西国霊場三十三札所 第26番、第27番を巡る
西国霊場めぐりの結願も、あと少しになってきました。
今回は札所の中でも、最も西に位置する兵庫県
加西市にある第26番札所「一乗寺」と、姫路市にある
第27番札所の「圓教寺(えんぎょうじ)」を
お参りしてきました。
(2009.2.11撮影)

西国霊場26番札所の一乗寺は姫路市から
東へバスで40分くらいの加西市というところにありました。
お寺全体は小高い山の上に
建っていて、静かな佇まいを見せておりました。
大きな山門などはなく、境内にはまっすぐ本堂
に向かう石段が待っていました。

急な石段を登りつめると、正面に豪壮な本堂が
見えてきました。左にあるのが国宝の三重塔で、
創建は、西暦650年と伝えられているそうです。

一乗寺のシンボルともいえる国宝の三重塔。
見事な組木の建築物だが、所々に修復した
あとが見られました。

本堂の天井にはたくさんのお札が放射状に
貼り付けられていました。

最近は、こうった山奥のお寺にも、若い人たちが
お参りに来ているようです。

均整の取れた三重塔の周囲にはたくさんの桜の木が
植えられていました。桜のシーズンはさぞや綺麗だろうと
思いました。

第27番札所「圓教寺」の摩尼殿(まにでん)は
京都にある清水寺の「舞台」を連想させる立派な
建造物でした。
ここは、書写山という海抜500m級の山全体に
多くの伽藍が配置され、西国三十三札所の中でも
最も広い境内を持つお寺だということでした。

摩尼殿を見上げると、その木組みが複雑なのに
驚かされます。

トム・クルーズと渡辺 謙が競演して話題になった
「ラストサムライ」という映画は、ここ圓教寺でかなりの
部分がロケがされたということでした。
正面の食堂(じきどう)という建物は長さが約40m
あり、二階建ての木造建造物としては日本最大だそうです。

境内で見たお坊さんは、2月というのに素足でした。

食堂の暗い廊下では、若い女性が一人で
熱心に写経をしていました。
