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2004年6月17日(4)

なごみ系の町

がら空きの高速を通って、時間どおりに到着したレイリアはこぢんまりとした町だった。
普通に訪れたら、城を眺めながら日がな一日ぼ〜っと和んで過ごすのにいいだろう。

レイリア城の写真
スタジアムを見下ろすレイリア城

しかし今はヨーロッパ屈指のイベントを開催中。
クロアチアサポーターがクラクションを鳴らしながらメインストリートを通り抜け、公園とオープンカフェを赤と白で埋めている。

フランスサポーターはあまり見かけない。
こういっては何だが、小国の強い代表はその国のアイデンティティーだが、フランスくらいの大国になればどんなに強い代表でもレジャーの一環だろう。

サイモン・クーパーが「ナノ・フットボール」の中で、日本人の応援を

「害のない休日向けのナショナリズム」

と呼んでいたが、多分、イギリスを除く経済的に成功している国の代表サポーターすべてに言えることなんじゃないだろうか。

ただ、イビチャ・オシムやミルコ・クロコップを見ているととてもそんな感じはしないが、東欧人は陽気で楽しい酒飲み揃いという話も聞いているので、そんな性格も影響しているんだろう。

すぐ後のバスで来ているはずのロナウド君の姿は見あたらなかった。
仕方がないので、カフェに入って昼食にする。

老夫婦が経営しているカフェには椅子が無くて、禁煙だった。
食べながら周りを見回すとクレヨンしんちゃんが描かれたキャンディか何かの箱があった。

レイリア城の写真

スペインで放映していることは知っていたが、ポルトガルでもしているらしい。
ユーロがなければ、ここの住民がしんちゃん以外の日本人を見ることは無かったろうな。