)タイトル (3)著者の氏名・所属・連絡先(住所,電話番号,FAX番号,Emailアドレス) 2ページ目:目次案 3ページ目:アブストラクト(日本語の場合は,400字,英語の場合は約200 words程度) 4ページ目以降: 書こうとしている論文の概要を,A4用紙3〜4枚程度の 分量で,研究の目的,用いた手法,結果と,それが認知科学オントロジーに どのような貢献をするかについて,明確にまとめてください.なお,フルペーパー を添付していただいても結構です.ハードコピーの場合は,3部郵送してください. B.辞典項目プロポーザル 1ページ目: (1)原稿の種別(辞典項目) (2)辞典項目語(「見出し」に相当) (3)著者の氏名・所属・連絡先(住所,電話番号,FAX番号,Emailアドレス) 2ページ目: (1)辞典項目語(1ページ目と同じ) (2)項目語の用例2つ以上(出典を示すこと) (3)分野名    思考,知識,記憶,学習,発達,人工知能,機械学習,推論,問題解決,    ロボティクス,パターン認識,言語,自然言語処理,読み書き,神経生理,    運動,感情,視覚,聴覚・音声,その他の感覚知覚,遂行,相互作用,    人間とコンピュータのインタフェース,認知工学,支援システム,自己と性格,    臨床心理,精神医学,臨床生理,音楽,複雑系,哲学,社会科学,    コミュニケーションとネットワーク,社会心理,意思決定,文化人類学,    注意,動物認知,ニューラルネット,研究法・統計,のうちいずれか,    あるいは認知科学一般 (4)その語の採録を提案する理由. なお,200文字程度の項目原稿(解説文)を添付していただいても結構です ハードコピーの場合は,3部郵送してください. ●提出先:  〒104-0061 東京都中央区銀座8-2-9第1ゴールデンビル  株式会社大化社 小橋 康章 Email: yasuaki.kobashi@nifty.ne.jp (Subjectを,12-1: proposal としてください). 提出していただいたプロポーザルは,オントロジー委員会で査読を行います. 本特集号の内容として適切とみなされたプロポーザルの提出者に執筆依頼を行い ます.論文の執筆依頼を受けた方は「認知科学」執筆要項に従って執筆していた だくことになります.辞典項目の執筆依頼を受けた方は「認知科学辞典」執筆要項 に従って執筆していただきます. ●スケジュール 2004年 9月20日 プロポーザル提出 2004年10月18日 プロポーザル査読結果報告および執筆依頼 2004年11月19日 原稿提出 2004年12月20日 原稿査読結果報告 2005年 1月14日 最終原稿提出 (事情により,若干の変更があるかもしれません.) なお不明な点については提出先に記したアドレスまで電子メールで ご照会ください. ----------------------------------------------------------------------