宮城の「美味い処」と「温泉宿」
第一章〜塩竃の寿司と吹上温泉〜
2003年7月4日(金)〜7月5日(土)
愛車EXIV 今回は、宮城の路を旅した。
隣県であるが故に、あまり行く機会がないのだが、
ここ山形同様に「美味い処」と歴史のある「鄙(ひな)びた宿」が
多数あることから、今回は宮城県を旅することとした。

今回の旅は、前回同様に
愛車EXIVと埼玉の消防署員・自称「温泉ツウ」が、
旅の同行者だ。

山形自動車道、東北自動車道を乗り継いで、
80分程で待ち合わせ場所の利府駅(宮城県利府町)に到着し、
「温泉ツウ」と合流した。

なお、最近EXIVには、近隣県のグルメ店をピンポイントレビュー
するため、カーナビを搭載している。
今回の旅でも、格段の時間と距離の短縮がもたらされた。
にぎり特上 と 毛がにの味噌汁 利府町で「ツウ」と合流した我々は、
第一の目的地「すし哲」に向かった。
すし哲」は塩竃一とも言われている寿司の名店で、
アスクユー・レストランガイドや雑誌等で、
多くの芳しい情報を認めることができたので訪問することとした。

注文したのは、
にぎり特上    2,700円
毛がにの味噌汁  400円
まぐろの串焼き 1,000円
の3品。
いずれも極上の品々で、見た目にも美しく噂どおりの味だった。
左の写真のとおり寿司の器は有田焼。
まず見た目に満足し、次に舌を唸られた。

新鮮な塩釜港で仕入れた珠玉のネタを、
料理人の技術と器の美しさが盛り立てる、
そんな演出が感じされる品々だった。

食後には、自家製の苺のシャーベットがサービスでついた。
苺本来の甘酸っぱさで、おまけなのにとても満足できる一品だった。

訪問したのが、開店直前の11:00少し前で、
店を出たのがちょうど12:00頃。
その頃には、平日なのにも関わらず、店は一杯になっていた。
改めて「すし哲」の地元での人気を感じさせられた。
まぐろの串焼き
塩釜を後にした我々は、鬼首温泉の吹上温泉にある
吹上旅館 峯雲閣(ほううんかく)に向かった。
鬼首温泉の地図
吹上旅館 峯雲閣(ほううんかく) 間歇(かんけつ)泉で知られる鬼首温泉にある
吹上旅館 峯雲閣(ほううんかく)に到着。
周囲は荒雄岳、須金岳などの山々が連な る避暑地である。

吹上旅館 峯雲閣(ほううんかく)
宮城県玉造郡鳴子町鬼首字吹上16
0229-86-2243
【泉質】 ナトリウム塩化物泉
【効能】 慢性皮膚病 、慢性婦人病、切傷、やけど
日帰料金 大人500円、小人300円
(宿泊の基本料金は10,000円から。税別)

フロントは500年前の民家の土間を
移築改造したもので、
ノスタルジックでいい感じである。
ここには、釜神と巨臼が飾っていて、頭上の釜神は
畏怖心を生じる程迫力がある。

部屋はシンプルな純和風の4人部屋。
ベランダから庭が見渡すことができる。
訪問日は雨模様で、窓を開けるとひっそりした山の空気が
部屋を満たす。

部屋で一服した後、さっそく風呂に行った。
吹上旅館 峯雲閣(ほううんかく) ロビー
釜神
峯雲閣(ほううんかく) 内風呂 風呂は、内風呂が男女1つずつと
混浴の露天風呂がある。


まったりとした感じの温泉で肌あたりがよく、
意外とよく体が温まる。
内風呂がかなり熱めで、露天がちょうどいい温度だった。
露天風呂は川沿いにあり、
風の吹く音と川の流れる音を聞きながら
湯を楽しむことができる。
露天に浸かりながら深呼吸をしようと天を見上げると
木々の枝葉に露天が覆われているのに気づく。
木々の光合成で作られた新鮮な酸素が
また贅沢に感じる。

夏の間、天気が良く川の水温が高ければ、
滝壺の温泉「吹上沢大湯滝」で、
温泉が楽しめるとのことだったが、
当日は雨で水温が低く滝壺での露天風呂
は入ることはできなかった。
(いつかまたトライしてみたいと思った。)

滝壺の上流には98℃の間歇泉があり、
沢の湧水と合流して温泉になる。
峯雲閣(ほううんかく) 露天風呂
峯雲閣(ほううんかく) 滝壺
峯雲閣(ほううんかく) 夕食 夕食は、山の宿にお約束のメニュー。
牛肉の陶板焼き、鯉のあらい、鮎の塩焼き、山菜料理など。
峯雲閣(ほううんかく) 夕食 お気に入りは、やはり陶板焼き。

ぽん酢でいただく、厚めで噛み応えのある牛肉は、
牛食ってるって感じで良かった。
牛の脂吸った玉ねぎ、茄子もほくほくして美味かった。

食後、何回か風呂を楽しんだ。
夜間は、特に外灯設備がない露天風呂は真っ暗だった。
暗闇の中の露天風呂は、川の音だけが聞こえ、
そしてジンジンと湯の温かさが体にしみてくるだけである。
人の話し声も車の音もテレビの音も聞こえない。
あるのは漆黒の闇と川の音。
久しぶりに不快な社会から開放された一時であった。
(就寝)                   Zzz ( ̄〜 ̄)
峯雲閣(ほううんかく) 朝食 (翌朝)
朝食もまたシンプルなお約束メニュー。
温泉卵は新鮮なものを使っているとのことで、
とても美味しくいただけた。
(後で気付いたのだが、近くの間歇泉「弁天」で
飼っているうこっけいの卵だったのかもしれない。)

チェックアウトの10:00ギリギリまで温泉を楽しんだ
我々は、近くの間歇泉「弁天」に向かった。
第二章〜鬼首の間歇泉(かんけつせん)と栗駒牛〜
第三章〜千年の名湯 温湯(ぬるゆ)温泉への旅〜
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