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はじめに
普段他愛もない世間話が展開される掲示板「一庵堂ヨタと〜く」ですが、時々捨て去ってしまうにはあまりにも惜しい、雑誌の記事にしたいくらい面白い展開を見せることがあります。 今回は'2002年2月27日からの
CQ出版株式会社発行 黒田徹氏著
初めてのトランジスタ回路設計
P136-P138の4石ダイアモンドバッファー(4石ブートストラップト・コンプリメンタリ・エミッタ・フォロア)が話題になったので紹介します。


掲示板の内容

■黒田氏の4石バッファー
※ところでZobelに関する一疑問 投稿者:Daluhmann  投稿日: 2月27日(水)19時31分50秒
例によって事実上の指名質問で恐縮です。m(_ _)m

Zobelで小容量負荷をマスクする場合、R性領域の上限はどれ位の周波数まで
保証してやったらいいのでしょうか?
素人考えでは、ポールがftの1/2程度もあれば発振しないと思うのですが・・・。

※なんだか 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 2月28日(木)03時42分34秒

>&Daluhmannさん
前略
一応、定電圧電源の出口の電解コン(隠れZobel)と同じそのような考えで(平坦部で交差)
よいのではとおもいます。現実にはパスコンが近所にあってもftあたりではみな
インダクタンスみたいなものなのでRを増やすくらいしかコントロールのしようもない
なのですが、ベース側抵抗の助けもあるのでなんとかなるようです。

※それはそうと 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 1日(金)14時12分45秒

渋谷さん:
>Zobelの上端
どうもありがとうございます。

>ベース側抵抗の助けもあるのでなんとかなるようです。
これなんですが、いかにベース側を容量性補正しても、VHF帯まで行くと
どのみちインダクタンスが上昇するので、最終的にはベース抵抗(+rbb)と
Cobによるローカル積分補正を残しておかなければ駄目・・・という心証を
得つつあるんですが、いかがなものでしょうか。

※恐い 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 2日(土)13時37分18秒

前略

渋谷さん:
>心証もなにも、世の中のマトモなヤツはみんなそうなってます。

あ、一般論としてそうであるのは明らかですが、実はもう少し具体的な事が
お聞きしたかったんです。なので具体的に書きます。

例として黒田氏の本にある2段エミッタフォロワの入力部の容量性補償で、
10pFに47Ωを直列にしてあります。この47Ωの意図がずっと謎でした。
で思ったのは、これは10pFのインダクタンス分を相殺するために入っており、
超々高域ではこの47Ω+rbbとCobとで積分回路を構成するようになっているの
ではないか・・・といった疑問です。

この発想を敷衍すると、例えばどワイドラーの2段目、普通はB-C間に直接
補償容量を入れますが、100Ω程度のベース抵抗を残しておいてその外側から
補償してやり、最後の最後はCobに任せるといったやり方の方が確実なのかな・・
・・などとも想像するんですが、実際にはrbbもあるので考え過ぎでしょうか??

後略

※Re:恐い 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 2日(土)18時19分26秒

>Daluhmannさん

前略

<例として...
<超々高域ではこの47Ω+rbbとCobとで積分回路を構成するようになっているの
どうもどの回路例をさしておられるのか判然とせず、お話を追っているうちに
ますます分からなくなってしまいました。アスキーアートかなにかでお願いできますか。

<この発想を敷衍すると、例えばどワイドラーの2段目、普通はB-C間に直接
どのような回路をお考えかわからないのですが、コンデンサの自己共振点 > ft
ならそこは要らぬ心配でしょう。


※色々 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 3日(日)12時57分39秒

前略

渋谷さん:
>どうもどの回路例をさしておられるのか判然とせず、お話を追っているうちに
>ますます分からなくなってしまいました。

分かり難い書き方で申し訳ありません。
要するに2段コンプリメンタリ・エミッタフォロワで、1段目は背中合わせで
ベースが共通になっており、出力→1段目コレクタに対してブートストラップが
かかっている物です。(ちなみに2段目ベース抵抗は無く1段目エミッタ直結)
その入力部に、

      +-base
IN --1k-+--+
    | +-base
    47Ω
    |
    10p
    |
    GND

とZobel風の直列CRが入ってまして、この47Ωの意図が分からないというお話でした。


※それは 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 4日(月)05時12分29秒

>Daluhmannさん
<とZobel風の直列CRが入ってまして、この47Ωの意図が分からないというお話でした。
意図はともかく動作的には

1)(前段出力インピーダンス+1K) + 10pF でポールを作る
2)大略|10pF(f)|=47オームとなるfにゼロをるくる

意図は回りの構成(前段出力インピーダンス、後続EFのft等)次第です。


※はい 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 4日(月)11時49分54秒

渋谷さん:
>2)大略|10pF(f)|=47オームとなるfにゼロをるくる
そのゼロを計算してみると、実に300MHzを超えてしまうのです・・・。
後続は1段目がA1015/C1815、2段目がA1114/C2062ですから、ゼロ>>ftです。

そもそもA1015/C1815のベース広がり抵抗は数百Ω台だった筈ですので、
簡単のために同特性の石のパラとみなした上で本物の(?)ベース領域から見ると、
|10pF(f)|=47Ω+1/2rbbとなるf辺りからは既に、47Ω+1/2rbbと2Cobの作る
ポールに支配されるのでは・・・という訳で、この47Ωはベース抵抗を外付け
しているのと等価(1Tr当たり47Ω×2=約100Ω)なのではないかという
先の発想が出てきたのですが、考え過ぎでしょうか?

※Re:はい 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 5日(火)01時02分06秒

>Daluhmannさん
これラインバッファかなにかですか? パワーアンプかとおもっていました。
構成全部さらっていただけます? ワイドバンド狙いだと初段の位相回転の
相打ちねらっているのかもしれないので。

※黒田氏の4石エミフォロ 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 8日(金)02時48分09秒

例のラインバッファの回路をアップします。>渋谷さん
石は、先にも書いた通り、1段目がA1015/C1815、2段目がA1114/2604です。


       +---+------+--R4.7k-+-- +
       |  |   |    |
      R10k |   |    |
       |  |   |    C
       +---)------)--------B
       |  |   |    E
       Di |   |    |
       |  |   C33    |
       E  |   |    R47
      +--B  |   |    |
      | C---)-+  |    |
IN -R1k-+--+   | |  +--------+-- OUT
    | | C---+ |  |    |
    R47 +--B   |  |    |
    |   E   |  |    R47
    C10p  |   |  C33    |
    |   Di  |  |    |
    GND  |   |  |    E
       +-----)----)--------B
       |   |  |    C
      R10k  |  |    |
       |   |  |    |
       +-----+----+--R4.7k-+-- -


f特を見ますと3dB落ちが10MHz台、100MHzで-30数dBと読めます。
同じ本にブートストラップをカレントミラーに置き換えた類似の回路があり、
入力の補償容量10pFが3pや5pだと20MHz辺りにピークが生じるようですが・・・。

取り急ぎ。


※Re:黒田氏の4石エミフォロ 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 8日(金)04時45分54秒

>Daluhmannさん
なるほどそういう回路のバッファでしたか。入り口の仕掛けは

  ハイカット        寄生発振阻止

 IN ---R1K---+--   と   ---R47---
       |
       C10p
       |
       GND

の合成と等価ですね。全体のフィードバックがないので、ゼロによる
進相効果は別に期待していないとおもいます。


※み:黒田氏の4石エミフォロ 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 8日(金)05時05分15秒

大雑把なエミフォロ安定性ルールは

入力側:
1)ベースを容量性にしろ    (「性」に注意)
2)ベースを交流的に接地するな

ということなので、問題領域(山)がどの辺か睨みながら、この二つの兼ね合い
をとって、いきなり

    ---+----
      |
     C10p
      |
     R47
      |
     GND

を導出して、そのあとで、未知インピーダンス入力対策に R1K を足した
という見方もありでしょう。


※4石エミッターフォロア 投稿者:村田@熊本  投稿日: 3月 8日(金)17時36分37秒

皆さん、こんにちは。

4石エミッターフォロア回路ですが、33uFと4.7kオーム(2個づつ)はない方が
良いのではと思いますが。何か良いことがありますか?

※ブートストラップ 投稿者:にしむら  投稿日: 3月 8日(金)18時20分42秒

村田先生、はじめまして。
これは黒田さんの「はじめてのトランジスタ回路設計」に載っているやつですね。
僕もこれを作ってAD711のループの中に入れて使っています。

33uFのコンデンサは、前側のトランジスタのエミッタ-コレクタ間をがっちりと一定電圧に保つ目的で入って
います。33uFはちょうど電池のような働きをしています。4.7KΩは本当は電流源として働きます。これがあ
るからコンデンサの電位をVccから切り離すことが出来るのです。

昔の回路を見るとブートストラップがいっぱい使われていますが、バイアスの設定自由度が低くて使いにく
かったりするのですが、この回路はパラメータを独立にスッキリと決められてかっこいいですね。

※RE:ブートストラップ 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 8日(金)21時26分42秒

村田さん:
1段目コレクタ電位を出力と連動させる=VCEを一定に保ってやることで
Cob(BC間容量)の充放電が無くなり、Cobの電圧依存性による歪みが防げると共に、
何より入力容量が減ることで周波数特性が向上します。

高級な(?)回路ですと初段をカスコードにし、そのベースをツェナで出力に縛って
ブートストラップします。これだとブートがDCから効きますが(Cによるブートだと
fc以下では当然効かなくなります)、石が増える分、不安定要素が増えますし、
電源電圧が余計に要る(Cブートだとコレクタは電源電圧を超えて振れます)ので
何も複雑にするだけが能では無いでしょう(^^;)。

私のアンプでも同様のCブートを使っていますが、これはCobよりむしろ
BC間に入っているバイアス電流用CRDの容量をキャンセルする狙いが大きいです。
恐らくバリキャップみたいな物ですし、そもそも容量値が良く分からないため
位相補償の見当が付き難くなりますので(^^;)。


※もう一つの目的 投稿者:かつ  投稿日: 3月 8日(金)23時04分24秒

ダイアモンドフォロア初段ブートストラップの目的は、もしかしたらアーリ効果
による歪み低減が、あるやうな、無いやうな。


※ドルビー先生 投稿者:Martall  投稿日: 3月 9日(土)01時20分30秒

前略

<ブートダイア
アリは面白いですね。
シミにいれて散々THDかけて遊びました。

※いろいろ 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 9日(土)01時57分12秒

<ブートダイア、アーリTHDしみ
ありはやっぱりアーリ効果が、あーら不思議消える系でせう。
じつは外道デビュー予定も電流源だらけになるとウザいのでこのての
電解コンブート責めにしたろうかとかおもっていたのでした。DCはみんな
包み込んだOPアンプに食わすと。

>Daluhmannさん
<エミフォロ周り
世の中なにかしら音が荒れるというときはエミフォロが荒れていると
おもってよいやうです。1年といわずもっと遊べます。私もまだ延々と
楽しんでおりますが、まだなんかするとたまに荒れます。


※まるで、取り忘れた葛きり 投稿者:一庵  投稿日: 3月 9日(土)03時01分20秒

前略

良くゲイン稼ぐのに使っていましたね。って例題はエミッタフォロアなので
Vceを固定するのが目的のようですが....

つーことでアーリ効果の抑圧なのですか。(゜゜)(。。) 奥が深い....

後略

※いろいろ 投稿者:村田@熊本  投稿日: 3月 9日(土)11時34分58秒

エミッターフォロアに関していろいろとお教えいただき、有り難うございました。
Cbe、Cbeの非線形性およびアーリ効果の低減に寄与するわけですね。
ただ、こうすると周波数帯域が数十MHzまで延びて、入力ベース部分が非常にデリケートに
なります。何しろ、現回路のように47オームや10pFが効くわけですから、部品配置や配線も 影響します。測定器無しでは調整は難しいでしょうね。
ブートストラップ無しでも数百kHzの帯域は取れますし、直線性も十分ではないでしょうか。
帯域だけなら入力抵抗1kを100オームにすれば良いし。と思ったわけです。

※エミッタフォロワは 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月 9日(土)19時07分14秒

ブートしなくても、入力インピーダンス不明の状態では十分危ないです。
別にブートしたから敏感になったというわけではないのです。というわけで
測定器無しでは危ないと言えばそのとおりです。あっても危ないとも言えますし
音はコロコロかわります。


※RE:様式 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月 9日(土)19時15分20秒

前略

村田さん:
たしかにCbe、Cbcの非線形性およびアーリ効果のキャンセルに、
どれ程のメリットがあるのか私には分かりませんが、

>帯域だけなら入力抵抗1kを100オームにすれば良いし
これはマズいような気がします。信号源Zの影響をモロに受けますので。
送り側が極く低抵抗で高域シャントされていないとヤバいでしょうし、
ましてや入力を開放した途端に発振する様な・・・。
独立バッファなら、どのみち自前の高域補償が必要なのではないでしょうか。

>現回路のように47オームや10pFが効くわけですから
黒田氏の定数は、帯域幅重視でピークが現れなければ良いという
狙いかと思われます。エミッタ出力の等価Lを完全に打ち消すためには
もう少し大き目の容量が必要なのではないかという手応えもありますが・・・。

>測定器無しでは調整は難しいでしょうね。
そうですね。ちなみにエミッタフォロワの逆ギレって、高級な測定器を使えば
完全に捕捉できる物なのでしょうか?

※エミホロ 投稿者:にしむら  投稿日: 3月 9日(土)20時35分16秒

Daluhmannさん、こんばんは。
4石ブートストラップをコピーした人間から一言。
あの回路の再現性は非常に高いですよ。安心して製作できると思います。エミフォロは発振しやすいです
が、対策は確立されていますし必要以上に恐れることは無いと思います。

1kを100Ωにすると入力を開放した途端発振ということは47Ωと10pFがある限り無いでしょう。1kΩは容量
性(性に注意)に見える範囲を広く取るために決めた値と思います。

このダイヤモンドバッファは本当に良く出来ています。通常、低歪のバッファを設計しろといわれると前側
のTrのエミッタを定電流負荷にしますが、この場合最低でも6石必要ですね。で、コレクタは後ろ側のTrのエ
ミッタにたすきがけしてブートするわけです。

コンデンサーでブートすると、前側のTrは定電流負荷に見えるし、Vecは固定されるしで一石二鳥です。しか
もバイアスは自由に独立に設定できますから、ため息ものです。ハイ。

※ダイアモンドフォロア 投稿者:かつ  投稿日: 3月10日(日)00時36分49秒

>村田先生
どこまでの特性を求めるのか、或いは必要なのか、はアプリケーション次第なので、
かういふ回路でもこれだけの特性が得られると云ふのは、それなりに意義があるやう
に思ひます。例えばコンシューマ音響なら村田先生の仰る方法で必要十分でせうが、
業務用画像処理等であればこれぐらいやった方が良いのかも知れません。

>Daluhmannさん
<高級な測定器を使えば完全に捕捉できる物なのでしょうか?
エミフォロ如きなら、全く問題ありません。スペアナに専用のFETプローブを繋げば、
1GHzぐらい楽勝です。勿論、アマチュアに買える値段ではありませんが。(^^;)
但し、VHF帯域(80-250MHzぐらい)は“理論に合い難い”帯域ではあります。
発振を止めるだけなら別に大した話では無いですが、単純な増幅器でも理屈と実際が
合いにくいですね。もっと高い所でパターンに波長が乗る帯域だと、意外と適合して
きますが。

※エミッタフォロア 投稿者:村田@熊本  投稿日: 3月10日(日)14時11分02秒

こんにちは。
オーディオ以外での使用も考えられていたのですね。了解しました。
2個のコンデンサへ帰還されているところと出力間に適当な抵抗(10kくらい)を入れると
入力ベースに入れるCR無しで、安定になるようです。(シミュレーションでは安定です)
この場合、Rだけの調整でよいので、これが簡単かと思います。
なんだか、高周波同調増幅器で中和をやっているような感じですね。
※しみネタ 投稿者:Martall  投稿日: 3月11日(月)01時24分34秒

 アリは面白いのでしみネタに如何ですか?>にしむらさん。

VA小さい石作って、THDかけて使用前→使用後でアーリ退治して見せて
黒田先生の本を紹介。

※エミフォロいろいろ 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月11日(月)04時49分27秒

なんだかえらく盛り上がってしまいましたが・・・(^^;)。

にしむらさん:
>1kを100Ωにすると入力を開放した途端発振ということは47Ωと10pFがある限り無いでしょう。
あ、47Ωと10pFも除くものと勝手に考えていました。
当然残すという前提でしたら、申し訳ありません。>村田さん

かつさん:
>VHF帯域(80-250MHzぐらい)は“理論に合い難い”帯域ではあります。
ふうむ、ストレー容量やインダクタンスの値が中途半端だからでしょうか・・・?
実際、数pFのオーダーで補償を加減せねばならないのに、肝心のストレー容量が
どれ位なのか見当もつかないのは困り物です。
(例えば電解コンを1個信号で振ったらどれだけのストレーがあるか、等々)

渋谷さん:
>エミフォロは音が、音で、音だぁ〜なので、測定器の奴隷になってはいけません。
どのみち測定器を持たない私は、耳だけを頼りにいじるしかないっす(^^;)。
こういう時は測定器系(?)のスピーカで良かったと思いますが・・・。

>Zobelネットワーク、いろいろなところに顔出しますね。
あ、回路図をご覧いただいた様で。痛み入ります。
良く考えてみると、エミフォロは勿論、三極管もまた負帰還増幅器である訳でして・・・。
全ての段が高域インピーダンス上昇を抱えていると気づいて愕然としました。
さらに言えば、怒ワイドラーアンプの2段目の出力は、次に来るエミフォロから見て
必ず容量性になっている訳で、これまた都合良く出来てるな〜と感心した次第です。

村田さん:
>2個のコンデンサへ帰還されているところと出力間に適当な抵抗(10kくらい)を入れると
>入力ベースに入れるCR無しで、安定になるようです。
これは・・・超高域で1段目にコレクタ負荷を入れるのと等価と考えて良いでしょうか?
いろいろなやり方があるものですね。大変勉強になります。


※エミフォロいろいろ 投稿者:村田@熊本  投稿日: 3月11日(月)10時35分49秒

皆さん、Daluhmannさん、おはようございます。

>>2個のコンデンサへ帰還されているところと出力間に適当な抵抗(10kくらい)を入れると
>>入力ベースに入れるCR無しで、安定になるようです。
>これは・・・超高域で1段目にコレクタ負荷を入れるのと等価と考えて良いでしょうか?
いや、位相が逆になるようです。しかし、コレクタ負荷は同相分を逆相で打ち消して、
同相分を小さくすると言う動作ですから、同様の結果となるでしょう。2個の抵抗を調整
する事になり面倒かも知れませんね。EFはいろいろと楽しめそうです。

※コレクタ負荷 投稿者:かつ  投稿日: 3月11日(月)21時56分05秒

村田先生の回路から少し離れるかも知れませんが、差動回路+終段エミフォロで、
終段コレクタに抵抗を入れるのは(Dレンジがやや小さくなるのでオーディオでは
あまり見かけませんが)ビデオ回路では良く見ます...と云ふか、拙が若かりし頃、
ビデオ回路の寄生発振対策として先輩に教わったのはコレクタに抵抗を入れる方法
でした。VHF帯域での問題なら、コレクタに数nHのインダクタンス、なんてのは EF
ではドーでせうね? 
ハイgm多極管の寄生発振では(もっと低い周波数ですが)わりと効果ありましたが。

※コレクタパラ止め 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月11日(月)23時18分37秒

フォロワのコレクタには、私もおまじないとして100Ωを良く入れてます。
しかし、ブートしておいてコレクタ抵抗というのは、少々マッチポンプな気も(^^;)。

いずれにせよ先の回路の場合、出力とブートCの間に抵抗を入れると信号が
分圧されてコレクタに加わるので、ブートが中途半端になってしまいますね。
超高域(出力レスポンスが無くなる辺り)でのベース直列抵抗の足しとして
100Ω位を入れるのがせいぜいの様な気も・・・。

p.s.渋谷さん:
>ああ、早くもゾベ中状態になった Daluhmannさんの次期
>アンプが目に浮かぶよう...
次からは、こーいうゾベだらけになる厄介な回路は作らないと思いますです(^^;)。

※f(?_?) 投稿者:一庵  投稿日: 3月12日(火)00時20分45秒

どうも私だけ理解していないようですが.....

>村田@熊本さんへ
》2個のコンデンサへ帰還されているところと出力間に適当な抵抗(10kくらい)を入れると
ブートストラップ用のコンデンサとパラに10kΩの抵抗を入れるのでしょうか?
再度御教示願います。

>Martallさんへ
営業戦略まで考えていらっしゃる(^^;)
「トランジスタアンプ設計法」あたりに例がのっているのでしょうか?>にしむらさん
もしのっていたら、こんな方法ものっている本を復刊しようと言う
CMに最適かも知れません。(^^;)

※Re:コレクタ負荷 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月12日(火)04時39分30秒

>かつさん
<コレクタに数nHのインダクタンス
じつは、電源コードみたいな線数cmでその何10倍か自然に入りますです。
というわけで、その辺も織り込んだ上で実装あれこれとなってしまわざるを
得ません。

※f(?_?) 投稿者:村田@熊本  投稿日: 3月12日(火)11時17分23秒

皆さん、おはようございます。

一庵 さん
>ブートストラップ用のコンデンサとパラに10kΩの抵抗を入れるのでしょうか?
2個のブートストラップ用コンデンサの中点と出力間です。

Daluhmannさん
>フォロワのコレクタには、私もおまじないとして100Ωを良く入れてます。
>ブートストラップ用のコンデンサートが中途半端になってしまいますね。
>超高域(出力レスポンスが無くなる辺り)での........
ブートストラップを完全(利得=1で帰還)にせずにCbcで補償しようと言うわけです。
周波数特性は、元回路のままで、入力部のCRを調整した方が数倍良いようです。
Rは数百オーム、Cは10pF以下程度になると思います。

をぉ 了解しました。 投稿者:一庵  投稿日: 3月12日(火)23時11分39秒

>村田@熊本さんへ


          +---+------+--R4.7k-+-- +
          |  |   |    |
         R10k |   |    |
          |  |   |    C
          +---)------)--------B
          |  |   |    E
          Di |   |    |
          |  |   C33    |
          E  |   |    R47
         +--B  |   |    |
         | C---)-+  |    |
   IN -R1k-+--+   | |  +-R10K--+-- OUT
       | | C---+ |  |    |
       R47 +--B   |  |    |
       |   E   |  |    R47
       C10p  |   |  C33    |
       |   Di  |  |    |
       GND  |   |  |    E
          +-----)----)--------B
          |   |  |    C
         R10k  |  |    |
          |   |  |    |
          +-----+----+--R4.7k-+-- -

↑こういう感じですね。了解しました。

※Mi:コレクタ負荷 投稿者:かつ  投稿日: 3月13日(水)00時05分47秒

>渋谷さん
<電源コードみたいな線数cmでその何10倍か
なんか、コリを見て、色々計算したり考へたりしてゐたら、すっかりハマッて
しまいました(^^;)。

仮に長さL:10cm、線計r:3mmとして
L=((μ0*L)/(2*π))*(ln(2*L/r)-3/4)=69nH
で、何十倍とは行きませんが、VHFでは無視出来ない値です。良く考えると半導体の
終段では容量も大きいので多極管みたいには行かないでせうね。 しかし、電流値が
桁違ひに大きいので、コレクタ振幅は訳がワカラン事になりさうです。
あれこれ考へてみると、先づパスコンを0.1μFとしても、配線との共振は10MHz前後
になりさうです。ゐや、それ以前に、そもそも出力負荷への電流なのだから....基準
になるべきエミッタが負荷に繋がれてゐる。その配線がそれこそ桁違ひで...何だか、
Zobelさんの入れ方は自ずと答へが出たやうな気がしてきましたが?

>村田先生
何だか、お話を伺うと本当に中和みたいな動作ですね。ニュートロードなんて、最近
は高周波でも見る機会が無くなっているので、清新な印象を受けます。

※Fa:コレクタ負荷 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月13日(水)01時53分49秒

>Zobelさんの入れ方は自ずと答へが出たやうな気がしてきましたが?
そうですトックにでてます。パスコンのセンター放熱器に落として
そこにZobelも落とすしかないです。

こうするとステレオアンプが組めないのであれこれあがいているだけです。

※Sol:コレクタ負荷 投稿者:かつ  投稿日: 3月13日(水)22時19分24秒

>渋谷さん
<パスコンのセンター放熱器に落として
ゐや、拙の得た結論と云ふか、言ひたかつたのは実はそりでは無いです。
まぁ交流的には近いと云へば近いですが、回路インダクタンスとの共振を止めるの
なら、SEPPでは多少部品点数が増へますが、拙はよりダイレクトな方法を採らうか
と思ひます。コリは近々実験して確認しやうかと画策してゐますが、手持ちに在る
のが Nch-MOS 4ヶだけでPchは無しなので、またぞろ外道の道をひた走る事になり
さうです(^^;;;)。

※こ、こりは・・・? 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月14日(木)01時11分45秒

かつさん:
>拙はよりダイレクトな方法を採らうかと思ひます。
うーむ、私も「コレクタ共通回路」という名称に気を取られて、
あたかもコレクタが動作の基準の様に考えてしまう時がありますが・・・。

石を制御しているのはあくまでVbeであるという前提に立ちますと、
Zobel氏は必ずしも出力電流のリターンを目的とする物ではなく、
GNDに対するエミッタ電位(位相含む)を明確化(?)する為に、
言い換えればGNDを基準としたベース信号に対する負帰還動作を
明確化する為に入れるのではないか、などと愚考するのですが・・・
あーッ、間違って鱈すみません(^^;)。


※Solとは 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月14日(木)02時08分55秒

前略
>Daluhmannさん
<エミフォロ出口のZobel
これはエミッタの対地ストレーをレジスティブに埋めてしまうのが
目的です。結構いいかげんそうでも、この一点抑えておけば抵抗が
ダンパみたいなものなので、なんとかなったりします。

※RE:こ、こりは・・・? 投稿者:かつ  投稿日: 3月14日(木)02時09分25秒

> Daluhmannさん
<石を制御しているのはあくまでVbeであるという前提に立ちますと

石を制御してゐるのはその通りですが、そもそも閉じた回路での電流でなければ
インダクタンスなんてものは意味を持ちませんよね、磁気結合でもしてゐない限りは。
何処かで閉じてゐて、線路のインダクタンスが見えてきて、だからこそ共振、反共振が
起こり、結果として寄生発振なんて現象が観測される訳で、そりならその閉回路での
共振/反共振さへ消してやれば良いやうに思ひます。

※ra:コレクタ負荷 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月14日(木)13時43分39秒

>レジスティブ
はい。例えばZobelが10Ωなら、リアクタンスが10Ω以上の容量/10Ω以下の
インダクタンスはほぼ無視できる・・・といった風に理解しています。

>そりならその閉回路での共振/反共振さへ消してやれば良いやうに思ひます。
うーむ、勝手に想像で話を進めてしまった私がそもそも悪いのですが・・・(^^;)。
今更ながら、Zobelをコレクタに戻すという解答で良いのでしょうか?
外れてましたら申し訳ありません(^^;)。

※ちなみに 投稿者:Daluhmann  投稿日: 3月14日(木)19時58分13秒

私のアンプでは、1点アース無視で放熱器センター落としして以来、
全回路が観察しうる限りにおいて常に計算通り動作するようになりました。
電卓叩いた値から5%の誤差も無いので、素人の私でも、3rdポール(10数MHz台)
まで捕捉してゼロ補償、なんて夢の様な事が出来ちゃいます。有難や有難や・・・。

またパスコン(フィルム)は1Ωシリーズで放熱器に落としていますが、
これも音質的には非常に良い印象です。

※Re:ちなみに 投稿者:渋谷@テキサス  投稿日: 3月15日(金)02時40分08秒

本当に共振や反共振を無くすには、多層ベタ基板等使って分布定数トランスミッション
ラインになるようにするしかないです。集中定数部品(lump)では原理的に集中LとCの
効果で共振や反共振がでるので、ダンプしてなんとかなれば御の字と思うしかないと
思います。

終わりに

掲示板にまだまだ話題が続けば、まだまだ更新する可能性があります。



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Last Up Date '02/03/18