| 自転車は身体がエンジン。サイクリングでは体の状態を万全に保つために「衣・食・住」に気を遣いましょう。そのポイントをまとめてみました。 |
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| 3.「楽に」サイクリングする … (4)体力をフルに引き出す【衣】【食】【住】 |
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| 自転車は身体がエンジンです。体調が悪くなると進めません。体の状態を万全に保つために、衣・食・住に充分気をつかう必要があります。ポイントだけまとめてみました。 【衣】 服装のポイントは、天候が変化しても体温を一定に保てるようにすることです。 前述したように、夏ならゴアテックスのレインウェアがすぐ手の届く所にあれば、ほぼ解決です。 実はこの「すぐに手が届く」というのがかなり重要です。ちょっと気温が下がったくらいだと、わざわざバッグの奥から出して着ようという気持ちになれません。結果、手遅れになり体調を崩しやすくなります。キャリアにゴムネットでとめておきましょう。 【食】 食事のポイントは、朝の炭水化物と2時間ごとの行動食です。 一般トレーニングで応用されているように、「自転車こぎ運動」はかなりカロリーを消費します。サイクリングの時は朝食できちんとエネルギーを蓄えておかないと、午前中にいきなりバテます。大げさではなく、2食分食べるつもりで腹に詰め込みましょう。特にご飯・麺類・パンなどの炭水化物や、すぐにエネルギーになる糖分を多く含んだものが、朝食に向いています。 出発したら休憩ごとにカロリーを補給しましょう。目安は2時間ごとですが、あまりこだわらずに「食べたくなったら食べる」で良いと思います。手軽でバランスがいいのは、ウイダーインゼリーやカロリーメイトです。チョコレートやキャラメルなど栄養価の高いお菓子でもOKです。行動食は「手間をかけず食べられる物」を選び、レインウェア同様「すぐに手が届く」ところに置いておくことが重要です。人間は疲労がたまると「めんどくさがりや」になります。 【住】 お金が有るなら、ホテルや旅館で温泉にでもつかって布団で寝るのが、言うまでもなくベストです。安価でなおかつ安心して宿泊するなら、やはりキャンプ場でしょう。 キャンプ場選びはあれこれこだわればキリがありません。「熟睡」にしぼるなら、静かで水平なサイトを選びましょう。あまり手を加えていないキャンプ場だと、たまに傾斜しているサイトがあります。わずかな傾斜でも、体に余計な力が入り背中や肩がこります。寝ることに関してデリケートな人は、傾いたサイトで熟睡は不可能です。 ところで、JR駅や公園にテントを張る人がいますが、私はすすめません。 本来テントをはる場所ではないので、睡眠中に人がそばを通るだけで無性に不安になります。田舎の無人駅だったりすると、逆に人が全くいなくて不安になります。こういった場所は、どう考えても初心者向けではありません。 風呂は疲れを取り睡眠の質を上げます。銭湯や温泉がキャンプ場の近くにあれば、言うことなしです。ただし、サイクリングの場合5km離れたら「近く」とは呼べません。車なら目と鼻の先でも、自転車で往復10kmは疲れた体でペダルをこぐ気になれない距離です。それに、入浴の帰り道に汗をかいてふりだしに戻ってしまいますから。【h】 【第3巻終わり…初稿2003年】
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