ゼビウス
ナムコより(ROM)84年11月8日発売 \4,900(税別)
(DISK)90年5月18日書き換え開始
ファミコン初の本格的なシューティングゲーム。
シューティングゲームはゼビウスの前にも何作かあったが、スクロールするタイプのものはこれが初めてであり、そして誰もが狂ったようにこれで遊んだのだ。ファミコンある家にゼビウスありき、このような格言さえ残したほどで、爆発的に売れたのだ。これを「第1次ファミコンブーム」という。ちなみに第2次は「スーパーマリオブラザーズ」である。
実はこのゲームには原作がある。「ファードラウト」というSFっぽい小説で、ゲームの開発者でもある遠藤雅伸氏が執筆したものだ。双葉社から「小説ゼビウス ファードラウト・サーガ(1,000円)」という小説が発行されているので、興味を持たれた方は意地でも探して読んでみてはいかがであろうか。
ゲームは、至ってオーソドックスな縦スクロール型のシューティング。舞台はゼビウス軍に侵略された南米。自機(ソルバルウ)は対空兵器である「ザッパー」と、対地兵器である「ブラスター」を発射することができ、それらを駆使して敵であるゼビウス軍をなぎ倒していく。代表的なキャラは、なんといってもアンドアジェネシス。通称安藤さん(笑)ではなかろうか。ゼビウス軍の要塞で猛烈に弾を出す。全くもっていやなやつである。
隠れキャラも豊富にある。「ソル」はその際たるもので、全16エリアに46本隠されている。アーケード版では45本だったが、ファミコン版では1本増えた。「スペシャルフラッグ」はソルバルウが1機増える貴重なキャラで、エリア1,3,5,7にそれぞれ1本ずつ存在する。
ところで、ゼビウスはアーケードからの移植だ。アーケードに登場したのが1983年のはじめ。美しい画面とは裏腹に、とってもハードなシューティング。それが当時のゲーマーの心をキャッチし、大ブームとなったのだ。そのゼビウスがファミコンに移植されると聞いて、黙っていられるわけがない。皆がこぞってファミコンを買い、品切れ店続出だった。そんなファミコン版のゼビウスは、アーケード版と比べても見劣りのしないものであった。しかし残念なのは、ファミコン版にはナスカの地上絵が無いことと、アンドアジェネシスの出現の仕方が少しヘボいところだ。アンドアジェネシスが出現するとき、ファミコン版はスクロールが止まり、全体的になんか迫力不足。まあ当時の技術からすれば十分に合格点なのだが。
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