各国地図事情
スヴァールバル諸島


発行元 Norsk Polarinstitutt
(Norwegian Polar Institute)
ノルウェー極地研究所
概要  北極海に浮かぶスヴァールバル諸島は、1920年のスヴァールバル条約でノルウェーに帰属することが確定した地域である。地形図や地質図の作成は、本土と異なり、極地研究を業務とするノルウェー極地研究所が担っている。居住地はごく一部だが、縮尺1:100 000の地形図で全域がカバーされており、旅行者向けの地図も刊行されている。

 なお、同研究所は、グリーンランド海とノルウェー海の間にある孤島ヤンマイエン島Jan Mayen、および南極大陸のドロニング・モード・ランDronning Maud Landの地図も作成している。
種類
1:1 000 000 (全国1面)  
スヴァールバル諸島を概観できる地図。地勢表現は、200m間隔の等高線とぼかし(陰影)による。海域には等深線も描かれている。諸島の位置を示す広域図には結氷南限が示される。凡例はノルウェー語、英語。折図で提供。

同じ図版を使用し、裏面に旅行情報を記載した旅行地図Turkartもある。

1:500 000 (4面)
編集は1970年代で、図郭を子持ち罫で囲んだ伝統的な官製地形図の体裁を残す。地勢表現は100m間隔の等高線のみ。国立公園と自然保護区界を記載する。凡例はノルウェー語。

1:250 000 (3面) 
大判用紙を使用し、3面で全土をカバーする。100m間隔の等高線とぼかし(陰影)に、段彩も取り入れた美しい地図である。標高点の数も多い。国立公園と自然保護区界を記載する。凡例はノルウェー語、英語。

1:200 000 Turkart Nordenskiöld Land 
ロングイェールビーンLongyearbyenなどの町があるスピッツベルゲン島Spitsbergen中央部、ノーレンショルド・ランNordenskiöld Landの旅行地図。
50m間隔の等高線にぼかし(陰影)が付されている。1:250 000より収録範囲は狭いが、施設やスノーモービルルートなどの情報が充実しており、裏面には旅行者心得も記載されている。凡例、説明ともノルウェー語、英語を併記。折図で提供。

1:100 000 (62面)
等高線間隔25m。スピッツベルゲン島の北東部を除く地域と、ビョルノイヤBjørnøya(英語ではベアー島Bear Island)を含む一部の小島は、濃い目のぼかしを加えた多色刷の新版がある。折図で提供。なお、ビョルノイヤのみ縮尺1:50 000。
それ以外は黒1色刷りで、地名も入っていない。

スヴァールバル諸島の地形図

ヤンマイエン島の地図 (全島1面)
縮尺1:100 000。地勢表現は、200m間隔の等高線とぼかし(陰影)。凡例はノルウェー語と英語を併記している。

価格例 1:100 000 @119ノルウェークローネ(1クローネ16円として1,904円)
URL 公式サイト
http://www.npolar.no/
英語版あり。紙地図の情報は1:100 000のみ。
住所 Polarmiljøsenteret, Hjalmar Johansens gate 14, 9007 Tromsø, NORWAY
FAX +47 77 75 05 01
E-mail post@npolar.no
発注 Ugland IT Groupのショッピングサイトであるカルトブティッケン http://www.kartbutikken.no/ で扱っているが、同サイトはノルウェー国内仕様のため、発注は別途文書かメールにて。
2010年4月現在 このページの先頭へ最初のページへ
(C)2010 T. Yamashita. All rights reserved.