特徴
1キーで一発コピーを可能にします。
概要
インアクティブコピー(IACと略します)とは、非アクティブなウィンドウをクリックすることなく、非アクティブなまま文字列をコピーし、アクティブなウィンドウに貼り付けられる便利な機能です。

上図で示されているように、2つのメモ帳が開かれています。1つは編集中のアクティブなウィンドウです。もう1つは"手ぶら.txt"が開かれている非アクティブなウィンドウです。
現在、非アクティブなメモ帳の3行目にカーソルを移動させ、左ウィンドウズキー(IACキーに設定されています)を0.5秒間押しつづけた状態で、IACキーがONになりツールチップ状(コピーチップと呼びます)のウィンドウに、隠れて見えない非アクティブなメモ帳の3行目が表示されています。
このコピーチップが表示された瞬間に、クリップボードにコピーしたり、キーボードフォーカスのあるウィンドウに直接貼り付けることができます。(オートコピー)
また、コピーチップ上で予め設定されたキーを押すことによって、他の動作をさせることも可能です。(手動コピー)
使用法
インアクティブコピー機能(以下IAC)を使用するには"iacpy.dll"が必要です。
インテリカーソルのデラックス版をインストールすればコピーされています。見つからない場合や削除した時はインテリカーソルのサポートサイトから入手できます。
"iacpy.dll"がインテリカーソルの実行ファイルと同じフォルダにコピーされていてシステム設定を変更していなければ、インテリカーソル起動時に自動的にインアクティブコピーが使用可能になります。
インテリカーソル終了時に拡張子".iac"の設定ファイルが作成されます。
| 用語 |
動作説明 |
| IACキーON |
コピーチップが表示される状態をIACキーがONになったと表現します。IACキーをONにするには、左ウィンドウズキー((以下LWIN)を0.5秒間押し続けます。カーソルの位置に関係なくONになります。IACキーがONになると、カーソルが対応コントロール上に移動するとコピーチップが表示されます。LWINを放すとIACキーがOFFになり、通常の動作に戻ります。
また、CTRLキーを押しながらLWINを0.5秒間押し続けると、IACキーをロックすることができます。ロックされるとLWINを放しても、カーソルが対応コントロール上に移動するとコピーチップが表示されます。ロックを解除するには再度LWINを押します。またコピーチップ以外のウィンドウをクリックすると一時的にチップを非表示にできます。
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ESCキーを押してもコピーチップを非表示にできます。この場合はロックを解除し、IAC全体をリセットします。
また、スクリーンセーバーが起動した時もリセットされます。 |
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| コピーチップ |
対応コントロール上にカーソルが移動した時に表示される、ツールチップ状のウィンドウをコピーチップと呼びます。コピーチップは、カーソルがコントロールの左半分にあるときは左揃えで表示され、右半分にあるときは右揃えで表示されます。
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改行のみの行でもコピーチップが表示されます。これは数行を連続してコピーする場合、改行のみの行が現われた場合に改行のみをコピーするためです。 |
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| コピーキー |
文字列をコピーするにはコピーチップ上で、予め設定されているキーを押します。
コピー動作には転送・コピー・貼り付けの3種類が用意されています。
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カーソルがコピーチップ上にある場合は、コピーキーに設定されているキーの入力はできません。カーソルをコピーチップ外に移動すれば通常のキー入力が可能です。 |
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フォーカスのあるウィンドウが、半角入力状態でない場合はコピーされません。この場合はCTRLキーとの同時押下で対処できます。入力状態はインテリカーソルのインフォチップで確認できます。 |
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対応コントロール
| 対応コントロール |
| エディット(edit) |
単一行(Explorerのアドレスバー等)・複数行(メモ帳等)のエディットボックス |
対応コントロールとはコピー元を表します。コピー先には未対応のコントロールまたは各アプリケーションが指定できます。
現在はエディットコントロールにのみ対応しています。今後のバージョンアップで他のコントロールにも対応させていきます。
各種注意
- インアクティブコピーを初めて起動した時に、“IAC設定ファイルは初期化されました”というメッセージが表示されますが、OKボタンを押せば正常に起動されます。
- Windows2000付属のメモ帳は、32Kバイト以上のファイルを扱えますが、IACでは32Kバイトまではコピーが可能です。それ以上は、表示は可能ですがコピーはできません。この際の表示位置は水平スクロールバー上に固定されます。
- 文字列コピー用のバッファサイズは約500バイト(全角250文字程度)用意されていますが、実際には画面解像度の横幅に依存します。画面からはみ出した文字を見ることはできませんが、コピーは正常に行われます。
用途
定型文字(ID・フォルダパス・URL・住所等)のコピーが容易にできます。
定型文字を.txtファイルで作成しメモ帳で開けば、定型文貼り付けツールになります。
デスクトップの左端に1cmくらいの隙間を設け、そこにメモ帳の一部が見えるように配置しておけば、メモ帳は常時非アクティブのままで内容を見ることができ、そのままコピー・貼り付けができます。
設定
| IAC設定 |
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IACの設定は、インテリカーソルのトレイアイコンを右クリックして、【IAC設定】を選択すると図のようなダイアログが現われます。
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適用ボタンを押すとすぐに設定値が反映されます。
取消ボタンを押すとダイアログが開く前の設定値に戻り、適用値も無効になります。 |
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| コピーキー |
| オートコピーを有効にする |
コピーチップが表示された瞬間に、コピー動作を実行する場合にチェックします。※6
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| ロック時も有効にする |
IACキーがロックされている時も、オートコピーを使用する場合にチェックします。
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| 改行付き |
コピー文字列の末尾に改行を付加する場合にチェックします。※3
チェックされていない場合でも、Shiftキーを押しながらコピーキーを押しても同様の動作をします。※4
| コピーモードによる改行の違い |
| フォーカスウィンドウに転送 |
転送文字列の末尾に"\n"を追加します。 |
| クリップボードにコピー |
コピー文字列の末尾に"\r\n"を追加します。 |
| クリップボード経由で貼り付け |
コピー文字列を貼り付けた後にEnterキーが押されます。 |
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| フォーカスウィンドウに転送 |
コピーチップに表示されたすべての文字列を、フォーカスのあるウィンドウに転送します。クリップボードにコピーしたくない場合に使用します。※5
手動コピーに使用するキーをエディットボックスで変更できます。※1
オートコピーボタンを選択すると、オートコピー時にこの動作をします。
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| クリップボードにコピー |
コピーチップに表示されたすべての文字列を、クリップボードにコピーします。
手動コピーに使用するキーをエディットボックスで変更できます。※1
オートコピーボタンを選択すると、オートコピー時にこの動作をします。
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| クリップボード経由で貼り付け |
コピーチップに表示されたすべての文字列を、クリップボードにコピーし、フォーカスウィンドウに貼り付けます。※7
手動コピーに使用するキーをエディットボックスで変更できます。※1
オートコピーボタンを選択すると、オートコピー時にこの動作をします。
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| IACオプション |
| フォーカスウィンドウでは使用しない |
フォーカスのあるウィンドウでコピーチップを表示したくない場合にチェックします。※2
オートコピーが有効で貼り付け動作が選択されている場合にチェックを外す時は注意が必要です。 |
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| ※1 |
コピーキーに使用できるキーは、"0"〜"9"及び"A"〜"Z"に限られます。ただし"V"キーは使用できません。
貼り付けにはCTRL+Vをフォーカスウィンドウに送ることによって実現されていますので、"V"キーを使用すると貼り付けができなくなります。
各コピー動作を使用しない場合は、上記キー以外を入力し適用すると"*"が表示され、手動でのコピー動作を禁止できます。
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| ※2 |
アクティブウィンドウではないことに注意してください。フォーカスウィンドウはキャレット(文字入力用のカーソル)が点滅しているウィンドウです。
例えばIAC設定ダイアログで上図の状態では、3つのエディットコントロールすべてで表示されます。
あるエディットコントロールをクリックすると、そのエディットコントロールでは表示されませんが他のエディットコントロールでは表示されます。
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| ※3 |
付加される改行コードは"\r","\n"です。このコードでは改行しないアプリケーションもあります。
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| ※4 |
貼り付け時には正常に動作しないアプリケーションもあります。通常の貼り付け動作で、Shiftを押しながらCTRL+Vで貼り付けられるアプリケーションは動作しますが、貼り付けが実行されないアプリケーションでは動作しません。
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| ※5 |
エディットコントロール系のウィンドウ以外は文字化けします。
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| ※6 |
WIN+Vのホットキーが設定されている環境ではホットキーが優先されるため、貼り付けモードのオートコピーが使用できません。
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| ※7 |
貼り付けにはCTRL+Vをフォーカスウィンドウに送ることによって実現されています。貼り付けの瞬間にユーザーがCTRLキーとVキーを押している状態になります。
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