コースと距離


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コース

中央の競馬場では以下の2つのコースが用意されています。


 緑の芝生で覆われたコースで日本では主流のコースです。芝はダートに比べると硬いためスピードが入ります。が、その分脚元への負担は大きくなります。芝の中でも洋芝、野芝があり、洋芝はパワーがいり、野芝は軽快さがいるといわれています。

  • ダート
 砂を敷き詰めたコースで芝よりパワーがいります。中央競馬では近年になってようやくダートレースも脚光を浴びたものの、芝よりはレース数は少なくまだまだマイナーといったところでしょう。また、芝のレースでのスピード競馬についていけない馬などが仕方なくダートで走るといった傾向がなきにしもあらずです。逆に地方競馬のレースは全てダートで行われます。芝よりも手入れがしやすいこともひとつの理由でしょう。

<脱線トーク>
 ダートは英語で書くと「Dirt」、で意味は「砂」ではなく、実は「土」なんです。でも日本のダートは砂を使っています。ではダート競馬主流のアメリカは?実は砂ではなく、文字通り「土」なんです。日本の場合、むしろサンド(Sand)競馬ですね。
 そういえばドバイにナドアルシバ競馬場が出来た当初、アメリカの競馬関係者がマクトゥーム殿下に対して、ダートの質がおかしいといちゃもんをつけたらしいです。で、彼はなんと、大型船を使ってアメリカの競馬場と同じ土を北米大陸からUAEまで運んで入れ替えたらしいです。恐るべし、石油王・・・。
距離

 日本ではだいたいの平地レースが1000m、1200m、1400mのように200m間隔で行われていますが、中には1500mや2100mのレースもあります。各距離で勝つためにはその距離に応じた走り方をしなければならないでしょう。短距離の場合はスピード一本槍でいいかもしれませんが距離が伸びるとスタミナもいりますしペースも変わります。そういうことを考慮して騎手は馬をコントロールしなければなりません。そして各距離ごとに近い距離をまとめてひとつでいったりもします。

  • スプリント
1000m、1200mなどの短距離です。レースではスピードが自慢の快足馬たちがスタート直後から猛烈に飛ばし、ゴールを目指します。ですから出遅れは決して許されない、シビアな距離といえるでしょう。スプリント戦を得意とする馬のことをスプリンターといいます。

  • マイル
1600m前後の距離を指します。スプリントよりは距離が伸びますがそれでも快足馬たちが集まります。スプリンターや中距離馬でも勝負になるのでいろいろな馬が集まってくるので、レース数も多いです。マイル戦を得意とする馬のことをマイラーといいます。

  • 中距離
2000m前後を指します。マイル並のスピードと多少のスタミナを要求されます。

  • クラシック・ディスタンス
2400m前後を指します。一昔前のスタミナ優先主義が終わり、スピードとスタミナの両方を兼ね備えた万能型の馬が好まれる時代になってできた新しい距離適正です。そのせいかダービー、凱旋門賞などの大レースに多い距離です。

  • 長距離
3000m前後かそれ以上の距離を指します。スタミナ自慢の馬たちが集まり、マラソンのようなレースが展開されます。長い距離を走るので消耗度も高く、クラシック同様過酷な距離といえるでしょう。長距離戦が得意な馬のことをステイヤーといいます。

 スプリントとマイルを併せて「短距離」と呼んだり、クラシック・ディスタンスを長距離に含めたり、個人や国によって差があります。