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プロレス好きです(upload.2.9/pm2:20)

昨日、事務所から家に帰る途中で夕刊紙を買った。大阪スポーツという新聞紙だ。東京では東スポという名で有名な新聞である。プロレスのコーナーを見て愕然とした。あの千の顔を持つ男、ミルマスカラスが、バトラーツの神奈川大会で池田大輔というレスラーと対決するという。なんだ!そのバトラーツってのは…誰だ!その池田ってのは…。
私の少年時代のヒーローは文句なくマスカラスだった。プロレスになじみのない人はマスカラスと言っても分からないかもしれない。私は中学校の時から、プロレス&ボクシングとゴングという専門誌を愛読する根っからのファンだったのだ。力道VSデストロイヤーの試合だって幼少の頃だったが、わずかだが記憶がある。若獅子と呼ばれていたアントニオ猪木がお好みだったのだが、昭和47年に衝撃的なものを見てしまった。それがマスカラスの日本初上陸だった。
ロスでドロップキックを27連発した…という話は本で読んで知っていたが、どんなレスラーだろうか…と、学校をさぼってテレビを見た覚えがある。星野勘太郎がマスカラスの最初の相手だった。華麗な技とダイナミックな空中技。まるで子供を遊ぶように次から次へと技を繰り出す、ロープに投げられても、投げられてもロープを蹴って宙に舞うように飛んで帰って来る。最後にフライングボディーアタックで勘太郎をマットに沈めた時、私は体が震えていた。こんなレスラーがいるんだ!私のヒーローは断然マスカラスになった。すっかり魅せられてしまったのだ。

その、マスカラスがだ、何で名も知れぬレスラーと戦うのだ。それもドサ廻りのような大会で…。我が目を疑った。その相手は中学の時にマスカラスを見てファンになったのだという。時代は巡る。マスカラスも老いてかなりのおじさんになっているに違いない。

だが、考えてみれば心の中にマスカラスは生きている。あの格好いい雄姿は頭に焼き付いている。そして、今でも闘い続けるマスカラスを、やっぱりかっこいいと思うのだ。頑張れマスカラス。心の中で叫びながら、私は…大スポのエロページに目をやった…。

(ふゆき)