- HSPは正常な特性です。この特性は全人口の15~20%に見られます--病気と呼ぶにはあまりに多すぎる数です。ただ、私たちの周りにいる多数派の人たちにはうまく理解してもらえなかっただけなのです。
- 持って生まれたものです。実際生物学者たちは、この特性を、ほとんど、あるいはすべての動物に存在することを発見していました。ショウジョウバエから魚・犬・猫・馬そして霊長類に至るまで。つまりこの特性は、行動を起こす前に注意深くなるという、生き残るための戦略のうちのあるタイプの表れなのです。実際、HSPの脳は、他の人たちの脳とすこし異なる働き方をします。
- あなたは他の人たちよりも微妙なことによく気がつきます。これは、あなたの脳がより深く情報を処理し、それについて深く考えることが大きな理由です。ですから仮にあなたが眼鏡をかけていたとしても、かけていない人たちよりも多くのことに気がつくでしょう。
- あなたはまた、容易に物事に圧倒されてしまいます。あなたがあらゆることに気がつくということは、当然強いレベルの物事、複雑で、混乱していて、新しく経験するようなことに長い時間さらされた時、圧倒されてしまうことにつながなります。
- この特性は新しく発見されたものではなく、誤って理解されてきたものです。HSPは新しい状況に入る前に注意深くなる傾向を持っていることから、しばしば”内気”だと言われてきました。しかし、内気とは後天的なもので、生まれつきのものではありません。実際、HSPのうち30%は外交的です。それまでたびたび内向的と誤ったレッテルを貼られてきたのにもかかわらずです。他にも、引っ込み思案、怖がり、神経質などと呼ばれてきました。HSPの中にはそのような態度をとる人もいます。しかし、そうふるまってしまうのは、生まれつきのせいではなく、また基本的な特性でもないのです。
- 敏感(繊細)さは文化によって異なった評価を受けます。敏感であることに価値を置かない文化(国)では、HSPは低い自尊心を持ってしまう傾向があります。周囲から「気にしすぎる」と言われるので、自分を普通とは違うと感じてしまうのです。
もう一度、ようこそこのウェブサイトへ。あなたはたった一人ではありません。例えば、ニューズレター”Comfort Zone”は、数えきれないほどの方が購読しています。もし、あなたがもっと敏感さについて知りたければ、より情報を得られる以下の本を読んでみることをご検討ください。周囲の人にあなたのことを教えてあげることにも役立つでしょう。
最初の本、『The Highly Sensitive Person』(邦題:『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』)は、最も一般的な紹介書であり、HSPが人生で向きあう様々な局面をカバーしています。(私たちは、この本がフランス・オランダ・デンマーク・ドイツ・スペイン・ポルトガル・ギリシャ・日本・韓国そして中国で翻訳され、世界中で100万部も発行されていることを誇りに思っています。特に中国と韓国ではごくわずかの宣伝しかされず、ほとんど口コミで広まったのです!)
『The Highly Sensitive Person's Workbook』は、あなたが1人で読んで行うことができます。各章は上記の本と対応していますが、よりあなたの特性を、社会生活・感情・仕事の場で調和(統合)させるように作られています。そして、あなたがもっと自身をケアし、過去を見つめ直すことに役立つでしょう。また、HSPのグループを作りたいと思っている人たちへ、その方法も収録しています。このワークブックはあらかじめHSPの人たちによって試みられ、”ユーザーフレンドリー”なものになっています。そのため、きっと読む方は、使いやすく、示唆に富んでいると感じてくださることでしょう。
『The Highly Sensitive Person in Love』(邦題:『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ』)は2000年5月に出版された本で、その内容は長年にわたって関心を持って研究してきた親密な関係とHSPの研究をブレンドしたものです。ここではHSPと非HSPが、お互いの違いを尊重しながら一緒に生きていくことについて、どのように学んでいけるのか、たくさんのアドバイスを紹介しました。もちろん、HSP同士についても同様です。
『The Highly Sensitive Child』は、大人になったHSPのほとんどが、子供の頃とても辛かったと話していることをきっかけに書いた本です。彼らの親が、いちばん良い子育てをしようとしている時でさえそうでした。なぜかというとどの親も、この子たちをどのように育てたらよいのかわからなかったからです。親も先生も彼らに言います、「あまりに繊細」「内気すぎる」「気持ちの揺れが激しすぎる」と。HSCはこの世界に与えることができるたくさんの可能性をもっています。でもそのためには彼らに合った子育ての方法が必要なのです。
Comfort Zoneは、1996年にHSP向けのニューズレターとして始まりました。以来150を超える記事が掲載されています。きっとあなたはとても敏感に様々なトピックを見つけることでしょう。その中には、あなたの中に使われないまま眠っている潜在的なものを、ユング心理学を用いてどのように活用するかといった話題や、HSPに関する最新の研究も含まれています。1996年から2004年の間、ニューズレターは年に4回印刷し、有料で郵送していました。終了までのバックナンバーはStroeから注文することができます。またComfort Zoneのページでは各トピックの内容の一覧をご覧いただけます。
2004年からはComfort Zoneは無料でオンラインで見ることができるようになり、年4回、2・5・8・11月に、メールアドレス宛にお知らせが届くようになりました。メーリングリストに申し込みをすれば(各ページの下からクリックできます)、あなたのアドレスに毎回最新のニューズレターのお知らせが届きます。このオンラインの記事のアーカイブ(書庫・保管場所)もどんどん大きくなっています。
HSPについて質問がある時は
HSPのことについてなにか尋ねてみたいと思っていることがありますか?あなたが知りたいと思っている答えのほとんどは、Comfort Zone に載っています。例えば、高い敏感性や子どものこと、騒音、動物、夢、旅行、悲しみ、仕事、あるいは自閉症やADHDなど、ほぼあらゆることに関する記事が掲載されています。
また、このページのトップにあるグーグルサーチで、”HSPerson.com”を選択してクリックすると、グーグル内、Cmfort Zoneのページの中を検索して関係する記事を見つけることができます。ぜひクリックしてみて下さい。
その他入手可能な品:
Understanding the Trait of High Sensitivity(高敏感性の特性を理解するために)はエレイン・アーロンの話しを収録したCD。90分、2007年録音。どなたに対しても、この特性について知る最初のものとしてふさわしいものです。最新の研究を基に、あなたが本から得た情報や肯定感を、フレッシュな印象とともに強めてくれます。
もうひとつのCD、Thoughts on the Highly Sensitive Childは、アーロン博士による4つのレクチャーを組み合わせて収録したものです。このCDを聴くだけでは”The Highly Sensitive Child”の本の内容すべてをカバーできませんが、子供たちが持つ高い敏感性についてより理解を深め、より上手に話すための方法を補ってくれます。
DVD、The Trait of High Sensitivityは、ある日の午後の時間、エレイン・アーロンが約20人のHSPのグループの前で話をしている様子を収録したものです。全セルフテストの項目について話すことから始まり、何人かのHSPの質問に答えています。多くの質問へのやりとりは活気に満ち、「完璧主義なところをどうしたらよいか?」、「サイキック(超常的な知覚をもっている)と同じ種類のものなのか?」といった質問から、「どうしたら私は(この現実社会の中で)1人のHSPでいられることができるでしょう?そしてあの速い運転を好きになるにはどうしたらいいのでしょう?」、「どうしたらHSPが外向的になれますか?」といった質問にまで答えています。また他の本やCDと内容がオーバーラップしないようになっています。
The Highly Sensitive Person Unabridged Recorded Bookは、シェ-クスピア俳優バーバラ・カルーソーが、エレイン・アーロンの本をすばらしく熱のこもった朗読で録音したものです。CD9枚(10時間)のボックスセットで、ブックマークがわりに3分ごとにトラックを区切っています。ぜひお聴きになってみてください!
どの商品も作者のサイン入りで、HSPstoreから購入できます。
エレイン・アーロン博士のプロフィール
トロントにあるヨーク大学で臨床心理学の修士号を、パシフィカ大学院で臨床深層心理学の博士号を取得。その後サンフランシスコのユング研究所でインターンとして勤務。1991年から、人が生まれつき持っている高敏感性の気質について研究を開始。また夫であるアート・アーロンとともに、愛と親密な関係における心理学的研究において第一級の研究者として知られる。また二人は敏感さと愛の研究において、初めてMRI(磁気共鳴映像法)を用いたパイオニア的な存在である。アーロン博士は現在、ミルヴァーレイとサンフランシスコにおいて、数はあまり多くないものの、心理療法を行っている。
専門家に向けた研究・理論の論文
Elaine N. Aron and Arthur Aron (1997). "Sensory-Processing Sensitivity
and Its Relation to Introversion and Emotionality," Journal of Personality and Social Psychology, Vol. 73, No. 2, 345-368.
E. N. Aron (2000). "High Sensitivity as One Source of Fearfulness
and Shyness," in Extreme Fear, Shyness, and Social Phobia: Origins, Biological Mechanisms,
and Clinical Outcomes. Eds. L. A. Schmidt and J. Schulkin. New York: Oxford University Press,pp.
251-272.
E. N. Aron (1996). "Counseling the Highly Sensitive Person."
Counseling and Human Development, 28, 1-7.
E. N. Aron (2004). "The Impact of Temperament on Intimacy and Closeness." In The Handbook of Closeness and Intimacy. Eds. D. Mashek and A. Aron. Mahwah, NJ: Erlbaum
Aron, E. N., Aron, A., & Davies, K. (2005). "Adult Shyness: The
Interaction of Temperamental Sensitivity and a Negative Childhood Environment." Personality and Social Psychology Bulletin, 31, 181-197.
Aron, E. N. (2004). "Revisiting Jung's Concept of Innate Sensitiveness."
Journal of Analytical Psychology, 49, 337-367.
E. Aron, The Clinical Implications of Jungs Concept of Sensitiveness, Journal
of Jungian Theory and Practice, 8,2006, 11-43. Available online at www.junginstitute.org or download the PDF
Jagiellowicz, J., Xu, X., Aron, A., Aron, E., Cao, G,, Feng, T., & Weng,
X. (2010) The trait of sensory processing sensitivity and neural responses to
changes in visual scenes. Social Cognitive and Affective Neuroscience. [Advance
Access published March 4, 2010; will appear in May issue]
Abstract on line and free. Full text can be gotten through subscribing or if you have a link to an
academic library.
Stony brook University Press Release on it
Aron, A., Ketay, S., Hedden, T., Aron, E. N., Markus, H. R., & Gabrieli,
J. D. E. (2010) Temperament trait of sensory processing sensitivity moderates
cultural differences in
neural response. Social Cognitive and Affective
Neuroscience. [Advance Access published April 13, 2010; will appear in June
issue]
Full text available online with payment
Stony Brook University press release on it
(もし図書館の資料データにアクセスし、PsychInfoで検索すれば別の心理学者の書いた敏感性(sensitivity)もしくは敏感性感覚処理(sensory-processing
sensitivity)の論文が見つかります。同様に”biological sensitivity to context(状況に対する生物の敏感性)”に関連するアイデアも見つかるでしょう。”sensitivity”で調べてみてください。)
以下の3つの論文:"Sensory-Processing Sensitivity and Its Relation to Introversion and
Emotionality," "Revisiting Jung's Concept of Innate Sensitiveness."
"Revisiting Jung's Concept of Innate Sensitiveness." は大学の図書館、あるいは雑誌社のウェブサイトを通して簡単に手に入れることができます。もしあなたが研究者で、この3つの論文を入手できなかった場合、下記の私書箱宛に郵便料金として5ドル送ってください。記事を転載したものをお送りいたします(※1)。でも内容のを全てを、また研究者以外の方には送ることはできません。なぜなら著作権を所有していないからです。(これらはあくまで同業者間の優遇措置として、研究者仲間に送っています。)
※1:この文章はアメリカのHPの記事の内容をそのまま翻訳して載せています。日本人でこの記事を入手したい方は、料金その他のことについてあらかじめ(英語で)問い合わせをして確認して下さい。
メディアまたは研究者のための連絡方法
インタビューを希望するメディアの方、講演などの機会が可能かどうか問い合わせしたい方、もしくはhigh sensitiveの概念に関して連絡を取りたいと考えている研究者の方は、以下の住所にElaine
Aron宛にお手紙を送っていただくか、下記のフォームよりメールを下さい。
※2:この文章はアメリカのHPの記事の内容をそのまま翻訳して載せています。お問い合わせをする方は英語でお願いいたします。
2439 28th Avenue
San Francisco, CA 94116
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