保坂 ビルのある甲府町では, 毎年4月、はなみずき、が美しく咲きます。


甲府市朝日町はなみずき

はなみずきは、アメリカヤマボウシの別名。
ミズキ科に属し、北半休に分布する。アジアでは、日本の他、朝鮮
半島、中国、ヒマラヤに見られる。

 太宰治の小説:富嶽百景をご存知ですか。山梨県・御坂峠の天下茶屋で書いた小説です。 この時甲府・朝日町の女性とお見合いをし、結婚をしております。住まいは、朝日町の隣町・美咲町でした。恐らく太宰も朝日町を奥さんと一緒に歩いたことでしょう。
 戦前のことですから、家々の軒下も低く、ここからでも富士山は、眺められたと思います。

[甲府は盆地である。四辺、皆、山である。小学生のころ、地理ではじめて、盆地という言葉に接して、訓導からさまざまに説明していただいたが、どうしても、その実景を、想像してみることができなかった。甲府へ来て見て、はじめて、なるほどと合点できた。・・・] [太宰治著:新樹の言葉から]

[その翌る日に、山を下りた。まず、甲府の安宿に一泊して、そのあくる朝、安宿の廊下の汚ない欄干によりかかり、富士を見ると、甲府の富士は、山々のうしろから、三分の一ほど顔を出している。ほうずきに似ていた。] [太宰治:富嶽百景から]

 晩秋を思わせるような陽気。秋分の日。天下茶屋に行き、富士山を眺めて来ました。稜線が少しぼやけていましたので、晩秋を思わせるような陽気とは言え、まだまだ、高所の空気は本当の晩秋の頃のように澄んでいないのしょう。写真が添付してあります。

[まんなかに富士があって、その下に河口湖が白く寒々とひろがり、近景の山々がその両袖にひっそりと蹲って湖を抱きかかえるようにしている[太宰治:富嶽百景から]

[「なにか質問ありませんか?」「ございます。」私は何を聞かれても、ありのまま答えようと思っていた。「富士山には、もう雪が降ったでしょうか。」私は、その質問に拍子抜けがした。「降りました。いただきのほうに、・・ 」と言いかけて、ふと前方を見ると、富士が見える。へんな気がした。「なぁんだ。甲府からでも、富士が見えるじゃないか。ばかにしていやがる。」娘さんは、うつむいて、くすくす笑って、「だって、御坂峠にいらっしゃるのですし、富士のことでもおききしなけれが、わるいと思って。」おかしな娘さんだと思った。] [太宰治:富嶽百景から]
 
甲府市朝日町のはなみずき
甲府朝日町:赤い実 甲府朝日町:ピンクのはなみずき
  白い花のはなみずき
[甲府朝日町において]

   
秋,赤い実が実ります
  [甲府朝日町において]
ピンクのはなみずき
 [甲府朝日町において]
甲府朝日町:白いはなみずき 甲府朝日町:赤い実
      



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