| サイクリングでつらいのは「強風」「登り坂」「尻痛」。それぞれを何とか乗り切るための「工夫とコツ」をまとめました。どうにもならないこともありますが。 |
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| 3.「楽に」サイクリングする … (1)サイクリングで「つらいこと」は? |
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| サイクリング中、私が体力的に特に「つらい」と感じるのは次の3つです。 1つ目は、前の章でふれた「強い向かい風」です。 風向きが変わる保証はなく、いつまで続くか分からない苦しみなだけに、精神的にかなりつらく感じます。 2つ目は「登り坂」です。 峠の登りは長時間こぎ続けるので、足にかなり負担がかかります。救いは、登った後には必ず下りがあるということです。頑張って登った人への「ごほうび」が必ず待っています。この点が向かい風とは決定的に違う所です。だから、精神的な苦しみは「向かい風」に比べるとずっと少なく思えます。 登り坂でのギヤチェンジとペダリングには、疲れにくいコツがあります。 斜度に応じてまめにギヤを切り替えること。ギヤの重さはいつも同じ力、同じテンポでペダリングできるように選ぶことです。 急な登り坂で「平地と同じ力、テンポ」でこぐためにギヤを軽くすると、当然スピードはぐっと落ちます。それでOKです。バランスだけしっかりとって、あとはひょいひょいとペダルをこいでください。間違っても「平地と同じスピード」で登ろうなどと、馬鹿なことを考えてはいけません。いずれ足を痛めます。私は函館サイクリングで経験済みです。 ところで、その函館サイクリングの後、自転車屋で見かけて「おおっ、これだっ!」と思った自転車のパーツがありました。それはステップイン式のペダル(SPD)です。スキーのビンディングのようなやつです。「これならペダリングの引き足の力を無駄なく使えて、さぞかし登りが楽だろう」と私は考え、早速購入しました。専用シューズをペダルに「パチン」とはめる動作と、足首をひねって取り外す動作を、繰り返し練習しました。 2002年の宗谷岬サイクリングで実際にこのペダルを使用した時、ペダリングの効率の良さをたしかに感じることができました。 ところが、このサイクリング中、疲れ切った足でとっさにペダルをはずすことができず、2回も転倒してしまう場面がありました。両足が固定されたまま倒れる恐怖を一度ならず味わった後は、とてもこのペダルを使う気になれません。命をかける程のメリットは無いというのが、私の使用後の感想です。レベルの高い用具を使うには、自分はまだ未熟でした。 サイクリングでつらいと感じることの3つ目は「お尻の痛さ」です。 これは経験と工夫で何とかなると思っています。まず、サドルの角度や位置を調整してみましょう。ダメなら、ジェルなどでできた専用のパッドをサドルに敷いてみてください。それでも効果がなければ、自分にあったサドルに交換してみましょう。お尻のあたる部分が2つに割れたサドルは、かなり効果的だと思います。 サドル交換でも解決しなければ、私にはアドバイスのしようがありません。お尻がサドルになじむまでひたすら我慢です。そうなると、向かい風や登り坂よりもつらいですね。「サドルに座らずにこぎ続ける」というのはどうですか? |
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