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| 危険地帯 | ||
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1997年作品 No.1 めざせ毎日更新 1998年作品 No.29 1998年の祝賀 1999年作品 No.60 1999年の祝賀 2000年作品 No.76 2000年の祝賀 2001年作品 No.85 2001年の祝賀 2002年作品 2003年作品 |
25.缶蹴り 今回もむうびすとさんの面白おかしいエピソードをお楽しみ下さい。 さあ、今回は少年時代に燃えた遊び「缶蹴り」だぁ〜!皆もやったことくらいはあるよね?燃える燃えないは別として。私が中学生時代に燃えた遊び、ひとつはファミコン。これは言うまでNothing!もうひとつは「缶蹴り」。家の中にこもってばかりはいなかったのだぁ。 さてさて、普通「缶蹴り」というと体一部分でも見つかったら、「なんちゃら君〜みっけ!」と言われてしまうが、私達の「缶蹴り」は違う。 体半分なら見えてもOKなのだ。つまり上半身、下半身、右半分、左半分は見えていても、鬼は缶を踏むことはできない。 体全部見えた時、初めて鬼は「なんちゃら君〜みっけ!」と言って缶を踏むことができる。「缶蹴り」する場所がなかったのがこの変則ルールの原因だと思われる。 当時、この変則「缶蹴り」は「タコ公園」なるところでやっていた。この公園が一番変則ルールを使用できる場所であった。以後4年間くらい、この公園を利用することになる。 この「缶蹴り」で鬼になると苦労する。なんせ、相手が見えているだけにうかつに動けない。ましてや、先程まで姿が見えていたのに目を離した隙にいなくなっているとなおさらだ。 かと言って、そのまま動かなければ、何も進展が無い。だいたい捕まるのは不意打ちをくらった時、退路の無い場所に隠れ見つかった時、自分のミス、この三者である。 私が「缶蹴り」をやって一番、今でも記憶に残っているのが「変わり身の術」を成功させたことだ。(なんじゃそりゃ?) その場面は残り一人だった。私は捕まっていた。私は何気ない顔で鬼の見えない位置に行き、残りの一人に進言した。 「背の高さも同じくらい、はいてるズボンも靴も同様なら、あとは私の帽子とジージャンをつけ、帽子を深くかぶれば鬼を欺けるかもしれん。」 彼はその作戦にのった。すばやく帽子とジージャンを渡し、私は鬼に見つからないよう隠れ、彼は缶に向かっていった。ゆっくりと歩きながら。 鬼は気づかなかった(笑)。彼の姿を見つけると「な〜んだ、むうびすと(仮名)か。」と言った。彼は笑っていた。もちろん私も、捕まった友達も笑いをたえていた。 その時、彼はそしらぬ顔で缶を蹴った。カーーーン。(やったー) 鬼はまだ気づかない(爆)。「むうびすと、ドンゲリだぞーー」とか叫んでいた。面白すぎる。彼が正体を示した時、鬼はあぜんとしていた。 鬼が「むうびすと」だと思っていた人物は、な、なんと最後の生き残りの一人だったのである。この時の鬼の友達にこの件の思い出話をすると「うっせーな」と言って怒り出す。(-_-メ) 「缶蹴り」で足を負傷し、体育大会に出れなかったまぬけなNさんもいた。鬼が探している最中、皆で駄菓子屋でかき氷食べながらゲームやっているところを一毛打尽に見つかったこともあった。 懐かしいですねぇ(しみじみ)。昔はよかったよ。 と友達の言にうなずきながら、妙におやヂくささを感じる「むうびすと」22歳なのであった。
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