2008年〜2009年冬シーズン
塩谷丸山 雪崩目撃情報
2009.02.22 塩谷丸山(標高は630m位) 頂下の東斜面で雪崩に遭遇
破断面 上部50m位 長さは200〜300m位
北東の樹林帯と東斜面との境界部分標高590m付近でピットを掘って確認 15cm〜20cm、40cm、70cmのところに弱層
70cmのところは粗目との境界に一部空洞もありました。東斜面滑走は諦め、斜度のゆるい樹林帯を上りました。
山頂では風が非常に強く風速25m位 急いで樹林帯をすべり、途中590m地点から、ふと、東斜面側を見ると600m位の地点から崩れておりました。
切断面の深さは40cmぐらいでした。ほかに登山者はいなかったのできっかけはおそらく風でしょうか。
ピット確認の後10数分しか経ってないのでその間に落ちたということです。下部の傾斜が緩くなったところ付近までデブリがありました。
ニトヌプリ2 雪崩事故情報
2月8日午前9時55分ごろ、北海道蘭越町湯里のニセコ山系ニトヌプリ(標高1080メートル)の、標高約700メートルで上部100mから雪崩発生。ツアー客8人と北海道倶知安町のアウトドア会社のガイド2人の計10人が雪崩に遭遇し、ガイドとツアー客の計4人が雪に埋もれた。2人は自力脱出、2名は救助されたが太ももや肩に重軽傷を負った。雪崩の規模は長さ約250メートル、幅10〜30メートル、深さ40〜50センチ。詳しくは日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム報告を参照のこと
ニトヌプリ1 雪崩情報
トヌプリ 1 雪崩情報
日時:1月10日15時頃 吹雪 4人パーティ
標高:790m付近(台地の下部) 南西斜面
発生原因:スキーによる人為的発生 けが人無し
破断面の幅と厚さ:幅3m、厚さ15cm程度 デブリの幅10m厚さ不明 流れ型雪崩
弱層の種類 霜ざらめ
聞き取りの結果 斜面下から見て斜面右側が沢状の地形となっているが、上部のこの場所でスキーヤーが深雪なので危険だと思い、西側の正面に移ったら、雪が浅くなって、そこから切れ
た、とのことでした。
上ホロカメットク山2 雪崩目撃情報(三段山クラブからの情報です)
2008.11.14 化物岩 北斜面 1620m付近
種類:表層 天候:晴れ
発生原因:自然誘発 目撃者の種類:登攀系
規模:厚さ20cm.幅10m,長さ200m
目撃者:C
上ホロカメットク山1 雪崩事故情報
○日 時:2008年12月12日(金)10:20頃
○メンバー:2名 A B
○事故現場:標高1540m八つ手岩の尾根から正面壁、北西稜に分岐する沢の西斜面
○天 候:吹雪
○事故の状況:当日は日帰りでカミホロ正面壁の予定で出発した。Aの体調が悪く、正面壁取り付き尾根のC1780m地点(リッジになる手前のボルトがある所)が9:20と遅くなってしまった事と、悪天候の為、計画は無理と判断し同ルートを下降した。
A・Bの順で下降するが、尾根の右寄り(北西)にルートを外したため、下部で東にトラバースし修正する。しばらく沢の中を進むが、ホワイトアウト気味になってきた為、北西稜伝いに僅かに見える岩を目印に進んだ。積雪が進み、斜面では足跡から小さな亀裂が入る不安定な状況だったため、出来るだけ吹き溜まりや沢型は避ける、もしくは注意しながら進むようにした。
しばらく沢中を行くが、八つ手尾根に上がるポイントが見つからず、視界もどんどん悪くなってきた為、八つ手尾根に上がってしまおうという事になった。多分、通常往路に使っている沢への下降ポイントより上流部で斜面に取り付いたと思われる。
Bが斜面を登り始め、斜面の中間頃まで登ったのを確認して、Aが登り始めた。その直後にBの数m(?)上に亀裂が入り斜面が雪崩れた。Bは予想以上に亀裂が広がったのを確認するが、流されずに持ちこたえた。Aは急に雪煙が落ちてくるのを感じ、セッピが落ちたのかと思い、背を向けてやり過ごそうと思ったが、そのままうつ伏せに倒され流され始めたので雪崩だと気づく。パウダーだったが下半身が埋まってきて動けなくなってきた為、出来るだけ埋まらない様に全身を動かすが、最終的には顔から胸と右腕が雪面から出た状態で雪崩が終息した。駆けつけたBに右手を引いてもらうと自力で脱出することが出来た。斜面を登るのは諦め、沢中を進み、大穴を右岸から回り込み、八つ手尾根にあがった。
(情報を聞いた方からの追伸)
長さ20m、幅15m、深さ20cm、流された距離5mくらいだそうです。
弱層、破断面の詳細不明。ホワイトアウトの中、写真もないと思います。
八つ手岩から北に延びる尾根の東〜北東斜面で、沢に向かって雪崩れたと思います。