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さて、更新が遠くなるとどんどん敷居が高くなっていく。それはまるで駆け落ちして勘当されて家を飛び出した娘が、不幸になって家に近づけないうちに、どんどん帰りづらくなるのに似ている。だいたいがHTMLだと更新しにくい。いちいち文章書いて成形してFTPでアップロードする。しばらくサボると更新の仕方すら忘れている。最近流行のブログにしようかと考えてもみたが、どうもいまいちその良さがわからないまま時が過ぎてしまった。職業別イラストはいつの間にか5年という歳月が流れて消えた。この時代にあって5年は長い。同じ事の繰り返しが自分から緊張や、張り合いを無くしているのかもしれない。早い話が飽きたって事だ。
職業別イラストをはじめた時のキャッチフレーズは真っ暗なトンネルを全力で走るマラソンランナーだ…だった。先が見えなくても日々全力で駆け抜けるのだ…という意志表示だった。一体何の為にそんな事をするねん。意味がないやろ、何の利益があってそんなことするねんという声も何のその、それがどーした、そんなことは走った後から考えればいいねんとばかりに、血管切れそうな位に走った。結果、自分で思った。何の為にそんな事したんやろ。何の為にやらなあかんのやろ…って。自ら思う位だから苦しい筈だ。
でもやめない事にした。それでもやろうと思う。結果はあまり考えない。原点に立ち返りやるだけやってみようという心構えだ。
時代はどんどん移ろいゆく。自分の廻りの環境も同じく変化している。それでも出来るところまで走ってみようとまた思い直している。特に最近不調だった訳でも憂鬱だった訳でもないが、歩いたり、ゆっくり駆けてみたり、のんびりしていた。過去を思えば止まっていたに等しいのかもしれないが、ほんの少しだけ力を蓄えている時期だったのかもしれない。
何も考えず会社の為に働いて、盲目的に突っ走った人が整理されている昨今。そんな人達が、自分の存在意義を見いだせなくてカウンセリングを受けているという話を聞く。世代が近いだけに何となく身につまされる。だけど、考えたら負けなのだと思う。そういう人達に言ってあげたい。何も考えないで走っている事はとっても幸せな事なのだ。やり直しなんていくらでも出来るし、いつはじめても遅いなんて事はないのだ。もう一度トライしてみようよ…って。
自分もやりたい事は山ほどある。立ち止まっている暇なんてない。そう思うと力がみなぎってくるのが分かるのだ。結果を考えるとどうしても意気消沈する。だから考えなくていい。やりたいことや、気分が高揚する事を楽しんでやる。それ以外にないのである。
敷居が高くて、帰りづらいあなた。気まずくて顔を合わせられないあなた。自分の人生は一体何だったんだと過去を振り返りながら嘆いているあなた。無気力になって立ち往生してるあなた。失敗して地を這ったあなたも、みんなみんな前向いて歩こうぜ。しんどくなったら休めばいいやん。
それしかないやろ。ガッツだぜ!
そんな訳で私、田中冬木もまた、ゆっくりと駆け出す事に致しました。

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