4.食べられなくて寂しいもの
地域限定商品、これが今日のテーマ。
私も今でこそ東京に住んでいますが、もともとは北海道の住人で、就職のために東京に出てきまんですよ(まあ今はその会社も辞めちゃったんだけど)。
ある日、買い物をしにスーパーに出かけたんですよ。色々と物を買い、さてそろそろレジに行こうかなと思ったとき、「あ、そうだ、あれも買わなくちゃ」と、私が地元にいた頃、
毎日のように買っていたある商品を探しました。
ところが、いくら探しても無い。地元では当たり前のように売っていたモノがないんですよ。あれ、おかしいな、とうろうろしていたんだけど、店員に聞くのもなんか恥ずかしいし、
今日はいいか、と思って、会計を済ませ家に帰ったんだね。
で、次の日も、また次の日も、私の欲しいものを探したんだけど、どの店を探しても私の欲しいものが売ってないんですよ。そしてある店でついに聞いてしまいました。
「スイマセン、「やきそば弁当」売ってないんですか?」
沈黙の後、「はい?」というつれない店員さんの返事。
「やきそば弁当...ですか?」
「ハイ」
「少々お待ち下さい」
といって、何分か待たされ、お待たせしましたと店員さんが手に持っているのは、「やきそば弁当」と書かれた値札が貼ってあるお弁当。 やきそばとおにぎり、それとこちゃこちゃしたオカズが何品か入っていて、480円。
「あ、いや、これじゃなくて、カップラーメンの一種で...」と説明するが、店員さんはぜんぜん分かっていない様子。
結局「当店では取り扱ってないみたいです、申し訳ありません」ということになり、その店を後にしたんだけどね。
やきそば弁当というのは、実は北海道でしか売っていないらしく、お湯で作るカップやきそばの一種なんですよ。 UFOとか、大盛りイカやきそばとか、そういうものを思い浮かべて下さい。
で、このやきそば弁当、非常にウマイんですよ。特に、一緒についてくる中華スープが絶品。
中華スープの粉をコップに入れて、そこにお湯を入れて作るんだけど、カップやきそばって普通中のお湯は捨てるじゃないですか。 ところが中華スープはその捨てるお湯で作れるので、非常に経済的なんですね。
そして、カップの蓋のところにお湯捨て口があるじゃないですか。そこからコップに向かってチョロチョロっとお湯を入れていくんだけど、 たまに麺のかけらが一緒に出ちゃうよね。それがまた中華スープとよく合うんだ!
ああ、食べたくなってきたぞ。
麺や、タレ(ソース)も、この辺で売っているものとはちょっと違って、またおいしいんだ。
ということで、やきそば弁当。私も帰省したときは、必ず大量に買い込んできます。
みなさんも、きっとこういうものってあるよね。
北海道って、わりとこういう「限定品」が数多くあって、面白いんだ。その他の限定品については、次の機会に※。
※編注(99.02.12):大きく間が開いてしまいましたが、No.64に関連ネタあります。
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