俺 VS ダチョウ

僕の実家に行った時です。オフクロが子ピン1号に
「あんた、動物好きなんでしょーが。ここの近くに
野鳥公園ってゆーとこあるから
行くといいわよ。」
って言ったら子ピン1号ノリノリで
「おう、
野鳥大スキだぞ。とーちゃん、行こうぜ。」
なんて言うもんで。
だもんで野鳥公園に行ったわけですよ。

望遠鏡持参で気合を
入れまくってみる。
薄ら笑いを浮かべると
変質者さながら。
2号も野鳥を眺めてる

のにだ。
1号はマジ切れで
「おいとーちゃん、
野鳥
なんてドコにもいねーぞ!!」
って。
こんなにたくさんいるのに??

と思ってよく聞いたら

ダチョウドコなんだよッッ!!」

って言ってらっしゃる!!!

驚いた!
こんなトコに
いるわけないでしょーが。
一生懸命
「ほーら、ダチョウだぞーッッ!!」
って言ってダチョウをイメージした
ポーズで追っかけまわしても、
ダチョウじゃねーじゃんって、
超シツコイ。

家に帰ってもずっと、
そして次の日まで
シツコク言うもんで、
次の休みにダチョウ牧場へ。

息子がシツコイからという
大義名分で、

実はお父ちゃんも嫌いじゃない、
というかむしろ来たかった。

なんとここはダチョウはもちろん
ウサギ、クジャク、ヤギ、鹿、馬、
いろんな動物がいるうえに
全ての檻の中に

自由に入れてしまうという
ステキすぎるところなのです。
しかしダチョウは実際
目の前に行くと、
とんでもなくでかくて

プレッシャーがすごいので、
さすがに子供たちは近寄れずに
オヤジ一人で大フィーバー。

超たのC。
ウサギがファンシー。
あれだけ大騒ぎした張本人の
1号は完全に動物にビビッて
餌を投げ入れるのみ。

へっぽこめ。

度胸のなさに軽くムカついたから
無理やり動物の檻に一緒に入れたら
パニックになって叫びながら逃亡。

探しに行ったら
自分が登れるであろう
一番高いところで
動物が来ないように
隠れていました。
2号大爆笑。
道中、コイツら二匹が
ずっとついてきて
餌のおこぼれを食ったり、
挙句の果てに持っている
バケツから餌を取って
逃げようとするので
2号マジ説教。カモに向かって
「こんなのがおいしいのかい?」
とか言いながら
自分でももぐもぐ食べ始める。


やめて。
7:3分けの馬が。

やけに人間じみていて
非常に気色悪い。
オヤジはダチョウにハマりまくり。
だんだん慣れてきたので
3年殺しッッ!!

だんだんと調子に乗る
悪いクセが出てきました。
ダチョウのポーズッッ!!
もういっちょー

ってやったら座ってたダチョウが

「クエェーッッ!!!」

って絶叫!!
翼を広げコーナーに追い詰められ、
ハト胸部分からくちばしから
全身を用いた
殴る蹴るの暴行を加えられる。
たまらずリングアウト。

その間嫁は、 ダンナが超攻撃
されているにもかかわらず、
そして親父が食われかけて
呆然とする子供たちをよそに、

「ブレる、ブレる」


と言いながら涙を流す大爆笑で
写真を撮り続けていやがった。
まだ超ニラんでらっしゃる。
まじまじと眺めると
この足は超ヤバイ。

動物を前に悪ふざけは
するもんじゃありません。
娘はカモに親父がダチョウに
襲われたと報告。


やめて。
最後に、ダチョウ肉が
食せるということで、
食らってきました。

「クセや臭みは一切ありません」

ときたもんだ!
・・・・ノーコメントで。

ちなみに、ちなみにですが、
ハンバーグはソコソコ
いけたのですが、
ソーセージは息子が食ったとたんに

「おいとーちゃん、
コレ食い物じゃないぞ。」

とデケー声出しました。

やめて。