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■はじめに
パッシブトーンコントロールの基礎
に続いて、トーンコントロールの話です。
今ではグラフィックイコライザーやパラメトリックイコライザーがICになっている時代ですが、FUZZがFinal Weaponだった頃(^^;)、アンプのトーンコントロールで満足出来ない場合は様々なブースターを使用していました。
今回はそのブースター用のテイストを重視したトーンコントロールについて考えてみました。
■トレブルブースター用
もしかすると私だけかも知れませんが、この手のブースターはベースブースターはあまり見た記憶がありません。だいたいフルレンジブースターかトレブルブースターです。
そんなわけでトレブルブースター用についてまず考えてみましょう。
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センターオフのスイッチをつかって3ポジションのモード切り分けをします。 当時のいかにもなfeelingのネーミングで効能書きを考えてみました。
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![]() | 回路の定数を決めるときのブレッドボードや、ディジタル用のDIP SWをプリセット的に使用するのに便利です。 C1とC2の容量はC1>C2として、C2のスイッチをオンしたら高域をブーストする周波数を低く下げるのに使用します。名称は”Freq. Shift”が良いと思います。R1は低域の減衰する量を可変します。 |
■トレブル・ベースブースター用
フルレンジブースターにつけるトーンコントローラみたいな物でしょうかね。
![]() | これもセンターオフのスイッチをつかって3ポジションのモード切り分けをします。 でもトレブルブースターに使えるようにしたら、ベースブースターとしてはダサダサってなりそうですが... 昔のエフェクターの部品点数を削減しても(役に立たなくても(^_^;))機能を追求する雰囲気がビンテージテイストをかもし出します。
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![]() | 上のアイディアをもうちょっと実用的にし、Treble時とBass時に別のカットオフ周波数を選べるようにした物です。 | |||||||||||||
![]() | DIP SWをつかったブレッドボードモデルもしくは汎用に使用できるモデルです。こちらのスイッチ、ボリューム類は外に出しても使いにくいだけだと思うので、ケース内に入れた方が良いでしょう。 これくらいCRをごちゃごちゃつけると昔の電子オルガンの回路を思い出します。 |
![]() | こちらの場合はFET等の入力インピーダンスが高いデバイスでしか使用できませんが、今度はセンターオフでない普通の3Pスイッチをつかって一次CR回路網を素直に実現した回路、ネーミングはちょっと電気っぽくしてテクニカルな雰囲気を出します。
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![]() | ブレッドボードっぽい仕上げです。コンデンサを各々の容量を二倍(C1:C2:C3=C:2C:4C)にすると8通りのカットオフ周波数を変更できます。 | ||||||||||
![]() | こちらはもうちょっと実用的なモデル。
センターオフのスイッチをつかって3通りのカットオフ周波数の切り替えを実現します。スイッチの名前は是非とも”Freq.”にしましょう。 スイッチが真ん中の時カットオフ周波数を一番高く設定し、他の周波数の時はそれ以下にします。 |
■最後に
あえて断る必要はないのかも知れませんが、これらの回路は増幅機能をまったく持っていません。フルレンジブースターにつなげて使用します。
また、諸元の決定に片っ端から部品を試すのも非効率的です。CR回路網(その1)とSTOMP BOX BODE DIAGRAM(踏んづけエフェクター用ボード線図)を参考に諸元を決めていきましょう。
とは言っても、CRとスイッチのお遊びのような物ですから、これらをネタに自由にイメージを拡げて自分の好みのトーンコントロールを作ることも比較的容易だと思います。
”わたし”的にはこういう雰囲気の回路はやっぱり、自分の好みを充分に把握した上で部品の諸元を選んでやって、なるべく少ないつまみ、スイッチ類でダンアームストロングのオレンジスクイーザのようなプラグ付きエフェクタにして、仕上げてあげたいですね。
あなたの部品選定しだいでは自分だけの究極の歪み物ブースターが作れるかも知れませんよ。
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Last Up Date '01/03/11