マーシャル 離島な日々 

マーシャルの民芸品
保存食モカン作り
 




マーシャル諸島にはパンダナス、現地名ポップbob、和名タコノキ(学名Pandanus tectorius-Pandanaceae)と呼ばれる木が多く生育する。タコノキという変わった名の所以は、株元から生える木根がまるで蛸の足のように沢山あり、広がって幹を支えるためだ。高さ約8メートル(25フィート)、葉は3メートル(10フィート)に及ぶものもある。葉の縁には細かな棘があり、マットや民芸品などに用いられる。果実は一般的に痩せたマーシャルの土壌では貴重なものである。琉球諸島のアダン(阿壇)も同じ種類。

気根。蛸っぽさが伝わるだろうか?













このパンダナスを使った保存食モカンの作り方を紹介しよう。

木になっている所。全体は一抱えもある。下の方の実はすでにもがれている。

ご飯と一緒に食べることも多い。

材料の紹介

材料はパンダナスの実。
 実は、南国の雰囲気満点の鮮やかな緑とオレンジ色で、オレンジ色の部分を食す。ビタミンAを豊富に含み、ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンCも少量含まれる。

10月から1月がシーズンだが、1月以降に実がなるものもある。生で食べる時は、繊維質の果実の甘い汁を吸うようにして齧る。煮ると、甘みの強いサツマイモに似ていなくもない。

アイルック環礁に滞在中、子どもも大人もこれを食べるている光景を良く見た。生のままのを木からもいで食べることもあるし、煮てホクホクしたのを食事や軽食に食べることもある。

シーズン中はたくさん取れるこの実を使った保存食モカンの作り方を、つぎの頁から見ていこう。

参考文献 Plants and Environments of the Marshall Islands(1997)pp.34-37.
 

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