皮子平のマメザクラ群保護活動

約100万年前に太平洋から流れ着いた伊豆半島は火山の噴火跡が多い地域です。その中で最大規模の単成火山が天城皮子平火山です。この火山では3,060〜3,190年(BP)に4ステージの噴火が起き北側に約4.5kmの溶岩流と8.5kmの火砕流を発生させています。この火口跡(皮子平)はマメザクラの群生地帯で毎年ハイカー達が大勢訪れています。ところが、1990年後半からマメザクラが枯れだし、最近になってはここに茂っていた茅も近くのオシダも見あたらなくなってしまいました。

そこで、2007年に「皮子平マメザクラ群再生協議会」を立ち上げ再生に取り組み始めました。

 

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今から10年少し前までの皮子平は、春のマメザクラ→背丈より高い茅の海原→秋の紅葉が辺りを埋め尽くし桃源郷のような世界でした。今は一部の人が持っている写真でしか目にすることができません。

鹿被害の検証

 

モニター樹の衰退

 

害虫(コスカシバ)

 

苗木の育成

 

伊豆のマメザクラ開花

 

 

筏バンドカテゴリー;天城山

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マメザクラ(手前は茅)

1998.4.23源久氏撮影

夏に生い茂った茅

塩谷H氏撮影

生い茂るオシダ群

1995.5.25源久氏撮影

ヒメシャラとブナの林

1997.5.3源久氏撮影

  「皮子平マメザクラ群再生協議会」が発足してからの写真です。元の自然に戻せるのか心配です。

 人間の手を加えないのが自然だという方たちもいます。しかし、食害を起こす鹿が増えたのも半世紀以上降りつづける酸性雨も人間が作ったものです。できる限り元に戻すのが我々の務めと思います。

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消えたマメザクラと茅

2008.5.4撮影

茅は消えて鹿の糞

2007.10.10撮影

オシダは殆ど絶えた

2007.7.4撮影

辺りの笹は芽を食われて

2007.4.26撮影

 

 ***皮子平の荒廃の様子です***

マメザクラは大木から樹齢十数年の若木まで枯れています。その上、樹齢十数年以下と見られる後継樹は一本も見当たりません。周囲には朽ちた木がところ狭しと横たわっています。春に花を付けた木も殆どにウメノキゴケと害虫(コスカシバ)の潜入痕があって樹脂と虫の糞粒を噴出しています。

茅が生い茂っていた平らの部分は鹿の糞や鹿が食べないハンゴンソウとアセビが蔓延りだしました。近くでは皮を剥かれた木や枯れた笹が目立ちます。

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2007.4.26撮影

2008.7.3撮影

2007.7.4撮影

2007.11.9撮影

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