カルシウムについて
 
クローン病ではカルシウムやビタミンDの吸収が低下したり、乳製品を制限する場合があるため、カルシウムが欠乏しやすくなります。

※不足状態が続くと・・・
 骨密度が低下し、骨折しやすくなります(骨粗しょう症)。

※上手な摂り方・・・
 カルシウムは、乳製品・小魚・大豆製品・海藻類に多く含まれています。食品中に含まれるカルシウムの消化吸収率は、一般に20〜30%程度ですが、乳製品に含まれるカルシウムの吸収率は高く、他の食品の約2倍です。
 ビタミンDはカルシウムの吸収・利用を助けます。イワシ・カツオ・サケなどに多く含まれています。又、日光浴により体内でつくられます。食品からある程度の量のビタミンDを摂取するとともに、日常的に日の光を受けて生活することも必要です。
 逆にリンの摂取量が多すぎるとカルシウムの吸収は悪くなります。加工食品や清涼飲料水に各種リン酸塩が添加されているので、加工食品に偏った食生活では、リンの過剰摂取をもたらすことになるので注意しましょう。

《カルシウムを多く含む食品》

食品名

1回の使用量(g)

その目安量

カルシウム量(mg)
普通牛乳
低脂肪牛乳
プレーンヨーグルト
スキムミルク
プロセスチーズ

200
200
100
20
25

コップ1杯
コップ1杯
小1個
大さじ3杯
三角1切れ

220
260
120
220
158
もめん豆腐
凍り豆腐
がんもどき

100
20
50

1/3丁
1枚
大1/2枚

120
132
135
わかさぎ
しらす干し
煮干し
桜えび(素干し)
アミの佃煮

50
10
10
10
7

3〜4尾
大さじ2杯

大さじ3杯
大さじ1杯

225
21
220
200
98
コマツナ
大根の葉
かぶの葉
切り干し大根
ごま
30
30
30
10
6
お浸し1/2人分
1/2株
1株
煮物1/2人分
小さじ2杯
102
63
69
47
72


北里腸炎友の会会報「パープル・ウィンド」第25号より掲載