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本当の三日月!?

 私たちにとって最もなじみのある天体の1つである月は,約1ヶ月かかって地球のまわりを公転しているので, 太陽の光の当たり具合により様々な姿を見せてくれます。
 一般に,私たちは,夕方西の空に見える半月よりも細い月を三日月と呼んでいます。ところが,「三日月」というのは正式には陰暦(旧暦)で3日目に出る月のことです。陰暦では月と太陽が同じ方向にある新月の日を毎月1日と定めていました。この日は月齢が0で,三日月は月齢2の月といういことになります。ですから,本当の三日月は上の写真のような細い月になるわけです。

 また,月の地形の様子は月齢によって大きく見え方が違います。これは太陽の光の当たる角度が違うためです。満月の時は光が垂直に当たるため,地形に影ができず,詳しい凹凸を見ることはできません。三日月のころの月は,日が暮れるとすぐに沈んでしまうため,じっくり眺めている余裕はないかもしれませが,この時だけ詳しく見える地形はぜひ見ておきたいものです。 
                           月齢2.2の月の拡大画像

   写真データ
★月齢2.2 1999年11月10日 17:28
新潟県立自然科学館10cm屈折望遠鏡 K60mm SONY Digital Mavica MVC-FD88にて撮影

 参考文献 : 白尾元理,佐藤昌三共著 「図説 月面ガイド」 立風書房
         林 完次著 「宇の名前」 光琳社出版
   細い月のある風景
1999年11月10日 17:45 新潟県立自然科学館 屋上にて
 SONY Digital Mavica MVC-FD88にて撮影
 
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