■あ
■青鹿毛
ほとんど黒いが、目鼻の回りや、わき、下腹、ひばらなどが褐色の馬のこと。
サンデーサイレンス、フジキセキ、ジェニュイン親子などがこの色である。

■青毛
青い馬のことではなく、全身の毛の色が真っ黒の馬のこと。
アラブやサラブレッドには少ない毛色。
種牡馬のエルハーブやナムラモノノフなどがこの色である。

■青ランプ
馬が他馬の進路を妨害したり、接触したりなど、レース中に何かの問題が発生したときに、「審議」として着順掲示板にともる青いランプのこと。

■あおる
タイミングが合わずにスタートが出遅れてしまうこと。

■赤いリボン
危険な癖のある馬につけるリボン。
しっぽにつけていたら蹴る癖、頭に着けていたら噛みつき癖があるというサイン。

■赤旗
発走時刻の約3分前に、発走委員が発走準備開始を知らせ、集合させるために振る旗。

■赤ランプ
到達順位の通り勝ち馬が確定したときに、着順掲示板に「確」(確定を表す)の文字とともに点灯する赤いランプのこと。

■上がり
レースや調教で、最初を「テン」、中盤を「なか」、終盤を「しまい」または「上がり」という。

■上がり馬
下級クラスから急激に力を付けて、短期間の間に数段上のクラスに勝ちあがってきた馬。上昇馬ともいう。
上がり馬の代表といえばやはりタマモクロスだろう。

■アキレス腱断裂
アキレス腱が切れてしまう怪我。これを起こすとほぼ競争生命がたたれてしまう。また、同時に脱臼も起こすことが多く、この場合生命にも関わってくる。

■朝追い
本追い切りを済ませたあと、さらに金曜日か土曜日の朝に軽く流す程度の追い切りをすること。

■朝飼い葉
朝のトレーニング後に与える飼い葉のこと。
夕方に与える飼い葉は夜飼い葉という。

■脚色
馬の走りっぷりのこと。
余力十分走っている状態を「脚色がよい」、余力がなくバテ気味の状態を「脚色一杯」などという。

■芦毛
栗毛、鹿毛、青毛などに白色の毛が混じった馬。年とともに白毛が多くなる。
タマモクロス、メジロマックイーン、セイウンスカイなどがこの色である。

■脚抜きがいい
コース(主にダートコース)が重馬場の場合に砂がしまって走りやすいこと。
ダートレースの場合この状態でレコードが出やすい。

■あし巻き
輸送時などに脚部を保護するために脚部に巻く保護帯。シンブーツともいう。

■脚を残す
全力を出しきらずにレースが終わってしまうこと。

■アテ馬
種付けをする際、牝馬の発情を見定めたり、促すために使われる牡馬のこと。

■後検量
入着(5着まで)した馬の騎手が、正規の重量で騎乗していたかどうかの検査。
1キロまでの増減は認められる。

■穴馬
人気は薄いがもしかしたらという可能性を持ち、連対をすれば高配当を生む馬。

■穴狙い
穴馬券(高倍率馬券)をねらって買うこと。

■穴場
馬券売場(勝馬投票所)のことをこう呼んだりもする。

■アメリカン・ダミー
アメリカで疑いが持たれているクォーターホースの血が混じったサラブレッドのこと。
アメリカでは、サラブレッドよりもスピードのある1/4マイル競争用のクォーターホースをサラブレッドの血に取り入れて、より速いサラブレッドを創りだそうとしたといわれている。

■鎧
騎手の足を固定するために鞍についている馬具。
軽量綱で作られた輪っかのようなもので、そこに騎手の足をかける。

■アラブ
アラビア半島の原産馬。
サラブレッドの祖でも一般的に速度はサラブレッドより劣るが持久力は勝っている。

■荒れる
中穴、大穴など予想外のレース結果になること。

■併せ馬
調教の時に2頭以上の馬で並んで走ること。
併走させることによって闘争本能を引き出す効果がある。
1頭で調教するよりも、競り合うので速いタイムが出やすい。

■鞍下あて
鞍と馬の皮膚との接触を柔げ馬の背を保護するために鞍の下に敷く、毛布のようなもの。

■アングロアラブ
アラブとサラブレッドの交雑種。
ただし、アラブの血量が25%以上あることが前提条件になる。

■アンコ
経験の乏しい若手騎手や見習い騎手のこと。「あんちゃん」ともいう。

■鞍上
騎乗者のこと。

■い
■息が入る
馬が走ったあとなどに、呼吸が元に戻ること。

■息を入れる
ラストスパートのために、道中ペースを落としてスタミナを温存すること。

■行く
逃げること。

■異常オッズ
競馬専門紙などで評価されてないのに、その馬の馬券が予想以上に売れて、オッズが低くなっていること。

■一完歩
馬の歩幅のこと。4本の脚で一度ずつ蹴った状態、一跳びを一完歩という。レースの時の一完歩は約7〜8メートル。

■1番時計
その週またはその日で1番速い調教タイムのこと。

■行ったまま
レースの勝敗が逃げている馬と先行馬の争いでそのまま決まってしまうこと。

■一杯
調教で強く追うこと。また、レース中で余力を出し切った結果、バテて失速するという意味にも用いられる。

■1本かぶり
1頭の馬の単勝、またはある組み合わせの連勝複式の投票数が圧倒的な人気になること。

■いななき
馬が寂しいときなどに出す声。

■イレ込む
レース前に極度に興奮し、落ち着きを失った状態。その時点でかなり体力を消耗するのでレースでは能力を出し切れない場合が多い。

■インターナショナルクラシフィケーション
世界中の馬の強さを数値化したいわゆる国際フリーハンデ。近年では日本やオセアニア、南米の馬なども対象となりより国際的になっている。

■イン粘り
逃げ場や先行馬が距離の無駄のない内ラチ沿いを走って逃げ粘ること。

■インブリード
近親配合のこと。5代目まで血統をたどった中に同一の馬がいることをいう。5代目までに同じ馬があらわれない場合はアウトブリードという。

■う
■ウイナーズサークル
特別レースや重賞レースを勝った馬や関係者を表彰する場所。ゴール板付近にある。

■ウォーク
常足(並足「なみあし」)のこと。ゆっくり歩いている様子。

■ウォッチマン
トラックマンの中で、調教時計を専門に計る人のこと。

■内馬場
コースの内側のこと。競馬場によって入ることができる。また駐車場になっている競馬場もある。

■内馬場調教
馬場が何コースかあるうちの内側のコースで調教すること。

■内回り
芝またはダートコースがふたつある競馬場の場合、内側のコースのこと。

■内ラチ
コースの内側の柵のこと。

■内枠
発馬機の内側の枠、1、2、3枠のこと。

■ウッドチップ
荒目砂の上に粉砕された木片を敷き詰めた馬場。クッション効果があるため、脚への負担が少ない。

■馬込み
レース中、一カ所に馬がかたまっている状態。

■馬っ気
牡馬の発情のことで、若馬に見られることが多い。馬っ気を出すとレースで集中力を欠き、能力を出し切れない。

■馬なり
レースや調教で、馬の気に任せて走ること。「持ったまま」ともいい、基本的には余力を十分残して走る状態。

■馬番号
出走する馬のゼッケン番号

■馬番連勝
1着、2着の馬番を当てる買い方。

■裏開催
中央開催と同時にローカル開催が行われている場合、ローカル開催の方を裏開催と呼んだりする。

■上積み
前レースと比べて馬の状態がよくなっていること。

■上腹帯
鞍の上にかける帯のこと。鞍の固定と腹帯の破損、鞍擦れ防止のためにさらに鞍の上から帯をかける。上腹とも言う。

■え
■エクリプス賞
日本のJRA賞に当たるもので、年間を通じて功績のあった人、馬に贈られる賞。名馬エクリプス に因んで NTRA・デイリーレーシングフォーム・全米競馬記者協会の3団体の投票によって決定される。

■エビハラ
屈腱炎の俗称。症状がエビの腹のように腫れることからこう呼ばれる。

■お
■追い運動
仔馬を育成するために、追いたてて走らせる運動のこと。馬場などで集団的に馬を追ったりする。

■追い切り
レース出走直前の調教のこと。

■追い込み馬
前半は後方で押さえて、直線だけで一気に全馬を抜き去るタイプの馬。サッカーボーイ、ミスターシービー、ダンシングブレーヴなどがこの脚質である。

■大穴
かなりの高配当のこと。中穴との明確な境目はないが、過去には7000倍以上の配当もある。

■大駆け
それまでとはガラリと一変した好走を見せること。

■大外
コースの一番外側。または馬群の一番外のこと。

■大跳び
跳びとは馬の一完歩のことで、この幅が大きい馬のことを言う。

■オーナー
馬主のこと。

■おかぐら耳
ピンと立たずに両脇にたれた馬の耳をこう呼ぶ。

■抑える
騎手が手綱を絞り、馬のスピードを一定に保つ、あるいは落とすこと。

■オッズ
予想配当率のこと。

■お手馬
一人の騎手が毎回必ず騎乗する馬。

■重
馬場状態の一つ。見た目にもはっきり分かるくらい、馬場が湿った状態。

■表開催
中央開催と同時にローカル開催が行われている場合、中央開催の方を表開催と呼んだりする。

■重め残り
レース出走のときの馬体重がその馬の適性体重より重いこと。

■親子どんぶり
同じレースに同じ馬主、または同じ厩舎の馬が2頭以上出走していて、1、2着を独占すること。

■折り合い
騎手と馬の意志の疎通のこと。

■降ろす
調教師や馬主が自分の馬に乗せていた主に主戦騎手に対して何らかの理由で騎乗停止を命じること。なかなか勝てなかったり調教師の指示に逆らったり大事なレースで惨敗するなどが主な原因で、降ろされた騎手はほとんどの場合二度とその馬に乗せてもらえなくなる。