1988/5/2
「BEFORE MIDNIGHT」 レックス・スタウト PENGUIN BOOKS
いささか粗雑な印象。大体スタウトのプロットは粗雑だけども、特にそう感じた。
犯人の特定は動機が主体になっているが、それほど決定的なものとも思えない。事件がウルフに持ち込まれる過程も、あまり納得出来たとは言い難く、コンテストが成功に終ったという結果になるのも信じ難い。(自分の読解力がついていってない気もするが)
一癖ありげなコンテスト参加者が、ある時点で、完全に消去されるのも、一応筋は通しているけど不満だし。ウルフ・ファミリーの活躍が多いので、その点は面白かったが、出来としてはウルフもの中、最低の部類ではないか。