馬主になろう! |
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馬主の種類 馬主といっても、愛馬会員(ホースメイト)、地方競馬馬主、中央競馬馬主と日本でも3種類あります。世界各国で様々な条件があると思います。そこで、日本で馬主になる条件というものをまとめてみました。 ホースメイトとはいわゆる一口馬主というもので、本当は馬主と呼べるものではありません。一口馬主を募集しているクラブの出資者という形であり、馬主席が用意されるということもなく、優勝の口取りにでられるわけではありません。賞金に対する配当と投資している馬の維持費を払うというものです。馬はあくまでもクラブのものというわけで、お手軽に安く馬主感覚を体験するというものです。このクラブ法人になるには所有馬は5頭以上でなくてはいけません。何故なら日本では所有馬が5頭以上になると事業として認められ、法人扱いになるからです。 ここから日本での本格的な馬主になる条件をのせます。地方と中央の2種類の競馬が存在しているの当然馬主の条件はそれぞれ違います。
上記の表の書類を送り、審議の結果馬主としてふさわしく(懲役1年以上の刑に処されていない、成年被後見人、被保佐人でない、競馬法・地方競馬法に違反して罰金以上の刑に処されていないの3つ)預託料を払っていけると認められる(年収1500万円以上、資産1億円以上が目安。最近目安が低くなったようです)と馬主になれるのです。
2001年に中央競馬会も以下の4条件を満たすことを条件にこの制度を導入しました。
また、馬主の憧れの的である「オーナーブリーダー」というものもあります。牧場を経営し、そこに種牡馬と繁殖牝馬を持ち、生産から育成、調教までを行い、馬主としてサラブレッドを走らせるという馬主たちのことを「オーナーブリーダー」と呼びます。有名なところでは、「社台グループ」「メジロ牧場」などが日本では筆頭といえるでしょう。 |
サラブレッドを買おう 馬主になったらサラブレッドを買わないと意味がないのは分かると思いますが、どうやったらサラブレッドを買えるのでしょうか?となると分からない方もいると思います。 サラブレッドの買い方は日本ではちょっと特殊です。欧米諸国ではセリで買うのがメインなのですが、日本では庭先取引というものがメインです。また、もう少し買い方にも種類がありますので説明していきたいと思います。 まずは庭先取引、この取引はセリ以外での購入方法と考えるのが打倒です。パターンとしては、牧場で仔馬を見て気に入ったら買う、受胎が確認されたときに購入、良血の繁殖牝馬ならその生まれてくる仔馬を一生全て買い取る方法、何年先でも生まれる前からこの繁殖牝馬の子供を買うという予約買い、なじみやお得意先の調教師、馬主に生産者からアクションをかけて買ってもらうなど、一般の人たちには手に入らない方法を呼ぶといっても過言ではないでしょう。 次にセリでの取引です。海外でのメインです。いわゆる、セリ市にいって買う方法です。各地で行われるセリ市にいって、ほしい馬に自分で値段を言って落札値が一番高い人に売られる方法です。日本では○市マークをつけられます。どうしても庭先取引で売れ残ったサラブレッドたちという印象を受けてしまいます。しかし、これらのサラブレッド達が決して弱いというわけではありません。 日本ではメインでないので仕方のないことですが、マチカネフクキタル、テイエムオペラオーなどの数多くの活躍馬がでています。 もう一つ、海外では当たり前のこととなって、最近日本でも導入されているセリ市の方法でトレーニングセールというものがあります。この方法は、馬の走りを見てもらい、気に入ったらその馬のセリに参加してもらうという方法です。1994年に門別で開かれたのが始まりで、開催5年目でヤマカツスズランが阪神3歳牝馬S(GT)を制覇しているなど活躍馬を出し続けています。 また、JRAでは抽選馬システムという何頭かの馬を主催者が購入し、補助馬として馬主に購入した値段よりも安く売る抽選馬システムを導入しています。これは○抽というマークであらわされています。この方法はセリ市でも買い手がつかずにJRAに購入されるという形になります。そのため、どうしても活躍馬にめぐまれないようにみられますが、クラシックホースをきちんと輩出しています。JRAに500万円で買い取られたイソノルーブルが抽選馬です。GT1勝、重賞2勝オープン特別1勝、掲示板をはずしたのは1回のみという実績です。 他にも、海外のセリから馬を買う(○外というあつかいでレース出走に制限がつけられます)、JRAの場合はリスクを少なくするために地方の活躍馬を購入する馬主もいます(○地マークをつけられます)。また生産者がセリで売れ残った馬を自分で走らせる方法もあります。 もっとも、安全な買い方はJRAやNRAで馬主になったときに馬を買いたいことを相談して調教師を紹介してもらい、馬を調教師に相談して買うのがよいでしょう。 |
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サラブレッドの命名 馬主になると今度はサラブレッドの名前を考えなくてはいけません。クラブ法人などは代表者がつけます。これにも実は規則があります。 カタカナで2文字以上9文字以内で、企業の宣伝目的の商品名や会社名でないこと、いかがわしい名前ではないことを競馬会の馬名審査を受けて認められなくてはいけません。一文字の名前は奇矯な馬名として許可がおりません。 また、規則はこれだけではありません。同じ馬名を使うための条件も指定されています。登録抹消から5年以上経過した場合のみ過去に登録されている馬名でも登録することができます。しかし、これもあくまでも原則です。活躍馬の名前はある程度の馬名保護期間が延長されたり、使用不可になります。重賞勝ち馬は10年間は同じ馬名をつけられませんし、8大レース(クラシック、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春・秋)とエリザベス女王杯、ジャパンカップの勝ち馬は使うことができません。 過去にあった馬名で後のG1ホースとなった2代目たちも結構います。一番有名なのは3冠馬ミスターシービーでしょう。初代ミスターシービーは昭和12年のダービーに出走しています。また、サクラローレル、メジロブライトも2代目たちです。 |
競馬にかかる費用 馬主になり、競走馬を買い、調教師に預けると費用がかかります。預託料や馬の餌代などの諸経費です。これは中央・地方によって異なります。また地方によっても地区により金額が変わってきます。地方の場合は、どこで登録しても馬主は全国各地の好きな地方競馬の厩舎に預けられます。 中央の預託料は諸経費込みで1頭当たり50万円ぐらいが相場のようです。だいたい諸経費が5万から10万円ということらしいので預託料のみだと40万円前後なのでしょう。地方は、各地区によって値段が違います。預託料の他の諸経費は5万から10万円が相場らしいです。預託料は以下の表にまとめてみました。
この表はあくあまでも目安ですので、大幅な間違いがあったら教えてください。ただ最低でも月々に諸経費、預託料だけでも20万円前後がかかるということです。これに、レースへの登録料がレースを使うたびに加算されます。登録はそれぞれ時期によって複数回に分けて行われ、登録が遅れると高くなります。基本的にレースの格によってだんだん高くなり、中央競馬のクラシックへ出走するためには別途クラシック登録料もかかります。 このクラシック登録の期限が過ぎた後でクラシックに出走させたいのであれば、追加登録料を払わなければなりません。
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馬主の収入 馬をレースに出すことで収入が得られます。一番有名なのは、賞金です。賞金は20万円近辺から2億近くまでレースの格などによって様々用意されています。預託料が高いところほど賞金は高くなっています。中央なら3歳の新馬戦は約400万円、地方ではばんえいの38万円を最低額とし、大井の250万円が最高額です。また、この出走手当、着外手当、内国産奨励金など地方・中央とも賞金以外の手当もあります。 さらに、なかなかなしえない偉業を達成するとボーナスもでます。海外G1制覇(格によって差別化)、同一年内の天皇賞(秋)・JC・有馬記念の制覇、同一年内のフェブラリーSか川崎記念・帝王賞・南部杯・東京大章典の制覇などが有名なボーナスといえるでしょう。
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オーストラリアで馬主に 日本では海外の企業や人々が馬主にはなれないシステムですが、海外ではそういった規制をうけることは少ないです。そこで、今回は海外での馬主の成り方や費用を紹介しようと思います。まずは、資料を手に入れたオーストラリアから紹介します。 オーストラリアでは犯罪者でない限り誰でも馬主になれます。もちろん日本人のような外国の人々も関係有りません。サラブレッドさえ買えばいいのです。日本の庭先取引と違い、セリ市がメインなのでお金さえ有れば誰でも買えます。馬の相場は100$あたりから買えます。 2歳馬(日本では3歳馬)のレースが充実しているオーストラリアではイヤリング(Yearlingと書き、日本の2歳馬に当たる)を買うのが妥当で、1〜6月までの期間に主要な都市のどこかで必ず開催されています。また、トライド・ホース(Tride Horse)という現役馬を売り買いをする競り市も定期的に開催されていますので、実績をのこしているいい馬がいたらこのせり市で買うのも一つの方法です。 預託料は預ける場所によって違います。大都市ほど高く、地方に行くほど安くなります。大都市で1日70$前後、地方で20$前後と3,5倍の開きがあります。大都市のレースは賞金が高いのは事実ですが、当日に馬運車で大都市の競馬場まで輸送できる近距離の大都市郊外の厩舎に預託すると、あまり輸送を考えずに安く預託できます。 ここで、以下の表におおよその1年の経費を馬の価格100$の最低価格で計算してみました。あくまでも目安なのでこの経費以上にお金がかかると思ってください。
賞金がシドニーで、日本でいう新馬戦や未勝利戦クラスのレースで18000〜2000$(地方になるともっと低い)なので、大都市のレースで1勝したら1年分の経費は間に合います。ただ、馬の値段は人によって違うのでその辺は自分の財力との兼ね合いが大切です。 オーストラリアでは共同馬主制度もあり、最大6人までで実行できます。この制度を使っても、レーシングプログラムには6人分の名前は掲載されますし、日本でいう馬主席にも出入りできますのでこの制度がお薦めです。上の経費を6で割るとおおよそ27000$くらいになりますので、このオーストラリアドルに今の相場をかけてもらえば日本円でかかる費用がわかります。 また、オーストラリアでは競走馬のリースを行っている生産者もいますので、そちらを使うのも手です。リース料は無料で、経費のみをはらうシステムで賞金の1/3はリース会社に納めなくてはいけませんが、馬代を払うほどお金がない人にはお勧めです。リース期間は馬主として扱われるので当然馬主席に入れますし、レーシングプログラムには名前がのります。リース期間は最低2年だったと思いましたが、会社単位で違うでしょう。 しかし、日本と違い馬に対する保証がきびしく競走生命を失っても死亡しない限り保険金はおりません。怪我をしてしまったときのリスクは日本以上です。また、1勝をする確立はとても低いです。36000頭の馬が24000レースあるなかで勝ち上がりをかけます。このレースの中には重勝なども含まれていることを考えると条件戦での勝ちあがり率は大変厳しいということです。 それでも、日本よりも馬主になりやすい環境ですので日本で馬主になれないのですが、どうしても馬主になりたい方にはお薦めです。 |
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