「本日のお題・・・伝説(その六)」

本日は、民間信仰的レンズ論争について与太ばなしをしてみましょう。

さて世間では、やれニコンの写りは硬いだの、キャノンはカラー写真向きだの、オリンパスは、どうだの、旭光学は、こうだのと、会社別に描写の傾向をつけたがる風潮が昔からありました。果たして実際のところは、どうなのでしょうか?

実際のところ、メーカー別に特長があるかといえば、大きな声では言いづらいのですが、ないと思います。う〜ん、ラッコの目はやっぱり、節穴なのかも(爆)。

いえ、確かに色の偏りの傾向とか、コントラストのつき方の違いとか、些細にみて無理やり系統つければ、あるのかもしれないのですが、そういったものは、CCやLBといったフィルター操作や、撮影時の光線の選び方で、どこのメーカーのものであろうと、ほとんど違いなく撮ることができてしまいます。

実際のところレンズの描写の違いは、メーカーよりも構成と硝材によるところが、大きいと思います。もっと大雑把にいってしまえば、標準画角のレンズの描写なら3つのタイプに分かれてしまう気がします。

ラッコ流レンズ描写の分類
(1)単玉
(2)複玉やRR(ラピッドレクチリニアー)玉
(3)3枚玉

あらら、また脱線してしましました。あぁ、石を投げないで・・・。
一般的な一眼レフとかに使われるレンズがでてこないのかと思わないでください。銀塩一眼レフ時代の標準画角のf2やf1.8レンズは、ほとんどがダブルガウスと呼ばれる構成になっています。(f1.4やそれより明るいものは、これに余分なレンズをつけて、口径比を上げているだけです。)
で描写の傾向からいえば、(2)の仲間になります。えぇ、嘘と思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、背景のボケ方などを比べてみるといいかと思います。

(1)の描写は、一見レンズによって皆違うよな気もしますが、でもどれも「あぁ、単玉でとったのか」とわかる個性があります。このあたりの考察は、また別の機会にしましょう。

(3)は、トリプレットやテッサー、そしてヘリアーなどの3枚、4枚、5枚玉系の描写です。トリプレット、テッサー、ヘリアーの細かな描写の差異はこの際、気にせずにおきましょう(笑)。目くそ、鼻くそを笑うぐらいの差しかありません。

(2)と(3)の違いは、光学的対称位置が、絞り羽なのか、レンズなのかの違いで、これにより描写の傾向が違ってくるように思います。まぁ、与太はなしですから、真偽は皆様の目で確かめてみてくださいね。(笑)

ところでこの3つの分類に気がついたのは、20世紀初頭のフォクトレンデル社のレンズの広告で、(1)から(2)と(3)へツリー状に同社のレンズ構成を載せているのを見たときでした。

あらら、本日も脱線してしまいましたので、今日はこのあたりで・・・・。

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