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2004年6月14日(4)

眼鏡っ娘と井原

インフォメーションには「i」マークの看板が大きく出ているので、すぐ分かる。
やっぱり観光立国なんだね、ここは、と思いつつ中に入ると、でかい黒人が座っていた。

「ここはツーリストインフォメーション?」
「違う、あっちだ」

部屋の反対側を見ると、黒人の5分の1くらいの体積しかなさそうな眼鏡っ娘が座っていた。

「え〜、あいむるっきんぐふぉーあこもでーしょん」
「OK」
とても無理よ、とか言われないかビビっていたのでひとまずほっとする。

女の子は頑張って6軒くらいのホテルに電話してくれたが、どこも4泊は無理との回答。

彼女は電話を置いてから、提案してくれた。
「今の段階じゃあ、どこも無理そう。12時がチェックアウトタイムだから、それ以降にもう一度見つけてみるわ。だから12時にもう1回ここに来てくれる?」
「あいしー、こんぷりえんど、おぶりがーど」

12時まではあと1時間弱くらい。
さ〜て、どうすっかな、ってことで座り込んでぼんやりする。
ガードマンらしき兄ちゃんが、こっちをじ〜っと見ている。
なんだろう? と思ったらクルマの出入口に座り込んでいたのだった。

場所を変えて座り込む。
目の前を井原正巳がジョギングしてゆく。
ん? 井原?
びっくりして眺めていると、目が合った。
井原がちょっと頭を下げたので、こっちも頭を下げる。