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駅前はもうちょっと大騒ぎがあるかと思ったが、混雑しているだけ。
その混雑はサポーターの大はしゃぎが招いていたわけではなく、単に客が多いだけで、ちゃんと駅へ駅へと流れていた。
真新しい添え木を腕に巻いたスウェーデンサポーターが、駅員と家族に付き添われてどこかに向かって歩いていったが、単に転んだだけらしかった。
電車の中もこれと言った騒ぎは無く、もうちょっと高揚しているかと思ったスウェーデンサポーターも
「カイス・ド・ソドレだっけ?」
「そうそう」
とぼそぼそと乗換駅の確認をしていたりする。
が、そんな静かな客が声を上げる事態が発生。
電車が急停車。
何だ、事故か?
と思ったら、停止線を間違えたらしくバックし始めた。
電車の運転もやっぱり荒いのか?
鼻で苦笑いする音が車内に響いた。
ロシオ駅で降りる。
自分がどこに立っているのかよく分からなかったが、通りの名前が載っている看板とTIで貰った地図を照らし合わせてなんとか宿の位置を把握。
「旅の指さし会話帳・ポルトガル語」では「ポルトガル人は宵っ張り」と書いてあったが、23時近くになると店はどんどん閉まり始める。22時くらいがラストオーダーになるようだ。
さらに、宿の周辺は観光地兼官庁街なので、夜は余計に人気が無くなってしまう。
仕方が無いので、自販機でスニッカーズめいたスナックとドリンクを買って帰る。
最初の自販機は壊れていて動かなかった。
頭に来て蹴りの一発も入れようとしたが、100mくらい向こうから、2〜3人の警察官がこっちを見ていたので、悪態をつくだけで引き下がった。
フロントには昼間はいなかった女の子が座っていた。
この子が夜勤を務められるんだから、確かに治安はいいんだろう。
自「(英語)206」
女「はい」
シャワーを浴びて、日本から持参した雑誌を読みながら寝てしまった。

スポナビでも紹介されていた、モンティパイソン風味のイングランドサポ。
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