2003.4.29
「ホー」 カール・ハイアセン 理論社 
ヤングアダルト小説なので、描写はかなり控え目ながら、フロリダへの愛情と、フロリダに対する無秩序な開発への怒りという中心テーマや、風変わりでコミカルな人物が登場してくるところは、いつものハイアセン小説と同じ。ストーリー自体が短くて、単純化されているから、そんな簡単に割り切ってしまえる話でもない、という箇所はいくつかあるが、本人も分って書いているはずで、ヤングアダルト(少年?)向け小説らしい、素直な愉しさを目指した本と思って読めば、充分納得出来る面白さがあった。