基礎断熱工法
基礎断熱工法は、床断熱に替わる断熱技術として諸外国で生まれ、北海道で一般の床下をもつ住宅への試行・検証がなされ、寒冷地の汎用技術として確立してきました。床断熱と大きく異なる点は、床下換気口を持たず、基礎に断熱区画を設ける(基礎より内側を室内側と考える)という点です。
寒冷地での基礎断熱工法の利点
 1、床下結露・木材腐朽の防止などの床下環境の改善
 2、床断熱に比べて、断熱機密性能の安定的確保
 3、床組の省力化
 4、床下配管・床組などのメンテナンス性の向上
床断熱による床下の温湿度は、床下換気によって外部環境に支配されやすいのに対し、基礎断熱の床下空間は、室内環境に影響を受けやすいという点です。
基礎断熱の効果は、寒地住宅都市研究所の長期測定結果報告でも認められています。
  床断熱住宅より年間を通じ低い相対湿度を維持。
  床下の絶対湿度を冬期間、室内より低く保つ。
  相対湿度が70%を超えるのは盛夏のわずかな期間。
  一方、床断熱では暖房期間の終わる春から夏にかけ床下温度の上昇が遅れ相対湿度が70%以上に上昇、夏期に80%を超える。
  床裏面温度は絶えず床下空気温度より高く推移。
  一方、床断熱では床断熱の裏面温度が床下空気温度より低く経過し床組の高湿化の恐れが生じる。
屋根断熱工法
夏の暑さ対策として、如何に日射遮熱をするかは大変大切です。
日射遮熱で、最も重要なのが、屋根断熱です。
屋根断熱の効果を図1に示します。
断熱仕様による冷房負荷の違いです。
これによりますと、天井断熱よりも屋根断熱の方が効果があります。
 
外張り断熱工法
これまでの充填断熱では断熱材が壁の内部に充填されていました。
しかし、充填断熱の場合は、柱や梁部分に断熱材がなく断熱性能が落ちてしまいます。
外張り断熱では、壁内部ではなく、柱や梁の外側に断熱材があることが大きな違いです。
この断熱材の位置の違いがバランスのとれた高性能を実現します。
●高断熱
  断熱材が柱・梁の外側にあるため、断熱材が切れ目無く連続します。
  コンセント・配管などで断熱材に穴をあける必要も無く、安定した高い断熱性を発揮します。
  外張り断熱では、壁内部ではなく、柱や梁の外側に断熱材があることが大きな違いです。
  この断熱材の位置の違いがバランスのとれた高性能を実現します。
●理想の外張り断熱を実現するネオマフォームの特性
@驚異の断熱性能
  最高レベルの熱伝導率を長期にわたって維持します。
  そのため、他の断熱材より薄く確かな施工を可能にします。
A火に強い
  プラスチック系断熱材としては、はじめて木造45分準耐火構造を取得しました。
  炎をあてると燃え広がらずに炭化します。
  主原料であるフェノール樹脂は熱分解温度が高く、また熱を加えると炭化することにより高い耐燃焼性能が
  あります。
  住宅の外張りに使用した場合、断熱性に加え、防火性という安心性能も得られます。
 ネオマフォーム
   表面は炭化するが裏面には達せず、発生ガスも少ない。
 他素材(硬質ウレタンフォーム)の場合
   素材は炎上溶解し、黒煙が大量に発生。裏面の合板に着火します。
B地球にやさしいゼロフロン発泡
  オゾン層破壊及び地球温暖化につながるフロン系ガスを一切使用しないグリーンガス(炭化水素系ガス)
  発泡です。