オレオレ詐欺にご用心!
ますます騙す口実が巧妙化して、被害が増えているオレオレ詐欺。自分はと思ってい
ても、泣き声に動転してつい騙されて、お金を騙し取られてしまうケースが後を絶ちま
せん。万が一そんな電話がきたときのために、騙されないために次のようなことを頭の
中に入れて、撃退しましょう。
○「オレだよ、オレ!」と言って、名前を名乗らず子供などを装ってきたら、わざと
自分の子供などと違う名前を使って、「○○かい?」と聞いて、嘘かどうかを確か
めましょう。
○被害者やその仲間という者が電話を変わったときは、相手の名前、会社名、電話番
号などを必ず聞きましょう。特に大事なのは、電話番号です。もし携帯電話の番号
しか教えないようなら、まず嘘と思って間違いないでしょう。会社ならちゃんとし
た電話があるはずです。
○警察官や救急車の隊員などと名乗るものが、お金を被害者の口座に振り込んでほし
いと言ったら、それは完全な嘘です。警察官や救急隊員は、絶対にそういうことは
しません。
○やはり嘘かどうかわからないときでも、すぐにお金を振り込みにいかないで、警察
に電話をして事故を確かめたり、相手の会社に電話をして、そういう人間がいるか
どうかなどを確かめましょう。
オレオレ詐欺だとわかったら、警察に連絡して、新たな被害者がでないようにお願い
しましょう。その時、相手の名前、電話番号や振込先の口座番号などを忘れないように
しましょう。
被害者は高齢の人たちとは限りません。撃退のポイントを電話のそばに置いておくよ
うにして、気をつけましょう。
遺言はあなたの財産管理です
遺言というと、自分の死を前提にした嫌なもの、縁起が悪いものという考え方がありま
したが、自分の財産をどのように使い、それを家族のものが争いあうこともなく継いでく
れるかを決める、大事な財産管理をする大きな役目をもっているものです。遺産分けは、
いったんこじれると身内の者同士だけに、深刻なものになってしまうことがよくありま
す。おさめようとしても、その時当人はいないのですから、それを予め防ぐために、法律
も遺言を優先させてくれます。
遺言には、普通の方式として1.本人がすべて自筆で書く自筆証書遺言 2.ワープロ
で書いたり他の人に書いてもらい、自分で署名をして封筒に封印をし、公証人と2人以上
の証人に自分の遺言書であることを認めてもらう秘密証書遺言 3.公証人に遺言書を公
正証書にしてもらう公正証書遺言があり、その他特別の方式として死亡危急者や、伝染病
隔離者、在船者船舶遭難時の遺言もあります。
公正証書遺言は公証人がつくるので心配はいりませんが、遺言書は、法律で決められた
一定の要式を満たした形で作らないと、無効になってしまいます。作成した日付もきちん
と入れておかないと、無効になります。また相続する人がもっている遺留分という権利を
侵害するような内容は、法律が遺言を優先してくれるといっても、有効なものにはなりま
せん。しかし、遺言は作り直すことも可能ですし、旧いものと新しいものがあるときは、
日付の新しいものが有効になります。また財産の分与など以外に、残された者に対する本
人の思いや、兄弟で仲良くやっていくようにというようなことを書いても、無効にはなり
ません。
相続について書くときは、相続させるのは配偶者(夫、妻)、子供、両親、兄弟だけ
で、その他の人たちには相続ではなく、遺贈という形になります。
自分が築き上げた財産を、どううまく残していくか、家族の人に対する後々までのあなたの思
いやり、そしてあなたの自己主張をしっかりとあらわしておくものとして、もう一度遺言
というものを考えてみましょう。