第110号
鬱病・パニック障害を東洋医学で治す! 第110号
このメルマガでは、鬱病(うつ病)やパニック障害 統合失調症などを東洋医学の視点から考えていきます。
あなた自身が自分を理解し認め、自分を愛せるようになること。
そこから回復のためのプログラム作りを一緒に考えていきましょう!
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タイトル: 見る方向
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うつ病 パニック障害 統合失調症など精神疾患で苦悩されている方々の特徴として、ものごとを見る目線には ある特徴があります。
それは・わかっているのによくない方向に目を向けてしまう・ということです。
○ でかけるとき・・ 電車の中で気分が悪くなったらどうしよう・ 電車が自己で止まってしまったらどうしよう・時間に間に合わなかったらどうしよう・うまく話ができなかったらどうしよう・・・と考えているうちに気分が悪くなって動けなくなる。
○ 調理をしなければならない・・あれをああしてこうして、これとこれを準備して、あれとあれをこうして・・と考えているうちに、どれから手をつけていいかがわからなくなってしまう。
○ 今日はわりと調子がよかった・・だけど食事のあとで少し目まいがあった。今日は仕事がわりと普通にできた・・だけど上司の一言で傷ついた。 友達と散歩したら気分がよかった・・だけど夜また眠れなかった。
このように状態はさまざまですが、病状が重いときならなおさらですが、少しよくなったときにも、よくなったことよりも悪い状態を見てしまう癖のような特徴があるようです。
健康な人にとっては、こういった特有な思考のくせがどうにも理解できないので、「プラス思考でいけばいいじゃないか」 「なんでそんなふうに考えてしまうの?」 「気のもちようだよ」 「いいことだけ考えようよ」・・というようなアドバイスをしてしまいます。
でも・・頭ではわかっていても、できないときはできないんですよね。
ある うつ病の方は、病状が重いときには、いい状況のほうを見ることができないし、どうしてもよくないほうを見てしまう・そうするとさらによくないことを考えはじめて、どんどん暗闇に落ちてゆくのを止められなかったと言っていました。
しかし病気が治ってくると、よくないほうを見てしまうのは変わらないんだけど、そこから落ちていかない自分がどこかにいるのがわかるので、自然に いいほうに目がいくようになってくる・と言います。
どんなときも気持ちが常に よくないほうを向いてしまう癖は幼少期の家族環境などで いやおうなく身についてしまう場合が多いようです。 このような ものの見方の癖は、上に書いたように、たとえいいことがあっても、そこを否定してその中にある何かよくないこと不安なことを探して、それを見つけることが安心なのだと思う・というものです。これは自分を守るという強い防御反応なのでしょう。
このように一度身についた癖を治すのはとても大変なことですが、この逆の目線になるような癖をつけなおすつもりで、自分で あるいは周囲の助けを得ながら少しずつでも実行してほしいなと思います。
今日はつらかったけど何とか乗り越えることができた自分がいる。 パニック起きたけど、前より長びかなかった。 病気になったけど、あの人がいてくれてよかった。
・・というように、よくないことをまず探して、それを否定して、その中でよかったことを探す癖をつけてみましょう。癖ですから、たとえばお風呂に入るときは必ず左足から入る・食事のときはまず味噌汁から・靴をはくときは右足から・・というように無意識にそうしてしまうのと同じで、自然にそうなるように常に無理やりでもそうして繰り返す必要があると思います。
もちろん、背中の緊張がゆるんでいる・表情がゆるんでいる・足が温かい・お腹が満たされている・・といった物理的な安心感や満足感を感じることや、安心できる生活環境や、客観的に自分を診てくれる医師やカウンセラーや私たちのような治療家があなたの周囲にいることも大切ですね。
発行日 :2008年 10月 18日(土)
発行元 : こころ と からだ イエラ鍼灸治療室
東京都杉並区阿佐谷北1-9-2
電話 :03−3338−6711
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