| 小樽祝津沖で真いか夜釣り(船釣り)。オッパイ針の扱いに苦戦し、ベテランとの釣果の差に愕然。烏賊釣りの道具や釣り方を、動画と写真で紹介。 |
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| 海水の釣り(2004年) |
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出港! … 夏のマイカ夜釣り体験記(1) 2004年7月26日、小樽高島漁港からマイカの釣り船が出港。今回は私もさそってもらい、イカ釣りに初挑戦することができた。船釣りは2001年日高門別沖のソウハチ釣り以来。 イカ釣りは夜釣りなので、十分に寝てから釣行できるというのは大きなメリットである。しかも夏なので気温が暖かい。睡眠不足や寒さが原因で船に酔いやすい人にとっては、身体に負担がかからない釣りができる。これはかなり助かる。 写真aは、今回お世話になった釣り船。船の上の方にぶら下がっているのが、イカを集めるためのライトである。この光でイカを集めて、それを我々が釣ることになる。【h】 |
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豪快なイカ釣り仕掛け … 夏のマイカ夜釣り体験記(2) 同日。とにかく何もかもが初めてなので、仕掛けは直前に全て購入した。ベテラン諸氏にアドバイスをして頂き、安いものを釣具屋で選んできた。 イカ釣りの道具全般に言えることは、どれも「大きく、太い」。 例えば、写真bはイカ釣り用の道糸(組縄)。不透明な材質で、ほとんど「ロープ」である。渓流釣りしか知らない私の常識をはるかに越えていた。釣具屋のイカ釣りコーナーに置いてあるにもかかわらず、「本当にこれでいいの?」と、ちょっと買うのをためらってしまった。100m・30号・回転枠巻付きで3,000円位。サルカン付きの物は1,000円以上高い。 写真cは、6インチのイカ専用「ルミコ」。両手で力を入れてぱちんと折ると黄緑色に発光する。仕掛けと道糸の間に取り付け、水中でイカを寄せる。 これもやはりでかい。このままアイドルのコンサートで曲に合わせて振っても、全く違和感なし。「イカ専用なんだぜ!」とか言って親衛隊仲間に自慢できるので、むしろかっこいい。 ところで、今回のイカ釣りは「手釣り」である。サオを使わずに手に道糸を持ち、アタリがあったらたぐり寄せる、というタイプの釣りである。 仕掛けは、「オッパイ針」という名の、疑似バリが10本付いたものを使用。エサは付けない。オモリは夜光の100号を使った。 イカ釣りグッズといえば、「いかの沖漬けセット」を持ってきた人がいて、ちょっとうらやましかった(写真d)。 フタ付きの大きい容器(ポリタンクなど)に「いか沖漬けのタレ(写真e)」を入れ、そこに釣れたイカをポイポイと投げ入れていく。活きたイカはタレを十分に吸収し、美味しい沖漬けのできあがり。あとは凍らせればいつでも食べることができるし、保存がきく。買った(死んだ)イカではダメらしい。 今回は初めての釣りで、気持ちに余裕はないだろうと思い、沖漬けの準備はしなかった。実際それどころではなかったし…。いつの日か挑戦してみたいが。【h】
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ダイナミックな釣法 … 夏のマイカ夜釣り体験記(3) 同日。 写真fが、イカ釣りのポジショニング例。私もずっと座り放しだった。逆に、ベテランはずっと立ちっぱなし。確かに、立っていた方が「たぐって、はずして、投入して」という、手返しの良い釣りができそうだ。 イカ釣りは、仕掛け投入した後、道糸を手で上げ下げしてイカを誘う。とても忙しい釣りである。イメージがわかない人は、下の「仕掛けの振り方」の動画を参考にしてください。 振り方の「リズムや幅」は人によってまちまち。ベテランは、仁王立ちの姿勢でかなり大きく振っていたし、メリハリというか「勢い」があった。その点、私の振り方は、初心者らしくちょいと遠慮がち(?)。
「イカローラー」という滑車付きの台は、釣具屋で売っている。5,000〜8,000円位。釣具屋でこの大層な道具を見た時、「釣りと言うより漁だな」と感じた。 今回は、釣り船でイカローラーを貸してもらえると聞いていたので買わなかった。初心者には必需品だと思うけれど、使用しないベテランもいた。なるほど、使わない方がアタリはダイレクトでわかり易そう。【h】 |
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イカ針に苦戦。挙げ句、船酔い … 夏のマイカ夜釣り体験記(4) 同日。今回の釣りで私を最も困らせたのが、写真gの「オッパイ針(商品名)」。その名の通り、かなり悩ましい上に扱いが難しい。 360度全ての方向にハリが出ているので、油断をするとありとあらゆる物体に引っかかる。仕掛けの糸はもちろん、手指、服、用具入れ、イカローラーのスキマ等々。 イカの手釣りでは、アタリ確認後、道糸をたぐって針にかかったイカを一杯一杯落としていく。イカをはずす作業は、さほど難しくない。オッパイ針を持ってクルッとひっくり返せば、イカはポロッと落ちる。 イカをはずしたら、糸が絡まないように左手の親指と人さし指で、順番にハリをつかんでいく。1本目から5本目までつかんだら、次に人さし指と中指で6本目から10本目を保持する。 この作業が、慣れるまではなかなか難しい。8本目あたりにイカがかかっていると、イカをはずすうちに、左手がおろそかになって、ハリがぽろりと落ちたりする。 そうなると、後は地獄。他のハリを落とさぬよう、残りの指でからんだ糸を解いていくのは、至難の業である。厚手のゴム手袋をしていたりすると、ほぼ絶望的。「ウキーッ」という気持ちを抑えながら、うつむいてじっとほぐしていくわけです。 この状態が長く続くと、弱い人は当然船酔いをおこす。おかげで私はかなり気分が悪くなった。 ようやくこれらの作業になれてきた頃に、私が気付いたことは下記の3つ。 「右利きの人が、右手でイカをはずして、左手で残りのハリを保持する」場合、一連の作業をスムーズに行うためには… (1)海に向かって「道糸の右側」に座る(立つ)。 (2)海を右手に見て横向きに座る(立つ)。 (3)針をたぐって保持する時は、大きくワン・ストロ ークで。 私自身は、最後まで上記(1)(2)と全く逆の位置に座っていたが、(3)に気を配っただけでほとんど糸がらみはなくなった。【h】 |
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| もぞもぞふわり、アタリに四苦八苦 … 夏のマイカ夜釣り体験記(5) 同日。糸がらみの他にもう一つ悩んだのが「アタリ」。「イカははっきりしたアタリがないよ」とは聞いていたけれど、予想以上にわかりづらかった。 始めの2〜3杯は、正直言って「あげたら偶然イカがかかっていた」という感じ。 初めてアタリがわかったのは、仕掛け投入の際、突然「ふわっ」と糸が落ちなくなったとき。「ああ、これがイカのアタリなのか」と、その時ようやく確信を持って糸をたぐることができた。 慣れてくると、「もぞもぞ」というようなアタリの後に道糸がやや重くなる瞬間もわかるようになってきた。イカのアタリは、「針を引く」のではなく「針に乗っかる」というイメージを持っていた方が良いと思う。 写真hはマイカが釣れた場面。海水とスミを上空に向かって吐きながら、ローラーを駆け上がってくる。イカのスミが身体にかかるのを防ぐためにも、イカローラーの真正面に座るべきではない。【h】
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発色が豊かなマイカ君 … 夏のマイカ夜釣り体験記(6) 同日。今回釣れたタナ(深さ)は、前半2時間位は「底」。後半、イワシの群れを追って上がった時は「約10〜15mの深さ」だった。全て船長さんが教えてくれた。 釣れたばかりのイカは、体色が「ゆらゆら」と変化してとてもきれいである。 北海道の海で釣ったもので「きれいだなぁ」と感じたものは今までなかったが、イカはきれいだった。写真や動画では細部までお見せできないのが残念。【h】
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素人とベテランとの明らかなる差 … 夏のマイカ夜釣り体験記(7) 翌日。 結局、糸がらみと船酔いに悩まされながら、釣果は31杯であった(写真j)。 自分としては「たくさん釣れたな」という感じだったが、同乗していたベテランさんは「250杯」と平然と言ってのけた。絶句した。 一部始終を見ていた仲間によると、そのベテランさんはほぼ入れ食い状態だったらしい。「タナを見つける早さ」と「アタリに対する敏感さ」が、素人とは桁外れに違うということか。うーむ…。 釣りを終えて感じたことは、「イカ釣り」は「わかさぎ釣り」と似ているな、ということ。 (1)仕掛けを振ってさそう、忙しい釣りである。 (2)アタリが微妙でわかりづらい。 (3)手返しの良さが釣果につながる。 (4)対象が群れで回遊し、当たりはずれがある。 (5)素人でもそこそこ釣ることができる。 (6)素人とベテランの釣果差が歴然と現れる。 (7)仕掛けがからみ安く、素人には扱いが難しい 等々。まあどうでもいいことだけどね。【h】 ≫関連コンテンツ「わかさぎ釣りのすすめ」へ |
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