
CASE METHOD
事例1:テイクアウト
夜8時頃、コーヒーハウスの窓側のテーブルで食事をしていた女性客二人が、
ウエイターの赤川を呼び止めた。
「食べきれないサンドイッチとスパゲティをテイクアウトしたい」
赤川は即答できず、東堂マネジャーに相談した。東堂は、「お料理がいたんで
しまいますので、大変申し訳ございませんが、お持ち帰りはご遠慮いただけな
いでしょうか」と伝えた。客は、「大変おいしい料理なのですが、食べきれま
せん。是非持って帰りたいのです」と言う。
討論1:あなたが東堂マネジャーであれば、どのような接客を行いますか。
討論2:今後このようなことが起こった時のためのマニュアルを作成して下さい。
事例2:ベル・ガール
イギリスに本社を置く貿易会社の社長・ボンド氏が、東堂マネジャーに詰め
寄っている。
「僕は君の常識を疑うよ、東堂。このホテルにはベル・ガールがいるけど、僕
は非力な女性に重い荷物を持たせたくない。しかも、男性客と客室で二人っきり
になって、危なくないのか」
日本人客には、既に一般的であるベル・ガールが、ボンド氏には理解されない
のであろうか。
討論1:あなたが東堂マネジャーであれば、どのような接客を行いますか。
討論2:あなたが東堂マネジャーであれば、今後、ベル・ガールという職種ある
いは制度について、どのような対応をしますか。
事例3:サービス料
アメリカから観光で日本を訪問中のジュリアが、東堂マネジャーに言った。
「ミスター東堂、なぜ日本はチップを必要としないの。良いサービスには
チップをあげたいし、悪いサービスにはサービス料を払いたくない」
東堂マネジャーは、「日本には、チップの習慣がないし、チップをもらえな
い裏方スタッフへの不平等の是正という目的もあってサービス料制度が出来上
がったのです」、とジュリアに説明しようとしている。
討論1:あなたが東堂マネジャーであれば、どのような接客を行いますか。
討論2:サービス料制度は必要か、不必要か。ディベートを行って下さい。