滝の城

さいたまの歴史散歩

本郭

*所在地
埼玉県所沢市大字城
(滝の城址公園)

*交通
西武池袋線所沢駅南口よりバス、
「城」停留所で下車

関越自動車道所沢I.Cから、所沢方面

↑本郭(今は城山神社が建つ)
鳥居の所が二の郭からの虎口。
虎口の右側の土塁の上には進入者を見張るための櫓が組まれていた。


柳瀬川を眼下に望む急峻な崖の上に、3つの郭(本郭・二の郭・三の郭)といくつかの平場そして深い空掘をもった中世の城郭の跡があります。
城内にあるひとすじの滝にちなんで「滝の城」と呼ばれました。
自然の地形を利用した面積約6万6千平米の
平山城 です。
室町時代に関東管領上杉氏の重臣大石氏が築いたものと云われ、のち八王子城主北条氏照の持ち城となり、天正十八年、豊臣秀吉の北条攻めの時に落とされ廃城となりました。

− 城の構造 −

*本郭*

城の南端に位置する700平米の平坦な本郭の周囲は、高さ2m前後の土塁で囲われ、三方は4〜9mの比高差のある深い空掘で守られています。
南側は比高25mの急な崖で、その先には柳瀬川が流れ、自然の地形が城を守っています。
二の郭から通じる虎口は北西の隅にあり、土橋を渡って虎口へ入るようになっています。虎口脇の土塁には櫓が設けられ、大手方面からの進入者から本郭を守っていました。(上の写真)
現在、この本郭には城山神社が建っています。


*二の郭*

本郭の北西に位置する2000平米の二の郭は、中央を道路で分断されています。
北側の部分は1mの土塁と比高差5mの空掘で囲まれ、さらにその外側に土塁を設け、自然の地形を利用できない北側を人工的に固めた様子が見られます。
郭の西側の部分は、神社の社務所が建ち土塁は見られませんが、周囲を空掘で固められ、さらにその西側は土塁、空掘をめぐらす二重構造になっていまるのがわかります。


*三の郭*

本郭の北に位置する360平米の三の郭も、二の郭のように土塁と深い空掘に囲まれています。
東側の空掘(遊歩道になっている)を挟むように櫓台跡が残っているほか、南側の空掘にもいくつかの平場があります。

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