スナズリ            ふぐたろう

  私はもともとそんなに几帳面ではないし、仕掛けを作ったり整頓するのが苦手なので、いつもなんとか手を抜いて仕掛けを
作れないものか、そんなことばかり考えている。

 今回のテーマは「スナズリ」。 皆さんもいろいろと工夫されていると思うが、私の場合のものは、工夫というよりもいかに手を抜けてしかもしっかりした丈夫なものを作るか、ということを主眼に考えついたものなので、皆さんはこのコラムをあまり参考にせずまじめに仕掛け作りに取り組んでください(^^;;

 「スナズリ」とは、遊動テンビンの場合は、テンビンの二つの穴を通っている  
部分を指す。したがって、このスナズリは必然的に遊動テンビン用となる。
 スナズリがなくても仕掛けは作れるが、投げたときの絡みは、スナズリがあ
るものの方が少ない。 さて、このスナズリ、普通はモトスの先端部分の
40cmほどを2本、または3本に撚って作る。私はどうもこの撚る作業があまり
好きではなく、釣りのたびにモトスをせっせと撚ることをできるだけさけたい。
釣行前が必ずしも仕掛けを作るテンションになっているとは限らないからだ。
それでいっそのこと、気が向いているときにスナズリの部分だけを作って、
釣行前にスナズリの先の部分を作るようにすればいいと思って、このスナズリ
を作りだした。対象魚によって長さを変えればよいが、40pの長さであれば
たいていの対象魚に使える。

 メリットは、
  @ 遊動テンビン使用のたいていの対象魚向けのスナズリになること。したがって、次の釣行の予定が未定でも、
   スナズリだけを作り置きすることができる。
  A 使う材質によっては、耐久性がものすごく高いこと。極端に言えば、寿命はテンビンオモリと同じくらい。つまり、 
   根ガカリで切れてしまうまで何度でも使うことができる。傷が入って気になるようなら新しいものと交換すればよい。
  B モトスの先端を撚ってスナズリにすると、仕掛けを交換するたびにスナズリ部分が無駄になるが、このスナズリ
   だと、スナズリはそのまま残して、モトスから先のみを交換できるので無駄がなくなる。

 注意点としては、
  @ よくこの方法で、材料にワイヤー系を使用する方がいるが、ワイヤーは一旦折れるとクセが直りにくいので
   始末が悪い。しかも、ワイヤーは比重が大きすぎるので、仕掛け全体が重くなってしまう。。また、巻き癖がついて
   いると逆に絡みやすくなり、かえって使いにくい。
  A フロロなどの硬い材質のものも避けた方がよい。巻き癖はドライヤーなどで取ることができるが、まっすぐにする
   と持ち運びが不便。丸く巻いて持っていくと、また巻き癖が・・・・(.>_<)

  では、私の方法。
 材料は、オフショアのジギング用のナイロン30号を使用。フロロ系よりも数段安く、しかもフロロよりも不思議と軽い。
やわらかくしなやかなので、丸めて釣り場に持参しても、仕掛けを作った瞬間にシャンとまっすぐになる。太さも30号
なので、しなやかさが絡みの原因になることも全くない。大物の取り込み能力は、宮城県渡波で実証済み(^^) なお、
このジギング用のナイロン30号は、ヤフオクで手に入れた。
 サルカンは、凝るならばスナップスイベルやハワイアンフックなどの「高級」サルカンを使えば良いが、私の場合は
予算の関係で100個束売りのタル型サルカンを使用している。もちろん、これで十分。大きさは10号くらいが適当。
このサイズは頼りなさげに見えるが、見かけによらず丈夫。スナップ付きは、天秤の輪を通りにくい気がして、私は
あまり好きではない。
 その他使用するものは、、いわゆる「スリーブ」と言われている小さな金具とその締め具。 サルカン部の保護に、
熱収縮パイプも用意。


@ ラインにスリーブを通して・・・ A サルカンに通してUターンさせ、
  再びスリーブに通す。
B 本線を引っ張って、スリーブを
  締める。
C 専用締め具を用いてスリーブを締め・・ D 熱収縮パイプを適当に切って
  通し・・・
E サルカンの下半分までパイプを
  通す。
F ドライヤーで収縮させる。 G 両端とも、同じ作業をすると・・・ H できあがり。

 できあがったスナズリは、10本セットくらいにして、ジップロック式の袋にゆるく丸めて入れておく。


              
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