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マリオブラザーズ

任天堂より83年9月9日発売 \4,500(税別)

Chap.1 なぜ人は戦うのか?
Chap.2 まずは一人で腕を磨く
Chap.3 いよいよ殺し合いの場へ
Chap.4 高等テクニックで相手を叩きのめす
Chap.5 ボーナスステージ攻略
Chap.6 熱く戦うために
Chap.7 裏技
Chap.8 さあ、憎き敵「友人」を倒せ!

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Chap.1 なぜ人は戦うのか?

人間とは愚かな生き物である。
人類の歴史も、戦争、紛争の繰り返しで、その度に罪のない人々が尊い命を落としていくのである。何ゆえに人は戦うのであろうか?  誰もが持っている人間の深層心理のうちの1つに、「闘争本能」というものがあるらしい。ふだんはその本能も眠っているのだが、何かがトリガとなって、突然その闘争本能が目覚めるらしい。その何かとは何であろうか?  そう、それは「マリオブラザーズ」である。うん、かなり強引である。

このゲームはご存じのように非常に単純なルールである。ただ出てくる「カメ」や「カニ」などといった敵をパンチでひっくり返してやっつければいいだけだ。 たったこれだけの単純作業の繰り返しなのだが、なぜかとても面白い。 そしてその面白さは、2人プレイのときに最大限に発揮される。また書くが、人間は誰しも闘争本能というのを持っている。 ふだんはおとなしい、隣の席のミヨちゃんだって、きっとそうである。同じことをやっていて、それが人より劣れば悔しいものだ。 しかも、それが単純、明快、簡単なものであればあるほど、人に負けたときの屈辱感、劣等感は大きい。  ここで負けた人間は、多少卑怯な手を使ってでも、意地でも、何が何でも勝ちたくなるのは当然のことであろう。そこで、こういった下手な方々が編み出したのが敵を殺さず相手を殺してしまう、いわゆる「殺し合い」なのであるが、 何度も書くように人間に「闘争本能」がある限り、別にうまい下手に関わらず殺し合いに走ってしまうのは、 いわば自然な姿であるのだ。しかし、もともとマリオがうまい人間も殺し合いに走ってしまえば、普通にやっても負け、殺し合いになっても負け、 もうどうすることも出来ないような気がする。そんな悩みを持つあなたに捧げたいのがこの特集である。負け続けでいつも枕を濡らしているあなたも、 これを読んでいただけばきっと、うまい友人をギャフンと言わせること可能なのである。最強最悪の敵は、カメでもカニでもなく、あなたの友人の操るマリオ(もしくはルイージ)なのだから。

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Chap.2 まずは一人で腕を磨く

やはりどんなことでも練習を積まなければ、決して上達しない。それはマリオブラザーズとて同じ事。練習しなければなるまい。独学である。はっきり言って、一人プレイは面白くない。しかし、友人に負けて面白くない思いをするよりは、 一人で遊んで面白くない方が数倍マシというものであろう。たぶん。そのためにも練習してね。じゃあ。で終わってしまっては、決して安くない通信料金をかけてせっかく読んでいただいている諸兄諸姉に誠に申し訳ないので、 その練習方法というか、コツというか、それを書き記すことにしよう。

明るい未来のために その1:敵の倒し方をマスターせよ

なにはさておき、これを知らないと話にならない。いかに効率よく、そして華麗に敵を倒すことが出来るか。これはマリオブラザーズにおける、一種のステータスともなっている。 また、華麗に敵を倒すことが出来れば、その死合を観戦している者達を魅了させることも出来るのだ。 マリオブラザーズには、「カメ」「カニ」「ハエ」「フリーズ」それと「ファイアーボール」という敵が登場する。 敵を倒すとき、フリーズとファイアーボールはちょっと特殊なので置いておくとして、残りの敵に共通していえるポイントというのは、 敵を自分のいる段に落とすということである。そうしないと、わざわざ敵を蹴り落とすのに上段に上がらないとダメなので手間もかかるし、 なによりマリオブラザーズの世界では、上段に行けば行くほど危険極まりないのである。特に最上段なんて、超危険なのである。 この件に関しては後述するので参照されたし。

では、敵を自分のいる段に落とすにはどうすればいいのだろうか? それは、敵のケツ目がけてパンチしてやればいいのだ。「敵は常に自分のいる段に落とせ」。これが第1のポイントである。

明るい未来のために その2:時には逃げも重要

第2のポイントは、「逃げ」である。 マリオブラザーズにおいて、敵を倒す手段というのはパンチしか用意されていない (スーパーマリオの時代になると火の玉を発射することができるのだが...)。ここで「Powブロックがあるじゃないか」と 思われた方もいるだろうが、これもパンチすることでその効果が発揮されるので、最終的にはやっぱりパンチしかないと、 まあそういうわけだ。 このことから、敵に挟み撃ちでもされた日にはもうどうしようもないような気がする。 だからといって、そのまま死亡するのは悲しすぎる。せめて逃げよ。 逃げてばかりというのも困りものだが、イザというときのためにも逃げ方を習得しておくことは非常によいことであり、 大事なことだ。 あとでもう少し詳しく書くが、カメ、カニ、フリーズはジャンプで飛び越せる。 ハエ、ファイアーボールは、下をくぐりぬける。 これもタイミングが重要なので、敵の倒し方とあわせて、逃げ方もぜひ習得しておこう。

明るい未来のために その3:敵の動き(パターン)を覚えよ

いままでの項と連携するが、敵をいかに効率よく、華麗に倒すためには、 敵の動き、性質というものを熟知していないとダメである。 また、相手を倒すにはうまく敵を活用するのが大事というか、基本である。 そのためにも敵の動きをよく覚えるという行為は、非常に重要である。マリオブラザーズには、「カメ」「カニ」「ハエ」「フリーズ」それと「ファイアーボール」という敵が登場し、一つ一つに個性的な性格が与えられている。このセクションでは、この敵の動き、倒し方などについて解説していこう。

【敵全体にいえること】
フリーズとファイアーボールを除いて、敵はパンチすることによってひっくり返る。 ひっくり返るとはマリオブラザーズの専門用語で、わかりやすい日本語にすれば「気絶」という表現になる。 ひっくり返っている状態にしてやっと敵を蹴り落とせるのだ。蹴り落とすというのも一種の専門用語で、平たく言えば「殺す」ということ。
さて、敵は一定時間のみひっくり返っている。この時間を超えると敵は強くなって復活する。 強くなるといっても動きが速くなるだけなのだが、侮ってはいけない。 強さは3段階で、カメの場合、緑、赤、青とポケットモンスターのパッケージのごとく色が変わる。青がもっとも強い。 カニやハエも同様に3段階にパワーアップするので、敵をひっくり返したら迅速に蹴り落とそう。

【カメ】
1面より登場するザコ。ドラクエでいうところのスライムといったところだ。 動きが遅いし、パンチ1回でひっくり返るので初心者でも楽に対応できるはずだ。 まずはカメを納得のいくまで殺害し、敵のひっくり返し方、かわし方などを習得してほしい。

【カニ】
4面より登場する。こいつの特徴は2回パンチしないとひっくり返らないことで、初心者が戸惑うのもこいつ。 カニ攻略の最重要ポイントは、何といっても「1回目のパンチは自分よりも後ろに飛ばす」ということである。つまりカニは2回パンチしないとひっくり返らないわけで、1回目のパンチで自分より前にいってしまうと、2回目のパンチを浴びせられなくなってしまうためだ。カニの前のほうをねらうと進行方向とは逆側に飛び、再び戻ってくるので、そのときは「その1」で書いたように自分の段に落とせばいいわけだ。ちょっと練習すればすぐにできると思うので、慣れましょう。
ちなみに「ピンクガニ」は動きが速く、よく飛ぶので、殺し合いの場には最適の敵である。

【ハエ】
6面より登場する。「ファイターフライ」という正式名称があるが、面倒なので単にハエと表記させていただく。さて、ハエの特徴は「ジャンプ」することにある。着地したときでないとハエをパンチすることができない。パンチできないということは、イコール殺せないということである。着地するタイミングを見極め、うまいことひっくり返そう。カニとは異なり 1回のパンチでひっくり返る。また、ハエがジャンプしたときに下をくぐって逃げるというのは「その2」で書いたテクだが、これは本当に使える技なので、 是非とも習得してもらいたい。これができるかどうかが、殺し合いという場において一つ優位に立つことができるのだ。 ちなみに、ハエの最強バージョンは、割と動きが速く、なかなかパンチできないので厄介。 可及的速やかに退治したいものだ。逆にいえばこれは、殺し合いの場では場を盛り上げる重要なファクターの1つであるともいえる。

【フリーズ】
9面より登場。今まで紹介してきた敵と違うところは、1回パンチさせると消滅するということと、 残しておくと床を凍らせてしまい、マリオと床の摩擦係数が極端に低くなりつるつる滑ってしまうという点だ。ちなみに滑るのはマリオやルイージだけで、敵は滑らない。特に攻略という攻略はないので、見かけたら倒そう。なお、9面以降の最下段、フェーズ表示の「P」と書いてあるところ付近にマリオを持ってくると、 ひたすらフリーズだけを殺せる。ただし、レッドファイアーボールには注意。

【ファイアーボール】
ファイアーボールには「グリーン」と「レッド」の2種類があり、色によって動きが違う。 基本的にファイアーボールは、敵が最後の1匹になったときや、フェーズの後半になると出現するようである。
まずグリーンのほうだが、これは必ず「マリオのいる段」の、「マリオとは反対側の端」からサインカーブを描きながら登場する。マリオが画面の右側にいれば、グリーンファイアーボールは画面の左側から出現するということだ。また、画面を横切れば消える。
次にレッドだが、これは動きは不規則。主に最上段あたりをよく浮遊しておられる。床にぶつかると進行方向を変える。また、かなり長時間経たないと自然消滅しない。
ファイアーボールもフリーズと同様にパンチで消すことができるが、床に接地した瞬間を狙わないといけないので、 殺害はかなり困難である。逆にいえば、ファイアーボールを消すことができるようになれば、 一人前のマリオブラリスト(マリオブラザーズをやる人)になったといえることだろう。練習あるのみですな。

以下の表は各フェーズでの敵の出る順番である。これを覚えておけば、行動判断を迅速に行えるだろう。

PHASE 敵の出現する順番
1 カメ、カメ、カメ
2 カメ、カメ、カメ、カメ、カメ
3 ボーナスステージ
4 カニ、カニ、カメ、カメ
5 カニ、カニ、カメ、カメ、カニ、カニ
6 ハエ、ハエ、ハエ、ハエ
7 ハエ、ハエ、カニ、カニ、ハエ
8 ボーナスステージ
9 カメ、カメ、ハエ、カメ、カメ
10 カニ、カニ、ハエ、カニ、カニ
11 ハエ、カニ、カニ、カニ、ハエ、カニ
12 カニ、カニ、カニ、ハエ、ハエ、カニ
13 ボーナスステージ
14 カメ、カメ、カニ、カメ、カメ
15 カニ、カニ、ハエ、カニ、カニ
16 カニ、カニ、カニ、ハエ、ハエ、カニ
17 カニ、カニ、カニ、ハエ、ハエ、カニ
18 ボーナスステージ
19面以降は、14面に戻り、それが繰り返される

明るい未来のために その4:高得点をマークせよ

今まで説明してきた「その1」〜「その3」まで読んでいただき、実際に練習してもらえればそこそこ先へ進めるようになり、殺し合いの腕も多少は上がったことであろう(随分自信有りげに言うな、わしも.)。しかし、たとえ殺し合いに勝ったとしても、相手より得点が上でなければ本当の勝利とはいえない。試合には勝ったが勝負には負けたというやつだ。本当の勝利とは、相手を殲滅させ、かつ、 相手よりも得点が上でなければいけないのだ。
 まずは、この得点表を参照してもらいたい。

  ひっくり返す 蹴り落とすor破壊 取る
カメ、カニ、ハエ 10 800 ---
フリーズ --- 500 ---
ファイアーボール グリーン --- 200 ---
レッド 1000
コイン --- --- 800
Pow攻撃 10
カメ、カニ、ハエ
500
フリーズ
800
コイン
 

これを見て、敵単体で一番得点の高いのはレッドファイアーボールだということがわかる。ということは、赤火の玉を見たら速攻で撃破しなければならない。多少の危険を冒してでもこいつを倒せれば、高得点が得られ、身の危険も多少は減る。一石二鳥というやつだ。また、普通に敵を蹴り落とすだけでは得点は800点しか入らない。しかし、ある限られた時間内に、敵を2匹3匹とまとめて蹴り落とすことができれば、2匹目以降の得点は1,600点、2,400点...と、2倍3倍に増えていく。 これを活用しない手はない。そして、あとで詳しく述べるがボーナスステージも重要なファクターである。 1人でやるときにはパーフェクトを狙わなければならない。いや、パーフェクトをとらなければならない。 2人でやるときも、相手より1枚でも多くコインをとることが重要となってくる。
まあとりあえず練習していただきたいのが「敵をまとめて蹴り落とす」ことだ。このゲームはカメであろうがカニであろうが難易度は違うのに得点は一緒であるので、カメが出てきたら確実にまとめ蹴りを実践してもらいたい。このまとめて蹴り落とすというのは、先ほど書いたように華麗なプレイの1つとなっているので、 これができれば周りの観衆もあなたを褒め称えることであろう。一つ注意しておくと、まとめて敵を蹴り落とす際、調子に乗って最後の敵を蹴り落とさないことだ。最後の敵を蹴り落としてしまうとその時点で面クリアとなってしまうので、コインを取ることができなくなる。コインは1個800点。見逃しは大きいぞ!!

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Chap.3 いよいよ殺し合いの場へ

さて、コツコツシコシコと練習してもらえただろうか?
1人でやった場合、最低でも20面くらいまではクリアしていただかないと殺し合いという場に立つにはちょっと厳しいかもしれない。では、いよいよ殺し合いに勝つためにテクニックを伝授する。

勝つために その1:ルイージを選べ

なぜだかよく分からないが、経験上、コントローラを選ぶときは2コン、すなわちルイージを選んだ方が勝利する確率が高いような気がする。 別にマリオを操っていた人がとんでもないヘタクソだったとか、そういうオチはない。

まあこれだけではあまりにも根拠が乏しいのでもう少し理論的に話を進める。
まず、Chap2.その3のファイアーボールのところで書いたように、グリーンファイアーボールというのは必ず「マリオのいる段」に登場するのだ。だからルイージを使っていればそれなりにマリオを攻撃するチャンスがあるというもの。これだけでも十分にルイージのほうがお得なのだ。だからルイージを使え。ただでさえ兄に出番を取られ存在感がないんだから、ここで使ってやらないと誰がルイージを使ってくれるのであろうか。強引です。
しかし、これを知ってしまうと誰もマリオを使いたがらなくなってしまうというのが欠点だ。我々はじゃんけんでルイージの使用権を得ていた。勝負はゲームの開始前から既に始まっているのだ。もし運悪くマリオを使うハメになってしまっても気に病むことはない。負けたとき「バーロー! 俺様は不利なマリオを使ってやったんだ。負けて当然じゃないか。文句あるか。」と かなり厳しい言い訳をすることができる。勝てば勝ったで、 「おまえルイージつかって負けてやんの。超ダサ。おとといきやがれって感じ?」と思いっきり馬鹿にしてやろう。

将棋の駒落ちのように上級者がマリオを使うと決めておけば、そんなにトラブルはないことであろう。 そんなトラブルより、これから始まる殺し合いでのトラブルのほうが256倍以上恐いですな。

勝つために その2:敵を復活させよ

基本中の基本。相手が敵を蹴り落とそうとしていたら、すばやく敵の下にいき、敵をパンチして復活させる。 相手がよほどボーッとしてるときではないと引っかかってくれないが、これが決まるとめちゃくちゃ嬉しい。逆に、あなたが敵を蹴り落しにいくときは注意が必要だ。相手が近くにいないことを確認してから蹴り落しにいこう。

勝つために その3:パンチ攻撃

その2と似ているが、これは敵ではなく、相手をパンチする。敵が近づいているのに、相手がボーッとしているような場合、すかさず相手を敵に向かってパンチする。うまく決まれば、相手はコントロールを失うためこれを回避する手段がなく、敵とぶつかり昇天してしまう。特に最上段でのパンチ攻撃は有効。ここは敵が常にいるようなところなので相手を殺しやすいが、逆に殺されやすいところでもあることに注意。パンチ攻撃を食らわないようにするには、生きた敵にあまり接近しないことと、相手の動向を常に見守るということだ。画面全体を見ていることが大事である。

勝つために その4:とにかく相手を押しまくれ

これも基本技で、相手を敵に向かって押すというものだ。押しが有効になるのは、段の切れ目や画面のスミといったところで、こういうところに相手がいたら、ぐいぐい押してやれ。逆に押されたら、ジャンプや十字キーを押すことにより、均衡を保つことができるときもある。 注意したいのが、最上段や最下段ではできるだけ押し合わないことだ。ここは敵が溜まりやすく、押し合いなんぞやっていると自分にも危険が降りかかる可能性がある。

勝つために その5:体当たり攻撃

相手に体当たりし、敵に向かって跳ね飛ばすという技だ。シチュエーションとして考えられるのは、相手が敵に挟まれたりなどで、ジャンプして敵をかわそうとしている時。あなたはすぐに相手のところに向かう。そして相手がジャンプして敵をかわしたその刹那、相手に体当たりする。すると相手は、あなたに跳ね飛ばされて、ついさっき相手がジャンプでよけた敵にぶつかって死亡するというものだ。これで相手を殺せたら、めちゃイケ指数100%であり、華麗なプレイとなり褒められる。

勝つために その6:踏み潰し攻撃

特にルイージを使っている人に有効となる攻撃方法だ。たとえばグリーンのファイアーボールが出てきたとする。必ずマリオのいる段に出てくるという例のアレだ。するとマリオは、これを回避するために上段か下段に移ろうとするであろう。そこをルイージであるあなたは狙う。マリオの頭上めがけて飛び降りるのだ。そうするとマリオはぺちゃんこに潰れ、しばらく身動きが取れなくなるため、火の玉にやられるというわけだ。ただこの場合、自分もすばやくよけないと餌食となってしまうので注意が必要だ。例としてファイアーボールを挙げたが、全般にわたって有効になる技なので、折りを見て使ってみるとよい。

勝つために その7:カニ攻撃

カニは2回パンチしないとひっくり返らないという特性を利用した技で、相手に向かってカニが飛ぶように1回目のパンチをかますというもの。特に最強に強まったピンクガニは相当に飛ぶので「十分距離があって大丈夫だ」と油断している初心者相手には有効となる。間違ってもカニ以外の敵でこれをやらないこと。カニ以外だと逆に相手に敵を蹴り落とされてしまい、何の得にもならない。1回のパンチでひっくり返らないカニだからこそ有効な技なのだ。

勝つために その8:再登場時の攻防について

最上段は危険なところであると何度か書いた。なぜかというと敵が登場するところであるし、レッドファイアーボールが最も好んで暴れまわるところだからだ。だがその反面、殺し合いという場において最もアツい展開となるのがこの最上段での戦いであり、その人の力量が試される場所でもある。

ところで、キャラクターがやられたら、上から登場するのはご存知であろう。この再登場時に無事に下段に降りられるか否かというのは殺し合いで重要なことであり、かつ、白熱するする部分でもある。 相手を自由に下段に降ろしてはいけないし、また自分が再登場するときにはいかに無事に下段に降りるかという、それはもう凄まじいまでの駆け引きが要求される。ここではパターン別に再登場時の戦い方について検証してみる。

【相手のみ再登場】
これは鉄則「相手を下に降ろすな」を適用する場面である。相手の死亡を知らせる音色が聞こえたら最上段に向かう。 さて最上段まで登ってきたら、すかさず相手を敵のいるほうに向かって蹴り飛ばす。なぜか自分の動作よりも相手に蹴り落とされる方が優先されるので、相手は蹴り飛ばされ、敵に当たってまた死ぬのだ。 また、相手の真下に敵がいる場合は、下から相手をパンチすれば、相手は真下に落下し、敵とぶつかって死ぬのである。 さらに、最上段や下に敵がいない場合相手は安心して降りてくると思うが、降りてきたらすかさずその3のパンチ攻撃だ。この攻撃が成功したら、相手はその反動で下に降りることは出来ず、最上段に戻される。降りてこようとしたら、またパンチ攻撃すればよい。この時タイミングを誤ると、逆にあなたが潰されてしまい、危ういので注意だ。

【あなたのみ再登場】
相手もきっと、あなたを下に降ろさせないために先述したようなテクを駆使して、いろいろ邪魔すると思われる。運悪くあなたが死んでしまい再登場する場合は、相手の動きを読むことが大切である。基本的に、復活して操作ができるようになった瞬間に即ジャンプしてしまえば相手の攻撃を食らうことなく制御が自分に移るが、その後どうやって敵をよけるかが問題となる。 やられてしまったのだから仕方がない、ということで敗者は圧倒的に不利なのだ。

【あなたと相手が同時に再登場】
あまりないパターンなのだが、万が一のため。 これはとにかく、相手に向かって体当たりすることに尽きる。うまくいけば、相手が敵にぶつかって死ぬこともありうる。相手より早く降りることを心がけよう。

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Chap.4 高等テクニックで相手を叩きのめす

今まで紹介してきた技は基本技であり、まだまだ序章に過ぎない。この基本をしっかりと踏まえた上で、更なる高等テクニックを駆使して相手を翻弄し、滅亡へと導くのが最高に気持ちいいであろう。 マリオブラザーズにはいくつもの細かいテクニックが存在し、とてもここですべてを書ききれないので、マリオブラザーズの花形とも呼ばれるいくつかの代表的なハイテクニックを紹介するに留めておく。これは決して、面倒くさいから一部だけでいいやー、というわけではない、と思う。

ハイテク1:お手玉

地方によりいろいろな呼び方があるようだが、我々はお手玉と呼んでいたのでここでもこう呼ぶことにする。 これはどんな技かというと、相手がジャンプした瞬間にその下にもぐりこみ、ひたすら相手を下からパンチし続けるという技。基本的にこれを食らうと相手は操作不能になるので一種のハメ技みたいなものだ。 相手が死ぬまでひたすらパンチを続けるのがポイントだが、これがなかなか難しい。自分が最下段にいて、相手も最下段に降りてこようとしているとき、降りてくる瞬間にパンチを繰り返してハメ殺す、というのが多く使われるパターンだ。

ハイテク2:ファイアーボール誘導

グリーンのファイアーボールはマリオのいる段に出てくるということを逆にうまく利用するのがこの技。つまり、マリオを選べば自分のいる段にファイアーボールが出現するので、うまくやればファイアーボールをうまいこと操ることができるのである。 たとえば、マリオを画面の端っこの方に持ってくると、ファイアーボールがマリオの反対側から出現する。このとき、同じ段にルイージがいたとするとマリオはルイージに向かって突進すると、ルイージを挟み撃ちにして殺すことができるようになる。

ハイテク3:ファイアーボールすり抜け

先ほど説明したようにグリーンファイアーボールは画面の左右をサインカーブのような波を描きながら飛来する。右から出るか左から出るかで軌跡は異なってくるが、必ず決まった軌跡を描く。この軌跡の振幅が一番高いところでは、マリオの身長より高いところをファイアーボールが通過するので、その一番振幅が高くなる場所さえ把握していれば安全にファイアーボールをやり過ごすことができよう。 具体的には図の場所になるのだが、位置合わせがすこしだけシビアなので注意したい。ファイアーボールをすり抜けられるようになると、攻撃のバリエーションも広がることだろう。

ファイアーボール安全地帯

実線が右から登場したときの安全地帯、点線は左から登場したときの安全地帯。この線上にいれば、グリーンファイアーボールは回避できる。 なお、レッドのファイアーボールに関しては有効な回避策はなく、出会ったらタイミングを見計らってパンチで消すのが良い。

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Chap.5 ボーナスステージ攻略

先ほども書いたように、殺し合いに勝っても、相手より得点が上でなければ本当の勝利とはいえない。少しでも相手よりも多く得点しようと思ったら、ボーナスステージというのは欠かせないファクターとなる。まずは1人でやって、パーフェクトを取れないとだめだ。そして、2人でやったとき、相手より1枚でも多くコインを取らないといけない。ここでは、1人と2人のときに分けて、ボーナスステージを攻略してみる。

【1人のとき】
ボーナスステージで重要なのは、決められた最善ルートを巡回して力の限りコインを集めることである。1人プレイのときは基本的に図のようなコースを取れば大丈夫。床が凍っていたり、制限時間が15秒と短いところもあるが、このコースならパーフェクトはかたい。

ボーナスステージ必勝ルート1人用

【2人のとき】
ボーナスステージのコインは全10枚で、なおかつ左右対称に配置されている。2人のときは任天堂の思惑としては図の(1)のようなコースを取って仲良く5枚ずつ取って下さいな、という感じなんだろうが殺し合いという場ではそんな甘っちょろいこと言っていてはだめだ。 ボーナスステージでのポイントは、上から2段目の4枚並びのコインを全部取れるか否かだ。下段のコインは無視して、ボーナスステージが始まったら速攻で4枚並びのコインをいただきに行く。具体的には(2)のコースを取る。そうすれば必ず相手より1枚は多く取れる。

ボーナスステージ必勝ルート2人用

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Chap.6 熱く戦うために

余談であるが、はにゃほにゃ帝国が推奨する殺し合い方法を以下に記す。これはある程度殺し合いに慣れた者同士が行うものなので、白熱すること間違いない。ぜひ皆さんもやってみてもらいたい。 というか、こんなの当たり前じゃないですか、デフォルトですよ、なんて声もちらほら聞こえる。

★Powブロックは最初に撃破
これがあると、テクニックのぶつかり合いである「殺し合い」という場においては邪道な使い方をされてしまう(殺し合い自体が本来のゲームの目的からすれば邪道なのかも知れないが...)。というか、これがあると変なことで殺されてしまうので、ゲームが始まったら何も言わずに速攻で3回パンチしてPowブロックを消せ。

★殺し合いの場は4面以降、もしくはフリーズが登場する面
4面とはカニが登場する面である。カメだけで殺し合いをしていてもいいのだが、なんとなく緊張感に欠けるので、カニが登場してからのほうがよりアツい試合展開が望まれよう。とりあえず3面までは協力プレーでもしていい雰囲気を作っておくのがいいだろう。また、フリーズがいるともっと面白いことになる。理由は後述。

★敵キャラは最強状態にしておけ
敵はひっくり返したままで蹴り落とさないでいると、徐々に強くなる。敵を最強状態にしてこそ、戦いの場に緊張が走り一層白熱したものとなるであろう。特に最強状態のカニはいい感じであろう。

★すべての床を凍らせてしまえ
先ほどの答えがこれだ。フリーズが出てきても殺さずに、床を凍結させるのをひたすら待つのだ。 凍結した床はとてもデンジャラス。戦いの場を盛り上げるのには十分といえよう。

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Chap.7 裏技

驚愕!!マリオブラザーズに無敵技が!!

無敵

マリオブラザーズに無敵技があるというから驚きである。しかも方法は簡単。
まず、レッドファイアーボールをパンチで消す。そして、それを消した場所に立つ。以上。そう、以上なのである。これだけであなたのマリオやルイージは無敵になるのである。しかし、この技の欠点を挙げるとすれば、無敵になるのはこの場所のみということと、次のレッドファイアーボールが登場した途端に無効になってしまうということか。対戦途中にいきなりこの技をやって見せるときっと対戦相手は驚くので、その隙に殺ってしまうのが吉である。

マリオが地中に埋没される!!

埋没

マリオやルイージが地中深くに埋没してしまうという脅威の技を紹介する。これもやり方はそれほど難しくはなく、最下段でマリオをジャンプさせて地面に降りてくるまでの間に、スタートボタンを猛連打するだけ。成功すると、マリオが半分くらい地面にめり込む。さらにこの状態から何度も同じことを繰り返していると、ついには完全に埋もれてしまい、画面からマリオが消えてしまう。ちなみに、地面にめり込んでいる状態だとカメ、ハエにぶつかっても死なないのだが、カニには無効だし、上から降ってきた敵には当たると死ぬという中途半端な無敵状態に突入する。

床までも貫通する!!

先ほどの地中に埋没技と関連する技だが、どの段でもいいので真上にジャンプし、着地するまでの間にスタートボタンを連打する。技が成功すると、床を貫通し、下の段にマリオがワープする。

先の地中埋没技もこの技もスタートボタンを連打することで技が遂行できると書いたが、実際には連打しなくても大丈夫で、床に着地するかしないかの微妙なタイミングのところでスタートボタンを押すだけで実はOKだったりする。ところが、この方法だとタイミングがものすごくシビアで、スターとボタン1発で成功するのはよほどなれてないと無理。連打の方が成功確率は高いのだ。しかし、スタートボタン1発でこの技を出すことができれば、対戦においてマリオ側は非常に有利に試合を進めることができよう。スタートボタン連打じゃさすがに顰蹙買うけど、1回だったらちょっとした拍子でやっちゃえば、ね?(卑怯だけど)

兄に点数を捧げます…

兄に得点を

兄思いのルイージは、自分で獲得した得点をなんと兄であるマリオに贈与してしまうことがあるのだ。マリオがルイージに恐喝しているという噂もあるが、本当のところは単なるバグのようである。写真のように、最下段の画面の端で、真上にカメやカニなどの敵が来た時にひっくり返したり、パンチでコインを取ったりするとマリオのほうに点が入ってしまうのである。対戦時にルイージを使っている場合は気をつけること。マリオに点をやることなんてない。

兄弟が同時に跳躍してゲーム開始!!

2人同時プレイでゲームを始めて、ボーナスステージまでたどり着く。そして、マリオをPowブロックの下に立たせておいて、タイムが0になるまで待つ。コインを取っては駄目である。タイムが0になったと同時にPowブロックをパンチすると、次のステージはマリオとルイージが同時にジャンプしてからゲームが始まるのだ。これだけだが、なかなか愉快である。

兄弟が同時に上段に跳躍!!

上記の技と似たような技だが、こんなのもある。1コンの右と2コンの左を同時に押す。そしてマリオとルイージがぶつかった瞬間に両方のAボタンをタイミングよく押すと、マリオとルイージ同時に上へ飛び上がれるのだ。たまには二人で協力し、こんな技を繰り出してみるのもいいかも。

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Chap.8 さあ、憎き敵「友人」を倒せ!

これでひととおり、殺し合いで勝つための説明は終わった。  後は実践あるのみ。いくら文章を読んだって、コントローラーを握り、練習しないことには上達しない。 いつも友人に負けていたその悔しさを、コントローラーにぶつけよう!  やっぱり対戦ゲーム上達のコツって、相手に負けたときの悔しさをどれだけばねに出来るかということだと思う。 悔しさがあってこそはじめて、向上心が芽生えるのだと思う。 負けて悔しいから、また、負けたくないから強くなろうとする。この志があれば、きっとマリオブラザーズも強くなれる。

では、皆様のマリオライフが潤うことを期待して、この記事を締めることとしよう。って、もう潤いませんか(笑)。

 
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